気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

フジバカマ 藤袴

2011-10-09 21:49:20 | 野山で


 フジバカマ キク科ヒヨドリバナ属 (2011.10.05東温市)


 ご存知秋の七草のひとつですが、花屋で園芸種は取り扱うものの、野生のものはあまりみかけません。ここは、人家と遠い場所なので、もしかしたら野生種かもしれません。とすると、絶滅危惧種。大切にしなくては。


 



 ヒヨドリバナ キク科ヒヨドリバナ属 (2011.09.24松山市)


 こちらはあちこちで見るヒヨドリバナ。この写真ではまだ咲いていませんが、花はよく似ています。葉の広さが違いますね。茎の下のほうの葉が、フジバカマは三裂します。鵯(ヒヨドリ)が鳴く頃に咲くのだとか。


 



 コガンピ ジンチョウゲ科ガンピ属 (2011.10.05東温市)


 小さいけれど、木です。ガンピ(雁皮)は、和紙の原料として有名ですが、その小さいものということで、小雁皮。でも、この木の皮は紙にはならないそうで、別名イヌガンピとも呼ばれます。イヌザンショ(犬山椒)とか、イヌゴマ(犬胡麻)とか、イヌタデ(犬蓼)とか、犬は似ていて非なるもの、役に立たないものに付ける接頭語になっているようです。怒れ、犬族!



 えっ?


 



 スズメウリ ウリ科スズメウリ属 (2011.10.05東温市)


 雀は小さいものによく付きますね。スズメノエンドウ(雀の豌豆)とか、スズメノナミダとか。あ、後者、植物じゃなかったです。


 


 


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