ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

ST2-HiFi ①

2016-02-29 01:11:55 | オーディオ
毎年そうなのだが年度末は多忙です。
オーディオ聴いていたいが時間の余裕がありません。
時間が取れたのでとりあえずセッティングを行ってみました。

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ST2-HIFIの裏面 説明書と違ってHDMI端子なんかが付いているが
モニタに接続しても映らなかった。
まあ IPADでリモート接続しているので関係ないが・・・
とりあえず接続する。

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とりあえず接続写真を撮ってみたが後で接続を変えています。
サブウーファーFW800を追加した2ウェイチャンデバとして設定してみました。
まず行ったのはFW800用のMINIDSPーPWRICE250のクロスオーバーの設定の変更

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いままでは50hzのローパスだけだったのをフラットに変更した。

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この状態からスタート
マイクをリスニングポイントにおいて高さを耳の位置にする。

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ウチの場合センターは床とラックに位置が書いてあるので大体合う
さくっと一回目をやってみる。

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このOPTIMIZERというメニューから入ると簡単セットアップが行える。
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サブウーファー側を低域としたStereoBASSManegement2.2を選択
ご丁寧にケーブルを接続する場所まで表示されている。
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前と同じようにFW800を50HZまで、メインシステムを40HZより上とした2ウェイとして構成 周波数を少しカブらせているが48dbという急カーブのため、気になったらいつでも変更できます。
ここで1回測定してみた。
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数分で測定値が現れる。
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100~500HZのゲインが高いですね。
これは昔(CONEQ)のイコライザーで調整を行っていたときのレベル
あれ?CONEQの測定時に大体ゲインをあわせていたのであっているはずなのだが?おかしいな?と思い確認してみると・・・
ボリウムが”-0db”になっていました。
コレじゃダメですね。触れやすい場所にあるので触っちゃったのね!
最近”ワンワン”すると思っていました。正規の位置”-6db”に変更をして再測定します。
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80~360HZの帯域(126)のMYTEKのゲインを下げる。
他の場所のゲインもちょいと触って測定を行った。
ま、最初なのでこんなものでしょう。
見事なまでにフラットになります。
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クロスオーバカーブもこんなものですかねぇ
ちょっとラップしています。

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フィルターの設定を変えるとこんな感じにもなります。イメージ 14

インパルスレスポンスもグラフで見れます。
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設定は多彩です。日本製のコンシューマ機では絶対にできません。
まさに”プロ用”そのままです。
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これはマイクとSP位置の距離関係 大体センターですね。
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エレベーションビュー いわゆる高さの関係ですね。
左側ユニットがちょっと下に向いている感じです。しかしマイクの位置も関係しているので厳密ではありません。

コレをリマッピングすると・・・
”ド センタ-”で聴いているというわけになるのですよ・・・
(写真は次回あげます)
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数値でも出ます。
まさに”理詰め”です。
キモは”マイクの設置”ですね。いかに正確にリスニングポイントの中心にマイクを正確に置くかがポイントです。(マイクの特性がいい加減ならば仕方がありませんが・・・)
そうでないと値もいい加減になってしまいます。

というわけで設定をして音を出してみましたが

自然です・・・


まあ、小さい音まで聴き取れること!
自分は今まで大音量派でしたが、ものすごい小音量でもちゃんと再生されます。
最近じゃじゃおさんがハマっているヘッドホンサウンドに近いモノがあるかも知れません。


自分のシステムにはMonitoringが合いました。
この機械は遊べます!
当分楽しめそうです。
続く・・・


おフランス製の毒キノコ中毒に・・・

2016-02-21 19:17:31 | オーディオ
去年のメグのイベントで聴いて以来気になっていたのですがY山さんのアメジストの購入&自宅デモにより我慢できなくなり、テクニカルブレーンを後に回して購入の運びとなりました。


おフランス製の高級毒きのこ(トリュフ?)の魅力に負けてしまいました。





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何回も測定するのでマイクも同時に入手

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取り説は100ページ近くもある立派なもの

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とりあえずセットして見ます。

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次にマイクのセットをおこなう

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コンデンサーマイクの先端がちゃんと軸に納まっていないような気がする
(斜めに入っている・・・ボンドと一緒に適当に突っ込んでぎゅ~ マイクの線が触っているが関係ないね~無理やりいれちゃえぃ! ・・・見たいな感じ) でもちゃんとコレも設計に入っているのだろう。とりあえずイイヤ!

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マイクスタンドに取り付けリスニングポイントにセットする。
あとはマニュアルに従い、ipadにソフトのインストール及びネットワークの設定などを進めていく。面倒くさいです。簡単ではありません。

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自分の場合はまずIpadにMocha VNC Liteというソフトウエアを入れるのですがデモのときに行ったST2 HIFIの設定が内部に残っていてその設定で起動してもいつまでも接続できないという問題が発生しました。
このST2-562という部分が個別のIDです。
この562が製造番号でデモのときの製造番号と違っていたために接続できません。(デモのときはST2-xxx)⇒デモのデーターを削除して新しく作成で解決(15分も悩みました。マニュアルにはそういう細かいことは書いていません) ま、そういうこともあるでしょう。

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ここで接続パスワードを入れるとこんな感じでメニュー画面が出てきます。
さあこれから測定開始だ!


もう音は出ていますが書くのはまた後日。
イヤ設定は大変だ~!




ナベヤキⅢとポタ研とY本さん宅

2016-02-20 18:17:08 | オーディオ
先週、じゃじゃおさんがブログアップしていますが良いスナップ写真があったので自分流にアップしておきます。
朝11:00開場なので少し早めに原宿に降り立ち竹下通りを散策する。

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地方のほうからいらっしゃったJKやJCがたくさん楽しそうにしていらっしゃいます。
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明治通りを越えたあたりでもこの出足、さすが原宿 この辺は靴屋が集まっているみたいで抽選待ちの列があちこちで並んでいます。
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こちらの列は本日目的の列です。他の列と違い、妙齢の方々の集合です。
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もちろんこんな早くから並んでいる方も少なくてT中さんと自分は一番最初に入れていただきました。
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席が決まっているのでそんなに早くから行かなくて良いのに・・・
コレは性格ですね。
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内部は満員のぎゅうぎゅうパンパン 
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お目当ての中塚さんのノリノリの演奏を楽しむことができました。
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アルコール呑み放題だったので昼間からベロベロに鳴るまで呑み、その足で中野サンプラザの”ポタ研”に向かいます。
(酔っ払ってカラダが重くて仕方がありません・・・)
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いいですねこの雰囲気 宴会場を借り切ってやるという感じですか・・・
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内部は若いニイちゃんの熱気でぎゅうぎゅうパンパン!
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評論家の林さんじゃじゃおさんの目がマジになってきました。
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林さんは真空管ヘッドホンアンプが気になったみたいで真剣に聴きこんでいます。
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う~む 良い音だ・・・
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そんなこっちゃで若者パワーに圧倒された後、Y本さん宅に向かいます。
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じゃじゃおさんのチューンが入っているので音の傾向はじゃじゃおさん邸と似ています。いわゆるヘッドホーンの音チューニングで
音が立ちます
以前 お伺いしたときとは音が変化しました。
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JOBのアンプ 良い音しますね。

ここで”よしよし 私が・・・”とカイザーチューンが入ります。
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あと 5ミリ動かすと良いですよ・・・と力説する。
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じゃじゃお&カイザーチューンを得て Y本さんの音は更に高い領域に達しました。イヤ みなさまやっていますねぇ~

そのあとは近所のおいしいソバ屋で舌鼓を打ち幸福な気分で帰宅しました。ここでも結構酒を呑んだので良い気持ち

ウチに帰宅してアンプの電源を入れ、自分の音を確認しました。
コレをやらないと自分の進んでいる方向性が良いか悪いかわからなくなるので再確認のためにいつもやります。

そんな感じで充実した休みでした。


凄いアイテムよりスゴいことが・・・

2016-02-19 21:51:01 | オーディオ
続きです・・・
ナスペックの水次さんが持ち込んだ凄いアイテムとノイズアナライザ
nazo_otokoさん邸に持ち込み効果のほどを確かめましょう。ということになり夜も遅くにお邪魔しました。

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ここのお宅は電源にもかなり気を使っていて、いわゆる”マイ柱”まであり、宅内引き込みをしている。
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信号系(いわゆる前段)にはEVO3 SIGMAS
パワー系(パワーアンプ)にはEVO3 TITAN
をいれてみた。
測定値は写真を撮らなかったが予想とおりに専用電源系は値が低く
それ以外のコンセントは結構ノイズが乗っている状態でありました。
出てきた音もISOTEKをかませると力強くなって上品になる。
ただ専用コンセント(マイ柱)の方は元が良いのでユーザーの好みの問題でISOTEKをいれても入れなくてもよさそう。

それよりもっと驚愕したことがありました。
それは・・・
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コレですょ!

イヤ~ これには驚きました。
Apogee DIVAです。
このスピーカーはnazo_okokoスペシャルで少々手を入れてあるようですが音が部屋の中に広がり、壁全体(スピーカーじゃないよ!)に広がって鳴ります。壁のいろいろな部分から音が出現する感じです。
超立体です!3次元的に広がります。


壁全体の巨大な平面バッフルのようです。
低音も出ないと思っていましたがそんなことありません。
芳醇に上品に鳴ります。
とても心地良い気分にさせてくれます。

Apogeeというと以前(30年位前か?)にカリパーというシステムを聴いた事がありますがそのときはいくらパワーをぶっこんでもへらへらの音で、低音でなくて、また超低インピーダンスのためにパワーアンプがチンチンになった思い出しかありませんでした。ところがドッコイ このDIVAの音はスゴいです!

nazo_okokoさんがゾッコンの理由がわかりました。
コレは惚れるワ!・・・

比較対象として聴かせていただいたフルエグザクト化したノーチラスでもユニットから音が聴こえてしまい興ざめです。

そういえばこの広い空間からスピーカーを感じさせない立体感を味わったのは去年お伺いした某ザ・ソナスのお宅だったかな?
良い音聴かせていただきました。

ということでメシを食べようということで”お好み”を食べに連れて行っていただきました。
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自分も一枚焼かせていただいたのですがうまく返せず。キタなくなってしまいきれいに焼けませんでした。
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nazo_okokoスペシャル 野菜タップリやきそばを堪能させていただきました。当日は自分は運転手でないのでビールも呑んじゃいました。

ということで店に9時近くまでいて
Y山さん邸に先日不足していた残りを届けるというので同行しました。
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開封の儀 Y山さんがうれしそうな顔をしています。
そりゃ うれしいですよねぇ~
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おお かっちょいい
ということで夜も遅くなったので小音量で・・・・
ではなくて防音室なのでいつもと同じ音量で聴かせていただきました。
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帰りは水次さんに送っていただいて 
午前様でした・・・
疲れましたが充実したオーディオ三昧の一日でした。

帰り道、高橋さんから例のブツが入荷したということで受け取って帰りました。
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次は コレでいきます・・・


凄いアイテムを自宅で・・・

2016-02-14 11:55:00 | オーディオ
先日の”凄い効果のアイテム”に驚いていたらナスペックの水次さんから
”自宅でも確認してみません?”と、うれしい連絡があった。
NO!のわけなく、もちろんYES!の返信をしたところその週末に持ってきていただいた。
こちらも以前購入し、使用していない電源があったので比較参考までに用意して待つ。なぜ使用していないかは後述します。

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アキュフェーズPS-500 昔の電源だがまだ使えるでしょう・・・
INPUT歪みのメーターを表示させてみる。

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4%強くらい 結構歪んでいるのね!
さて水次さんに持ってきていただいたのは

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先週のY山邸でダニエルヘルツのパワーアンプをドライブしていた。
EVO3 TITAN( http://naspecaudio.com/isotek/evo3-titan/ )
早速セットしてノイズ値の測定を行う。

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黒い箱はPS500より一回り小さい 重さも半分くらいか?
まずはうちに来ている商用電源のノイズ値

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値は”445” ま、こんなものでしょう。駅前なので通常は”MAX”まで行ってしまうことが多いのだが優秀です・・・と水次さんのコメント ちょっとウレシイ・・・   
ギャ~ノイズは聞こえるがAMラジオの音は聞こえない。
次はTITANの値

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想定とおりと言っちゃ悪いがやっぱり”000”と優秀な値
000なのでノイズ音も聞こえない。
ぢゃ PS500はどうなんだろうというということで測ってみる。クリーン電源なのでヤッパリ”000”なのかな?

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と・・・思って測ったが違いました。
なんと”100”もの値が表示されています。
値は固体誤差もあるとあると思うので仕方が無いとしても”ノイズの音”に特徴がありました。”ザー”という音の中に”キーン”というインバーターから発振されているような音が聞こえたことです。
こりゃPS500の内部に何か原因があるな?と思わず想像してしまいます。


ということでこれからは本題の音の比較です。
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水次さんにも冷静に聴いていただきます。
はさむのはパワーアンプは数が多すぎるのでOPP0 HA-1とApogee symphony I/O ADCの2つの電源とします。


電源装置なし
力強い。ぐいぐいと押してボリウムがあがったような感じ。
しかしちょっと荒く、ダンゴになる部分もある。でもイケイケノリノリで自分は好きです。


PS500
平たい。ノイズレベル下がっていろいろな音が聴こえて来る様になる。
エコー成分や奥行き感は良く出る。
しかし力がないために抑揚に欠ける。⇒どのようなソースを聴いても何か面白くない。機械で作った蒸留水のような音?
自分は前に出てこない音は嫌いなのでPS500をはずした理由です。


EVO3 TITAN
とても力強い。しかも上品・・・
アキュフェーズの良いところ+力強さかな・・・
機械で作った蒸留水でなくてミネラルをたっぷり含んだ名水!という感じ


以下の棒線をアンプ前面とすると 


TITANとPS500は空間感があり、音像が上に持ち上がり立体的になる



PS500は音が前に出てこない。
TITANは結構前に押してくる。
電源なしはもっと前にしゃしゃり出てくる。


というのが簡単な感想。
ということでTITANはかなり効果があるということがわかった。特にノイズレベルが下がりいろいろな音が聴こえて来るという現象はタマりません。
難点は60万円という高価な金額ですね。
でもとても欲しくなりました。
すぐは購入できませんがそのうちいっちゃうかもしれません・・・


オマケ
せっかく2台もあるのでスタックしたらどんな音になるのかという素朴な疑問も湧いてきたのでやってみました。

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こんな感じでシリーズに接続してみる。
面白いのは電源⇒TITAN⇒PS500でもノイズ値が出るので(値は半分 ”キーン”という音が確認できます。)これでPS500が内部でノイズ源を持っていることがわかります。

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さて音の比較ですがコレは面白い結果が出ました。


AC電源⇒TITAN⇒PS500
ノイズ値は”045” ”キーン”という発振音
一聴してPS500 アキュフェーズの音です。
TITANでノイズを削減したので余計にわかります。
30秒でヤメました。


AC電源⇒PS500⇒TITAN
ノイズ値は”000” 音もありません。
非常にクリヤ- 音が力強くなって凄みが出てきました。
ボーカルの息継ぎの音がはっきりと聴こえます。
S/Nは非常に良いために何でも聴こえます。リアルです。
すばらしいです。今回一番良かった。


このスタックの音を聴いたら猛烈に欲しくなってしまいました!




さて自分ちでたっぷり聴かせて頂いたあと、その電源もってnazo_otoko邸にお伺いしました。


続きは後で書きます。