ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 鬼平犯科帳 」「 くるねこ4 」「 ふしだらな灰かぶり達 2 」ほか

2021-01-17 23:57:56 | 
元居酒屋ママに借りた本です。
年末に、「 もう、旅行に行かないからあげるわ 」と、旅の本もたくさん持ってきてくれましたが、私はもともと出かけないので、本を読んで楽しむことにします。

「 鬼平犯科帳・私怨 」「 藤枝梅安・梅安因果雪 」「 時代劇ベスト・江戸の心意気 」 さいとう たかを他

                        
~~~~ネタバレ~~~~
「 私怨 」は、寄場上がりの者たちが、次々襲われて殺される。
飢饉で両親を亡し、かっぱらいをするより生きるすべがなかった三平が、寄場で指物仕事を覚え、ようやくまっとうに暮らし始めた矢先殺される。
三平をよく覚えていた鬼平は、不憫に思い捜査を始める。その後も、次々と寄場上がりが殺されていく。
公儀が人足寄場の施設を造り、咎人の社会復帰に手を貸すなど言語道断と感じる武士の仕業と分かる。

現代でも言えるのは、何人も殺したり、傷つけたり騙したりした人はもちろん、罪を反省せず、出所しても再犯する人は厳しく罰せなければと思います。
若気の至りや、気の迷いで小さな罪を犯したけれど、充分反省して改心して罪を償った人には更生させて社会復帰をさせてあげたい。
ただ、少年法で守られ、大人顔負けの犯罪を犯しておきながら、名前も出ず数年で出てくると、また同じように罪を犯す少年たちには遺族はたまらないと思いますが。

「 梅安因果雪 」は、女仕掛人おれん。 体を張って仕掛けをすることもあり、殺した男の子を身ごもり、子供を産んで仕事を休んで子育てをする。なんと因果なこと。

「 BEST SELECTION 2 ふしだらな灰かぶり達 」 柴門ふみ  「ショート・プログラム ガールズタイプ 」 あだち充

               

古本屋さんの80円コーナーで見つけました。
柴門さんの漫画は初めてです。 トレンディードラマが流行っている頃は観ていなかったので、その頃のドラマは全く知りませんでした。
最近、たまたま「 恋する母たち 」を見ていたので原作者が柴門ふみさんと知り読んでみることに。 

あだち充さんの作品は、「 タッチ 」から数冊読んでいます。登場人物が可愛くて、読みやすい。
スポーツ物は余り好きでないけれど、彼の野球漫画は好きでした。

「 くるねこ 4 」 くるねこ大和  「 うそつきな唇 」 一条ゆかり

                

くるねこ大和さんは、ブログで時々読んでいました。
猫あるあるが面白いです。 うちの子たちも同じようなことをします。猫好きには分かるわ~です。

一条さんは昔何冊か読みました。一時、女性漫画にはまっていて、古本屋さんで、いろいろな作家さんの本を山ほど買って読んでいました。
当時は一冊数百円でしたが、80円でこのクオリティは申し訳ないような気がします。
また、80円・100円コーナーを物色してきましょう。


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