手術は部分麻酔で行ったので手術中の出来事はほぼ覚えています。入念な消毒の後胸の上にメスを入れ、『これからポケットを作ります』と言いながら胸の部分を何か行っている。ポケットを作るってことはペースメーカー本体の入れ場所を確保するってこと?つまり体の一部を削ってスペースを作るって事だよなあ。しばらくすると痛みが走って『痛いですと』言うと、主治医が『大分深くなってきましたからね』と言いながら追加の麻酔を打つ。『やっぱ肉削ってるんだ!』痛くは無いけど具合が悪くなってくる。ポケットが出来ると今度はリードを挿入する。このリードは心臓の動きを感知したり信号を伝えるコードの様なものなんですけど、左胸の静脈から挿入にして心臓の心室・心房に固定するものらしいです。1本目、挿入するリードの形式や長さを主治医が声に出しながら開始する、モニターを見ながら作業しているらしく『どお?この辺で良いと』とか信号の伝わり具合を確認しながら『良いね、最高の位置だね』と言いながら手術を進めている。確認の意味も有るのだろうけど患者が聞いていて安心させる効果も考慮しているんだろうなと思った。2本目のリードを挿入して本体と接続した後信号の伝わり具合を確認すると、どうやら1本の伝わり具合が良くないらしい。自分も主治医と技師の会話を聞いていて片方だけ数値が半分位だなと判るので『どうするんだろう?ま、良いか何て言われたらどうしよう』と思っていたら、『やり直しましょう』と言って定着位置を変える作業を始めたので正直ほっとする。リードの定着位置が決まったら、リードの長さを決めるらしく深呼吸を何度かさせられる。こちらも意識ははっきりしているので、仮に自転車に乗った時を仮定して群馬の心臓破りの坂を想定して思いっきり吸い込む。(激しい呼吸の時リードが心臓から抜けてしまったら困るので)すると主治医も『そうだよな運動するんだよな』と言いながら長さを調整している模様。長さが決まったら後は本体をポケットに挿入して縫合する。自分的にはあっという間の手術だったが2時間弱掛かっており、外で待っている家族には長かった様でした。
手術直後は左胸の違和感は半端じゃなく、今までのように体を動かせないんじゃないかと不安になったが、約二週間経った現在左腕の可動範囲は大分広くなりました。どうせ自転車に乗れないのだからこの際オーバーホールでもしておくかと午後からお店に自転車を持って行く、ついでに体が鈍らないようにウォーキングでもしておこうかなと歩き始める。歩く程度では全然負荷がかからないので何だかんだで2時間半くらい歩いたが全く疲れを感じず。しかし無理は出来ません、リードが心臓に完全に癒着するまでは3~5カ月かかるらしいので。しばらくは低負荷で長時間これしか有りません(涙)。
手術直後は左胸の違和感は半端じゃなく、今までのように体を動かせないんじゃないかと不安になったが、約二週間経った現在左腕の可動範囲は大分広くなりました。どうせ自転車に乗れないのだからこの際オーバーホールでもしておくかと午後からお店に自転車を持って行く、ついでに体が鈍らないようにウォーキングでもしておこうかなと歩き始める。歩く程度では全然負荷がかからないので何だかんだで2時間半くらい歩いたが全く疲れを感じず。しかし無理は出来ません、リードが心臓に完全に癒着するまでは3~5カ月かかるらしいので。しばらくは低負荷で長時間これしか有りません(涙)。