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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウニンジンボク - デンパーク

2018-07-03 23:55:31 | みんなの花図鑑

シソ科の 西洋ニンジンボク は 涼しげだ。



花穂全体は こんな姿をしている。
シソ科の ミント が木になったようでもある。



もうすこし シベの様子を確かめたくて、
近づいてみる。
筒型の花冠が途中まで伸びていて、そこから 花弁が 反り返っている。



筒の中から 何本もの雄しべが長く伸びている。



ちょっと見、トウネズミモチの花に似ている気がするのだが、
実際は こうであるらしい ↓
「花はシソ科特有の唇形で、下唇は3裂しその中央の裂片が大きい。」
う~ん、もっと拡大しないと ダメだな、こりゃ (◞‸◟)



センリョウ - 本光寺(愛知・幸田)

2018-07-03 12:07:11 | みんなの花図鑑

センリョウの花?と思われる。

「これは奇妙な形態の花序であることがわかった。
この花は花被を持たず、1個の雌しべと
これにしがみついた1個の雄しべで
構成されているという、
あまりにも簡素な驚くべき個性の
持ち主であることがわかった。」

どうやら、黄緑色の玉が センリョウの 花(雌しべ)らしい。
すると、右上の 米粒状のものは なんだろう?



「めしべの背側に1本の雄しべが付着」
「雄しべは1個で分岐せず、子房の外壁にそって着いている」
とあるので、この米粒状のものが 雄しべ らしい。



「成熟果実には 柱頭部と雄しべの着生部が
2つの黒い点となって残る。」

引用は
平凡社の「日本の野生植物(木本)」に センリョウが掲載されていない理由
からです。大変参考になりました m(_ _)m

ヤブガラシ - 愛知県安城市

2018-07-03 11:34:37 | みんなの花図鑑

ヤブガラシの花は、花柱が伸びるころには、
雄しべと緑色の花被片が脱落しています。



花の底が平たくなっていて(花盤[floral disc])、
そこに 蜜がたまっています。



蜜の量は結構多く、花盤から
盛り上がった蜜があふれそうです。



オレンジ色の花盤は ピンク色に変わっていきます。



オレンジ色が最盛期、ピンク色は終期。



受粉した花は 緑の果実に、
緑の果実は やがて 黒い実になります。

トウネズミモチ - 安城産業文化公園デンパーク

2018-07-03 07:48:32 | みんなの花図鑑

葉を透かして見て、葉脈がくっきり見えるので、
ネズミモチでなく トウネズミモチ としました。



けれど、花だけ見て、区別することができません (T_T)



雄しべは 2本、花冠から外へ長く伸びています。
ネムノキ や ギンバイカ のように、
たくさんの雄しべが伸びて 虫を誘う花もあるが、
ネズミモチの仲間は 半分筒型の花冠が咲いて
木全体を真っ白にしている。
蜜は どこにあるのか?
花冠の奥だろうから、筒の径より大きい虫は
入れない?



上の写真と下の写真は スマホにマクロレンズつけて
撮ったものです。
やはり トウネズミモチの雄しべのほうが、
花冠から出ている長さが ネズミモチより長いようだ。



花の数も ネズミモチに比べて
トウネズミモチのほうが ずっと多く、
そのため 花が咲くと、木全体が 花で覆われる。