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Ramble On...

豪州日記&よしなしごと Since 2005/6/16

引越し決定。

2006-04-19 17:05:19 | よしなし日記
やっと新しいアパートをゲットしやした。
場所は都心から電車で20分、チャリで15分っていうロケーションで、1ベッドルーム+居間+キッチン。
千葉で住んでいた部屋の1.6倍くらいの面積かな。家賃は大体千葉時代と同じ640ドル。

で、流れとしては前に話したように自分で見に行って選ぶんだけど、気に入ったら不動産屋に行って申し込み書をもらって記入する。
ところが、こっちでは物件の数よりも家探ししている人の方が相当多いので複数の人が申し込むことが多いらしく、申し込んでも断られるケースがよくあるらしい。
ポイントは、すぐ引っ越せるかどうか(大家にとってみればすぐ家賃が発生するかどうか)、収入と今までの賃貸履歴(家賃の支払いに滞りがあったか、など)と、どのくらいの期間住む意思があるかの4点。
今回は相当タイミングが良かったのと、「すぐ引っ越します!」を強調したのが良かったのか、すんなりApproveされた。

引越しは今週末の予定。ほとんどの荷物は車で運べるんだけど、唯一ベッドのマットレスだけが入らない。
どうしようかと考えた末、友達に手伝ってもらいつつ車の屋根の上に載せて手で押さえつつ運ぶことに(illegalなので深夜に)。
彼は、以前引っ越したときに同じマットレス問題に直面し、なんと3キロもの距離を頭の上に乗せて歩いて運んだらしい。

引越しが無事完了したら写真でも撮って載せまーす。

というか来週月曜日までに締め切りの論文があるんだが、最近仕事が忙しくなってきて全然手つけてない・・・大丈夫か俺?

久々に英語ネタ~

2006-04-18 18:17:01 | よしなし日記
以前Nobsとは話したことがあるんだけど、「英語の調子」。
これは相当確信を持ってるんだけど、海外生活したことのある人なら必ず”その日によって英語がうまく話せたり、話せなかったりする”経験があるはず。

俺の場合一番顕著に現れるのが時制で、調子のいい日だと結構いい感じで正しい時制を使い分けながら話せるんだけど、ダメな日だと何か話してる間に正しい時制を使い分けられなくなってきて、適当にごまかしたり。あとは発音。
リスニングやリーディングは全くといっていいほど影響されない。影響されるのはスピーキングのみ。

でその日(時)の調子を左右する要因として何だろうとずっと考えてるんだけど、俺の場合は以下の3つ。

1.気分(飲んでるときは英語絶好調…)、体調(風邪引いてるときはド下手)
2.最後に日本語を話してからどのくらい時間が経ってるか
3.話す相手と初対面かどうか(緊張度合い?)

と、ここまでは渡豪する前から気づいてた事。

最近思ったのは1と3は海外生活が長くなれば克服できそうな気する(何年、何十年かかるかは別として)。
なぜなら1と3は精神的なものなので、自信とか経験である程度自動的にレベルアップしていくと思われ(9ヶ月という短い間でもそれはわずかに経験できた)。
ネイティブでも生まれつきのバイリンガルでもない俺らにとって、もっとも難しいのは2じゃないか?

電話で日本語をだーっと友達と喋った次の日、あるいは電話をおいた直後は、英語が確実に不調になってる。つまり、言語間のスイッチが相当できてない。そして、このスイッチの下手具合は、9ヶ月経っても全く変化なし。

バイリンガルを見てると、このスイッチがとてもうまい。右と左に英語喋る人と母国語喋る人がいても、左右振り向きながら普通に2ヶ国語で会話を繰り広げられそうなくらい上手。
2ヶ国語話して育った彼らとはそこに一番の決定的な壁があるんじゃないか、と最近思う。

で、何が言いたいかというと、このスイッチはうまくならなくても、英語全体が上達すれば不調のときの英語のレベルも若干あがるだろから、今日も頑張っぺか・・・ということ。

寿司屋

2006-04-12 13:45:13 | よしなし日記
最近の昼食はほぼ毎日手巻き寿司。何せ待たなくて良く、値段もまぁまぁ、腹もそこそこふくれる。
それにしても、こっちではファーストフードとしての寿司(主に手巻き寿司)が本当に人気で、1平方KM当たりの寿司屋の数は日本の数倍なのは間違いない。

子供のころに「南半球と北半球では、水が排水溝に吸い込まれていくときの渦の回転が逆」というのを聞いていつか試そうと思っていたことを昨日ふと思い出し、洗面台で歯を磨きながら見てみた。
すると、図の通り(反時計回り)だったんだが、つーことは北半球では時計回りか。誰か台所かトイレ行ったときに見てみてください。



今週から6週間ばかし、同じ会社の別の部署で開発・テストやることになり、にわかに忙しくなってきた。
月曜から明日まではテスト計画で、来週テスト実行。そしてその後次のフェーズの開発をやることになる模様。

ミーティングとお引越し

2006-04-07 16:12:03 | よしなし日記
今日、こっちに来てからはじめて、いわゆる「ビジネス・ミーティング」に参加しやした。

チーム内部とか、プロジェクトでお客様とスケジュールや問題点について話し合うような内部的なミーティングには何度も出たことあるんだけど、「将来のお客様に、自分たちのサービスを売るためのセールス的なミーティング」は初めて。つまり、かなり上流のミーティングですな。

んでこれが難しい。技術的な話じゃなくて、ビジネス・戦略的な話が主で、うちの会社がどういうバリューを提供できるかとか、そういう話が中心なので、何か言わなきゃ、と思いつつもなかなか口を出せない。
というわけで、久々に苦痛な2時間だったわ・・・。

I○E用語で言うならば、新入社員でよく分かってないときに、いきなりデザインTCTに出されたときの心境を思い出したね。

さて、4月23日で今の家のリースが切れるので、またお引越し。
ルームメートの一人はすでに次の家が決まっていて、もう一人は同じように家探し中。
こちらは不動産屋に電話してアポを取り、鍵をもらって自分で家を見に行くというスタイルか、あらかじめ「土曜日の12時にOpen Inspectionがあります」と告知してあって、その時間に行くと不動産屋の人が物件の前に立っていてドアを開けてくれる、というスタイル。

2箇所この前見て回ったんだけど、日本で住んでた1ルームと同じか、もしかしたら小さい位のサイズで月650ドル(約6万円)なので驚き。これって日本と変わらないじゃん!

Open Inspectionだったので他にも見に来てた人がいたんだけど、不動産屋の人が目の前にいるのに「This is like a shoe case!!」と言っていた。

やっぱシェアした方が安いし、いいのかなぁとか思いつつも、なかなかルームシェアをコーディネートする時間と気力がぬぁい。

銀シャリを作る(その1)

2006-04-05 14:34:16 | サイドプロジェクト1
こっちの白米はぱさぱさしていて中華料理とかには良く合うんだけど、やっぱりたまには"銀シャリ"食べてーなーと思うわけだ。

米がいまいちなな理由として、1.米の種類、2.炊飯ジャー (こっちで売っているジャーは、"炊く"というより"煮る"感じ) が考えられるんだが、とりあえず日本の炊飯ジャーで炊いてみたら良くなるかも!… と思い立ったのが去年。

というわけで、先々月日本に帰省したときに、鱈鯖ちゃんから炊飯ジャーをいただいた(買い換えたのかなと思いきや"米炊かないから"という理由だった(爆))。

メルボルンに帰る日、成田空港で炊飯ジャーをかかえていざ出発というときに、「ごめん!内釜を入れ忘れた!」というメールをもらってから、早2ヶ月近く(ここら辺のいきさつは当ブログのコメントにある通り(笑))。

わざわざ内釜を別送してもらい(鱈鯖ちゃんお手数掛けてごめんね)、手元に届いたのが2,3週間前。

いろいろばたばたしていて、なかなか料理する機会が無かったんだが、ついに昨日チャンスが到来!
スーパーでもっとも日本米に近そうな米を1Kg購入。ダッシュで帰宅し、炊飯器を変圧器に接続、そしてスイッチ・オン!!

……

ランプは付くんだが、何も起きん。
スイッチをON/OFFしてみると、今度はランプも付かなくなった!
しばらく問題判別してみるも、原因不明。
うーむ、こりゃーオーストラリアに帰ってくる飛行機で、荷物として預けたときに壊れたか!? 
もしくは変圧器が220V用(オーストラリアは240Vだが、240V用が見つからなかった)なのがまずいのか!?

がっかりしつつ、いつものオーストラリア製炊飯ジャーで米を炊くことに・・・。

俺はあきらめんぞ!何が何でも炊飯器を修理して究極の銀シャリを作ってやる。
すでにコシヒカリとかを売っているらしいという、日本食材屋の情報も入手済み(ちょっと遠いんだけど・・・)。

といわけで、タイトルはその1。次回に続く。

テンプレート変更しました

2006-04-04 10:26:27 | よしなし日記
このブログ、文字がやたらに大きいのがずっと気になってて直そうと思ってたんだけど、ついに変更。いやー、暇がなせる技はすごいですな。

ずっと「来週から忙しくなるから」と言われ続けてるんだけど、どうも契約がうまくいってないらしい。
俺の契約上の扱いは”次のフェーズの要員”ということになってて、現在のフェーズが遅れていて次のフェーズが始まらない場合には、今のフェーズのお手伝いをしてはいけないんだそうで。

Da Vinci Code を朝3時に読み終わってから寝たので眠い…。

Da Vinci Code

2006-04-03 14:13:04 | よしなし日記
かなり遅ればせながらDa Vinci Code を読んでるところ。
何で読んでるかというと、映画がそろそろ公開されるから。

いつも、映画観る→気に入って原作読む、というパターンなんだが、今回は原作→映画という順にしてみようというわけ。

で、あと100ページで終わりというところなんだけど、これが面白い。うわさどおりの面白さ。
もともと謎解きとか解読とかそういうのが好きなんだけど、これに現実の歴史が加わると最高に楽しい。

さらに作者のホームページhttp://www.danbrown.comには、作品に出てくる建物や芸術作品の写真や解説が出てるので、これとあわせて読むともっと楽しい。

ただ、聖書に出てくる事実が常識として身についてない俺としては、100%飲み込めない部分もあったり。
そして、聖書や歴史関係の単語が・・・(汗)。

それにしても、Memoirs of a Geisha (邦題SAYURI)は、こっちでは大人気で軽い日本ブームだったけど、日本では泣かず飛ばずだったようですな・・・。

F1グランプリ

2006-04-03 09:20:18 | よしなし日記
待望のF1行ってきましたよ。
学生の身分を利用して割引で購入。4日券(練習+予選+決勝)で98ドル(8500円)という微妙なプライスだったけど、まぁ年に一度だし。

平日は仕事があるので、土曜日の予選と、日曜の決勝に行ってきたわけだが、第一印象は何といっても音が半端じゃなくでかい!耳栓なしじゃあマジでつらい。後から聞いたとこによると、町中から聞こえたそうだ。

一番安いチケットだったので、コース周りの芝生の立見自由席。コースの周りを歩きながら、よさそうなスポットを探す。結局一番アクションがおきそうな、シケインの横で決勝を観戦。

さて、結果はWeb等で見れるとおりだが何気に応援してたJ.Button(HONDA)が、ポールポジションからスタートしたのに、最終ラップのしかもフィニッシュ・ライン20メートル手前でトラブルが発生して止まったのがすごい残念。
日本勢のSuper Aguriは、相変わらずビリだったけど、今期最高の12、13位をゲット(14位以下が全滅)。

さて、イベントとしては、F1以外にもさまざまなレースが併催されていて、飽きないスケジュールだった。F1好きに限らず、週末遊びネタとして悪くないなぁ、と(爆音を除けば)。
中でも面白かったのが、
「F1 VS V8スーパーカー VS 市販車レース」
(V8スーパーカーは、オーストラリアで人気のレースで、市販のV8カー、主にホールデンのCommodoreやFord車を改造して600馬力とかにした車で行うレース)。

レースはたった1周で、市販のBMWがまずはスタート。40秒後にV8カー、そしてその後(何秒後かは忘れた)にF1がスタート。F1がすごい勢いでBMWとV8を追いかける。ちょうど3台が同時にフィニッシュするようにハンディキャップが設定されているので、最後は3台横並びで競り合い、結局市販のBMWがぎりぎり逃げ切り勝利(爆)。

それにしてもF1エンジンのフケの良いこと良いこと。シフトチェンジの感覚が尋常じゃなく短いし、気持ち良~い音で吹ける。
うーむ、次はやっぱりホンダ車を買おうとなぜか心に決めたのであった。

メルボルン市長の英語

2006-03-23 12:58:13 | 豪州関係
今日はちょっと真面目な話をば。

メルボルンの人口の40%が外国生まれの移民。皆同じ苦労をしてこの土地で生活してきたわけだし、現地生まれの白人だってそのことを知っている。なので、少なくともメルボルンではなまりのような「間接的な人種差別」も、”タブー”というより、感覚として誰も口にしないし気にしない。
なので、俺らのようなまぁ移民?でも全然臆することなく生活してる。
Multi-Cultural Cityを自称してるだけある。

ただ、何かのはずみで一部の人が抱いている感情が表面化することが稀にある。

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メルボルンの市長であるJohn Soは、香港出身。40数年前に17歳のときに渡豪して、メルボルン大学で学位を取った。

メルボルンの市長が香港人と聞いたときは、他民族Cityであることをアピールする州の政策の一環なのかな、とか勝手に勘ぐっていたんだけど、間違ってた。
実は、市長の選出が、市議会による指名制から市民による直接投票に代わってから、最初に選出されたのが彼なのだ。

2001年の市長選で、オーストラリア生まれのライバル数名を抑えて市長に選出されてから、現職で活躍している。
「ほー、白豪政策の国が、こうも変わったもんだなぁ(少なくとも市民レベルでは)。」と思ってしまった(ただ、個人の意見としては、メルボルンという市だからであって、これがちょっと田舎の街だったり、国レベルの首相とかだったりすると、また話が変わってくるだろうと思うけど)。

2001年に当選後は、アジア各国とメルボルンとの交流に努め、何よりも「メルボルンが人一倍好きだ」という彼の情熱が伝わってくる活動に、市民からの評価は結構高い。

で、本題。

彼の英語はなまりが非常に強く、一般的には理解しずらいとされてる。
よく冗談で「市長が何言ってるか分からない市ってどうなのよ」みたいな話を聞く。
といっても、テレビで話してるのを見たことあるけど、実際には十分理解できる範囲だし、皆冗談半分で言ってる程度のよう。

ところが、John Soの再選をかけた2004年の市長選で、ライバルの一人Peter Sheppardが、

「現市長の英語は市の恥である」
「私の考える市長に必要な資質のリストがあって、その中のひとつに”コミュニケーション”がある。John Soをそのリストに照らし合わせたとき”コミュニケーション”の欄にチェックをつけるかバツをつけるか?私ならバツをつけるね。彼が何を言ってるか全く分からない。子音が20個ばかり足りてないんだ、彼の発音には。」

という発言をした(人種差別がタブーとなってるこの時代に、しかもメルボルンで、しかもしらふでこれを言うんだからすごい)。
これに便乗して、テレビのニュースで「John Soのなまりは、メルボルンにとって恥か」という投票を番組内でしたり、ニュースキャスターも彼のなまりについてジョークを言ったりした。

John Soを擁護する市議会員は、

「なまりがJohn Soの唯一の問題なんだったら、それは彼が優れた市長というしるしではないか」
「2001年から今まで、アジア人の市長を迎えて、メルボルンにとって良いことのほうがはるかに多かった」
「彼はメルボルンが他民族Cityであることのシンボルである」

と発言した(誰もSoになまりがあることは否定してないところが何とも・・・)。

結局、Peter Sheppard は事前調査などでJohn Soに全く勝ち目が無かったために、これらの発言は”市長選を英語の話題に置き換えようとした”ものと見られた。
また、世間からもバッシングを受けた。結果、John Soが再選を果たし、2006年3月現在、現職市長として活躍している。

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俺は去年の7月に来たばかりなのでJohn Soの活動を直接には知らないけど、MultiCulturalの象徴のようなこの市長の活躍ぶりを見ていこうと思う。

あと、なまりを非難されても堂々と市長として仕事をしてるSoの態度を見習わなきゃ、とも思う。


で、何でこんな真面目な話書いてるかというと、まだ仕事が無くて暇!
来週から忙しくなる予定なんだけどね、ほらITプロジェクトって予定は未定だから・・・。

今学期のクラス

2006-03-21 07:49:59 | よしなし日記
今学期は、初の仕事+大学の二足のわらじなので、1科目だけ取ることにした(フルタイムの学生は4科目のところ)。

ほかの学生とチームを組んで集まりながら宿題をやらなきゃいけない科目(方法論系)は避け、一人である程度こなせる科目ということで、メインの目的であるDBと方法論は一時お休みして、前から気になっていたC++をやることに。

するとこれが難しい!
論文2つ書かなきゃいけないし、毎週プログラム書かなきゃいけないし、本も読まなきゃいけないしで、予想以上のタフさ。
今のところ仕事があまり忙しくないので、仕事中にこっそり宿題やってるけど、忙しくなってきたら週末充てないと厳しいかも・・・。

来学期から2科目できるんだろうか…。