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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 風の大地 」1~46巻 作・坂田信弘  画・かざま鋭二

2022-07-05 02:15:22 | 

       「 風の大地 」1~46巻  作・坂田信弘   画・かざま鋭二

             

元居酒屋ママが「 これ、ゴルフの本で面白いから読んでみ 」と、持ってきてくれました。
ゴルフも昨年は脚の手術をして10月に1回行けただけで、今年はまだ行けていませんが、それまでは毎月コンペに行っていました。もう一度行きたいな。
46冊あって、やっと読み終わりました。
まだ話が途中なので、調べてみると、ビッグコミックオリジナルに1990年から連載開始で、83巻まで既刊されています。
30年間休載なしだったのが、今年の6月に作者病気の為休載されていました。お二人共75歳だそうです。凄いな~。
本当に面白くて引き込まれて1日数冊づつ読みましたが、ママの妹さん、続きは買っているのかな。読みたいので、聞いてみなければ。
実在の栃木県の鹿沼カントリー倶楽部がモデルだそうです。
~~~~~~ネタバレあり
主人公の沖田圭介は、家庭の事情から京都大学を中退し、24歳の時に鹿沼カントリー俱楽部の研修生として所属。
わずか1年で、プロテスト合格。アジアサーキットのタイオープンで初優勝。アジアサーキットで4位、全英オープン2位。
今も46巻で戦いの最中です。
~~~~~~
性格が良く、練習熱心で真面目。小針春芳さんを師匠に、先輩研修生にも可愛がられ、鹿沼のオーナや従業員からも応援され大事にされます。
4巻を読んでいると、宇賀神さんが肝臓がんで亡くなります。
宇賀神さんは以前は研修生でしたが、25歳でプロ入りをあきらめ、鹿沼の厨房で料理人をしています。
新入りの沖田を可愛がり、色々助言をしてくれ励まし、応援してくれていました。奥さんと子供のさやかちゃん、そして奥さんのお腹には第2子が。
そんな時、病魔に侵され36歳で亡くなってしまいます。漫画だとわかっているのに涙涙。息子が怪訝そうな面持ちで「 どうしたん? 」
運命を恨みましたが、その後も、色々な場面で回想として出てきて沖田を導きます。

キャディにも恵まれ、フィリピンのチッタ、リリィ・マクガン、グレゴリー・オースティン、ガンディ、そして今は、オールド・ジョーと共に戦っている。
リリィが少年を助け事故で亡くなった時も、また泣きました。
毎回、ライバルが現れ、戦いは続きます。 実在のプロも参戦。杉原輝雄プロは懐かしかったです。

20年ほど前にこの本を読んでいたら、私ももう少し真面目に練習をしていたかもと反省しています。
風はアゲンストとフォローはわかるけれど、プロはボールの高さによる変化や距離による場所の微妙な風も計算している。
グリーンも、大まかに傾斜と下りと登りや芝目を見るけれど、プロの目はすごいことが分かりました。素人は、だからツーパットなら上出来、ああ、また転がり落ちたなんて。

恋人の物部麗子さんとのことや、これからの試合の事や、事故で負傷した足の傷も気になります。続きが読みたいです。

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       ありがとうございます  

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