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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

桃色東京塔 ・ 星間商事株式会社社史編纂室

2013-08-20 22:18:16 | 
 
 桃色東京塔  柴田よしき  

  

 
 警察小説 8編の連作
 警視庁捜査一課の 黒田岳彦 。 出世コースを歩んでいたが、
 ある事件の失敗で、 出世の道を閉ざされる。
 過疎の村に、ほとんど立ち寄る確率の低い犯人の張り込みに出され、
 そこで、警察官の夫を職務中に亡くした 小泉日菜子捜査係長と知り合う。
 いくつかの事件を通して仕事にもふたりの関係にも変化が、、、。
 

 星間商事株式会社社史編纂室  三浦しをん 

 
 

 
 星間商事の創立60周年のお祝いに、社長の肝いりで社史を編纂することになった。編纂室には、
 それぞれに諸事情のある五人、川田幸代、みっこちゃん、本間課長、矢田信平、幽霊部長が選ばれる。

 
 会社も社員もやる気のなさに、なかなか進まない中、会社の暗部と言うべき「高度経済成長の穴」に
 行き当たり調べていくうちに、「サリメリの女神」の真相にたどり着く。
 はたして、社史は完成するのか?

 
 幸代の恋人洋平とのことや、趣味の同人誌「月間企画」の編集と仲間の事など、
 ちょっと真面目で、ちょっとコミカルな展開。
 次は、「舟を編む」を、買って来よう。

  
 
 
 
 
コメント
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