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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 謎の転倒犬 」  柴田よしき

2018-05-28 22:11:44 | 
    「  謎の転倒犬  」   柴田 よしき

        

柴田さんの本は未読を見つけると買うことにしています。 
多ジャンルの本を書かれるので、毎回読むたびに楽しみです。
今回は、ミステリ連作集。 本の題名からして、どんな内容か興味がそそられます。
あとがきに、雑誌に掲載されていたのを本にまとめたと書いているので、石狩君はまだ活躍しているのかな。
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就職が決まらない主人公の石狩君は、深夜のバイト終わりに、偶然、厚化粧の女性と知り合い過去を言い当てられる。
彼女は連日行列のできるカリスマ占い師の摩耶優麗で、それがきっかけで( 株 )魔泉洞に就職することに。
石狩は、北海道だから同じ平野だと、トカチと呼ばれ、オネエ言葉を話す経理部長のウサギちゃんこと宇佐美義一郎の助手になる。
いろいろの問題が起こるが、摩耶優麗( ユーレ )の占い?( 推理 )で解決していく。
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往年の名作ミステリのタイトルのパロディだそうで、道理で聞いたことがあるような。 内容は関係なしです。
「 時をかける熟女 」「 まぼろしのパンフレッド 」「 謎の転倒犬 」「 狙われた学割 」「 七セットふたたび 」の5作品。

水晶玉で過去を覗いてきたと言いながら、次々と推理で謎を解くユーレと、謎のオネエ言葉のやり手の経理部長。
マスコミ志望で新聞社とか出版社に就職したいのに、当分、魔泉洞から抜け出せないトカチ君。

それぞれ個性的な登場人物ばかりで、面白く読めました。

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       ありがとうございます。
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