アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

五十嵐 純米直汲み、菱湖 純米ドライ

2022-12-16 03:00:00 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
 隣駅の久米川駅には「なんでも酒やカクヤス」久米川店の他に、個人の酒屋さんがあり、なかなかのこだわりの品揃えで気に入っています。

 そこへ新たに個人の酒屋さんができ、実はできてから3年くらい経つんですが、そこの看板商品が「菱湖」でして、ずっと気になってました。

 そこで先月、11月30日に、思い切って店に入って2本買ってきました。

 それをご紹介。まずは写真を再掲(この記事の見出し画像に同じ)。


 
 左が「五十嵐 純米直汲み」720mlで税込1400円、右が「菱湖 純米ドライ」720mlで税込1300円。

 お目当ては右の「菱湖」でした。というのも、私のように将棋を趣味にしている人なら気になって仕方ない名前。だってあなた、将棋の駒の書体に「菱湖」ってのがあるんだもの。

 店主に何か関係があるのかと聞くと、やっぱり多少関係があるらしい。何かそういう話を聞いたことがあるらしいが、どうやら店主は将棋には興味がなさそうで、詳しくは知らない模様。

 この店、水新酒店は、店主が気に入ったものしか置かない店らしく、その看板が「菱湖」。でもいろんな種類があってよくわからない。

 そこで店主に、自分は純米大吟醸が好きじゃないんだけど、と言うと、この「菱湖 純米ドライ」を薦められ、そしてせっかくなのでもう1本、お薦めはということで「五十嵐 純米直汲み」を買った次第。

 早速、家で飲んでみてびっくり。最初に「菱湖」を飲んだんですが、舌がぴりぴり。あれっ? これって炭酸が入っているのか、いやそんなはずはない。でもぴりぴりする。

 そして2、3日後、今度は「五十嵐」を飲んでみると、また舌がぴりぴり。炭酸入ってない? おかしいな、ということで瓶をよく見てみると「発酵成分由来の炭酸ガスが入っている」と書いてあり、納得。そして安堵。私の舌がおかしかったわけじゃない。

 これで「五十嵐」は納得しましたが、「菱湖」の瓶には「発酵成分由来の炭酸ガスが入っている」とは書いてないんだけど、これいかに。謎は残ったまま。

 さて炭酸はさておき、その味はというと「菱湖」はかなり甘いですが、飲み口はさらりとして、口の中がべたつかない。「純米ドライ」とは言い得て妙。

 一方、「五十嵐」ですが、こちらは果物の梨の味わい。甘いですが「菱湖」ほどじゃないかな。こちらもすっきりしています。

 両者ともかなり甘いので、人によっては甘ったるく感じるので、辛口が好きな人には向いてません。かく言う私もちょっと甘すぎるかなというのが正直なところです。

 ですが、こぅいった酒が好きな人にはたまらないでしょうね。変わり種なのかどうかはわかりませんが、興味のある方はぜひ。


 付)店主に「純米大吟醸が好きでない」と言ったのは、ちょっとマズかったかも。この店、純米大吟醸が売りなのかも。今度また行ってみて、何か買ってみようと思ってます。

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