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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 交渉人 」  五十嵐 貴久

2018-07-28 00:25:27 | 
      「 交渉人 」  五十嵐 貴久 

         

物々交換で貰ってきた本。 初めての作家さんですが、警察小説大好きで、題名が「 交渉人 」なら立てこもりだなと内容が予想でき、貰ってきました。

数日前から夜寝ていると膝が痛み、朝、犬の散歩に出ると歩くのが辛い。
8月に、前から一度行きたかった橋本カントリーにお誘いを受けているので、『 早く治さないと 』と、1年ぶりに整形外科に行ってきました。
総合病院は超満員で、受付をして2時間半待ちました。 クーラーの入った待合で、待ち時間も苦にならず、たっぷり本を読めました。
レントゲンを撮り、去年のと比べ、少し変形が進んでいるので、プールや体操で筋肉をつけるのを続けるようにと言われ、湿布を貰って帰りました。
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三人組のコンビニ強盗が、逃げる途中、総合病院に逃げ込み、人質をとって立て籠もった。 人質は、医者、看護師、入院患者など50人。
警視庁は、500人体制で病院を取り囲み、犯人との交渉を、特殊捜査班に一任する。
今回の交渉人はFBIの研修を受け、これまで素晴らしい実績を残している警視庁警備課特殊捜査班の石田修平警視正。
石田が到着するまで、彼の研修を受けた教え子、遠野麻衣子が犯人と交渉することに。
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読みやすく、展開がスピーディーなので、どんどんページが進みます。
昔の立て籠もり事件では、マイクで「 出てきなさい! お母さんもここに来ているぞ 」と、やっていましたが、現在のプロのネゴシエイターのやり方がよくわかりました。
解決したように思われた事件が、4章の真実で、思わぬ展開に。
総合病院の待合室で、病院の医療過誤や医師の怠慢、看護師のミスの本を読んでいるのもどうかと思いながら読んでいました。

作者の五十嵐貴久さんは1作目「 リカ 」ではストーカーを、次作では「 安政五年の大脱走 」で時代劇を、「 1985年の奇跡 」では高校球児の物語と、多彩な作家さんだそうです。
機会があれば、1作目から読んでみたいです。出会い系サイトで知り合った女性が、次第にとんでもない怪物に変貌していく恐怖を描いたスリラー。 怖そう。



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