起業率は経済活性のバロメーターともいわれる。
残念ながら日本の起業率は世界でも大変低い。
マインドもそうだが、起業を後押しする制度や環境がないのも大きい。
現在取り組んでいる起業塾。社内起業を通じ成長させてもらった経験を活かし
日本の起業率UPのために企業内の起業や新規事業開発へのマインドUPとスキルUPを目的に取り組んでいる。
本来の社内起業とは親会社の信頼・知名度・ネットワーク・資金活用できるので、これは大メリットだ。
私もこの部分はDNPに大変感謝している。これらがあっての現在であることは間違いない。
一方で実際に大会社の仕組みで、社内起業を続けることは本当に難儀な事で
はじめたばかりの野球を東京ドームでプロの審判を使い、しかも評論家の前で行うようなものだ。
制約や障害だらけで成果を残しても(小さいと)評価もされず待遇も?、結局一番の敵は○会社だったりする。
まあ鬼っ子扱いだ。故に成功事例はとても少ないのが現実だ。
きっと私も冒険や大きな投資などしてすこしでも失敗したら潰れていた。
だから親会社を頼りにせず外部に目を向け外部評価を得ることで存在感を示し
小さくても手堅い成長を19年続けることで口出しされないようにした。
実際それしか会社・社員を守る方法はなかった。
様々な障害や弊害に足を引っ張られる中でモチベーションを保つことに本当に苦労した。
それでもやってこれたのはついてきてくれた社員がいたからだ。また結果を残すことで交渉し頑張るメリットもでてきた。
自分はこの起業で本当に成長できメリットもあったと思えるから、みんなにもチャレンジしてもらいたいと言い続けてきた。
だからこそ、その後押しとなる起業塾では自分が悩まされた「事業とは関係ない無駄な苦労」だけはさせずに成功率をあげたい。
これからの道も険しいのは覚悟している。だけど自分の信念で必ず乗り越えてみせたい。
そして少しでも日本の起業率を上げて社会に貢献したいと考えている。