ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

ルビジウムとGPSクロック

2017-05-07 18:10:21 | オーディオ
GWの休みは今日で終わりです。明日から仕事です。
長い休みだったのですがあっという間に過ぎ去りました。
まあやりたいことは行ったので良しとしましょう。 


GPSユニットも暖まりましたので本日はクロックの聴き比べを行います。
まずはチェック環境から
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クロック BrainstormDCD-8には10Mhz入力が2系統 
Antelopeaudio OCXには1系統ついています。
DCD-8は様々な入力クロックソースを切り替えられる便利な機械ですのでこれを切り替えて比較します。
またソースのリクロック機能がついているのでクロックの効果の程を確かめるのにもってつけです。
ソースはoppo BDP-95のS/PDIFから44.1khzを使用します。
DACにはST2-HIFIの補正を切って使用しました。
なぜSonica DACやMYTEKを使用しなかったかというと自分の好みの色なのでそちらの音が聞こえてしまうからです。
よって今回はニュートラルなST2-HIFIの補正を切って、DACとして使用してみました。
HPAは無いのでApogee、Symphony I/O 
HPは定番のMDR-CD900STです。
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ルビジウムユニット5年以上前に購入 電源は移動時以外切らないで入れっぱなし。
当初エソテリックのG-0Rbの中古を考えたのだが、もしよくなかったら懐に被害甚大なので手ごろな価格の物を探していました。
結果大正解で効果絶大です。そのあといろいろなルビジウムユニットが発売されましたね。現在特に不満はないのでそのまま使用しています。
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今回台湾から購入したgpsdo LOCKはしているのですがGPS補足数が頻繁に変わるのでアンテナの設置位置の変更が必要と感じます。(現在は軒先です)もっと高いところに上げなきゃダメかな?
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今回チェックしたクロック 真ん中のベリンガー(DEQとSRC)は遊び用です。でもあると結構便利です。
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ソースとアウトプット ニュートラルな機器です。
後は自分の耳ですがこれが一番危険です。
でもこれしかないので信用するしかありません。


DCD-8は非常に多彩な機能を有しています。
これはGPSにロックしている状態です。
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これはソースのoppoのS/PDIFのロックしている状態
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これはDCD-8の内部クロックにロックしている状態です。
更に面白い機能があります。
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クロックの位相状態が確認できます。
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さすがGPS・ルビジウムとも0度から動きません。
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oppoからのS/PDIFは安定せず、位相がうごっきぱなしです。
エラー表示ランプもついちゃいます。


という事でチェックをしてみます。
ソースはいつものナンノちゃんのジェラートのリッピング44.1Khz”春景色”です。これを各クロックでリクロックさせて音を叩き直してヘッドフォンにて比較してみました。


結果(あくまでも自分の駄耳評価です)
①S/PDIF音像がたまにフワフワしてビシッとセンターに来ない。レンジが狭い感じ、糞詰まった感


internal:音像はセンターに来る。レンジが狭い感じ・糞詰まった感は   上と同じ、でも聴きやすい。


③wclk1(gps):切り替えた瞬間、音場が上にふわっと広がり、いきなり静かになる。空間感というかなんというかハイエンド?な感じ、口がちいちゃくなり、声も急にかわいくなる。広い空間の中にポッと浮かぶという感じですかねぇ 爽やかな感じ。


④wclk1(ルビジウム):と同じ ただこちらのほうが更に繊細な感じ


という簡単な自分の感想なのですが、自分はどの番号を取るかというと①②は問題外、となると③④の比較なのですが、③のほうがグッと力強です。


よって力強い音が好きな自分は③(GPS)を取ります。


クロックをただ単にオンしただけじゃダメです。
ルビジウムなりGPSのアトミッククロックが必ず必要という事が分かりました。


という事でGPSをもっと安定させたら更に良くなるんじゃないかな?
よし、今度の休みはアンテナをもっと高く持ち上げてみるかな・・・