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Ramble On...

豪州日記&よしなしごと Since 2005/6/16

ファーストコンタクト

2007-01-09 16:51:38 | 豪州関係
ついにこの前、ポリスカーに後からランプを照らされ、道端に止めさせられました。

別に悪いことをしてた分けじゃなくて、抜き打ち飲酒運転検査だったんだけど。
こっちは昔ディスカバリーチャンネルで見てたアメリカ版警察24時で、マッチョな警察官が運転手を地べたに引きずり下ろしてる図が頭に焼きついてたので、停められてから警察官が出てくるまで結構ヒヤヒヤしてたよホント。

そうしたら女性の警察官二人が出てきて免許証のチェックと飲酒運転のチェックをされただけだったんだけどね。

まぁ大晦日で深夜12時過ぎてたので、まぁそういうこともあるのかという感じ。

後日聞いた話では、 あの警察官=怖い というイメージは実はオーストラリアでは皆無らしく、基本的に市民の言い分を聞いてくれる優しい存在らしい。

で、アメリカ映画とかを見てると、警察官に向かって皆"Sir"や"Ma'am"と敬称で呼ぶけど、こちらでは普通は付けない。むしろ付けると喜ばれて大目に見てくれることもあるとか無いとか。

そのついでに思いだしたけど、よく高速道路を走っていると、道端に車が乗り捨てられてるのを見かける。
これは、飲酒運転とかスピード違反で捕まって、免許停止や無効になった場合、オーストラリア(少なくともビクトリア州)では車を運転する権利がその場で剥奪される。
つまり、捕まったらその場で車を乗りすててバスかタクシーかで帰らないといけないというワケ。

この場合、パトカーに乗せて貰えるという選択肢は無く(知り合いに連絡を取らせてくれるらしいけど)、どんな田舎だろうが時間帯だろうが、気合で自力で帰らなきゃいけない…

論理的には正しいけど、厳しい仕打ちだよなぁ。

Tax Returnプロジェクト(その1)

2006-09-10 00:38:46 | 豪州関係
日本では自営業以外はほとんどの場合が会社の経理がやってくれちゃう確定申告だけど、こちらでは個人の責任。会社は、年間で支払った給料と天引きした税金の合計額が記載された書類を作ってくれるだけで、そこからは個人と税務署のやり取りになる。

オーストラリアの経済年度は7月1日~6月30日までで、7月~10月末の間に確定申告をオンラインもしくは紙でやらなきゃいけない。
初めてで分からないことだらけなんだが、会計士にお金を払ってやってもらうのもつまらないので、自分でやってみようかと。
オーストラリアの税務署のWebサイトは一般人でも税金や確定申告についてよく分かるような仕組みや文書構成になってるので、まずはここを情報ソースにしてちょいにわか勉強してみる。

で、まずは所得税について。
恥ずかしいことに日本じゃ税金についてマトモに考えたことないので知らないんだけど(汗)、こちらでは年間の収入に応じて以下のように税率が決まってる模様(05-06経済年の税率)。

       収入            税率
カテゴリ1 $0 ~ $6,000      : 税金なし
カテゴリ2 $6,001 ~ $21,600   : 15c for each $1 over $6,000
カテゴリ3 $21,601 ~ $63,000  : $2,340 plus 30c for each $1 over $21,600
カテゴリ4 $63,001 ~ $95,000  : $14,760 plus 42c for each $1 over $63,000
カテゴリ5 $95,000 以上     : $28,200 plus 47c for each $1 over $95,000


毎月の給料からは一定の税金が天引きされるわけだが、この税率は「この月給で1年間(12ヶ月)働いたとしたらXXXドルになるので、カテゴリ3になるはず。従って今月の月給からカテゴリ3分の税率を天引きする」というように、決められる。
俺の場合、1年間で6ヶ月しか働いていなかったのだが、12ヶ月働いた場合の税率、つまりカテゴリが1つか2つ上の高い税率が毎月給料から天引きされていたため、確定申告することで結構なリターンが望めそうだ(うっしっし)。

あとは、仕事に関係した出費の税金控除の申請。
例えば俺の場合、個人で買ったコンピューターやITの雑誌や本、しまいには机や椅子までも仕事で必要だから買った、と証明できれば控除対象になるらしく、それらも一緒に申請する(レシートを取っておくことが必要)。
こっちで買い物すると、何を買ってもレシートに必ず「Tax Invoice」と書いてあるんだけど、それはそのせいか。
俺はコンピューター机と椅子を買ったので、それを申請できそう。
話を聞くと、みんなこのTax Return のためにせこせこレシートをためるんだそうだ。

と、Webの情報を見て、いやー、Tax Returnって良いことばっかりそうじゃん、と思って気をよくして、重い腰を上げて実際にやってみることに。

とりあえず、オンラインでやって途中で戻れなくなったりしたら嫌なので、紙バージョンの「Tax Pack2006」を近所のコンビニでゲットしてきた(無料配布)。



すると、これが8ページの申請書と、「申請書の書き方」のセットなんだが、「書き方」が136ページもの大作…。
しかも間違った情報を記入して申請すると下手すると脱税扱いになって罰金が科せられるため、読破しないといけないっぽい。

136ページもの英語(しかも税金ネタ)を読む気しないので、オンライン版に切り替えることに即決定。
オンライン版だったら間違った情報記入したらちょっとは警告とかしてくれそうだし。

てなわけで、ただいまソフトをダウンロードしてるとこです(そう、リッチクライアント)。
ダイアルアップで…(泣)。

話ずれるけど、こっちでは官公庁系のWebサイトが役割果たしてるなって再認識した次第。
税金に限らず、一般市民が政府関係のサービスを利用しようと思ったときには、まず関係した省庁のWebサイトに行って自分で情報を調べ、オンラインで申請する、というのが広く定着してる。
そして実際、大抵のサービスはオンラインで出来ちゃう。
日本では未だに「平日休みとって市役所行くか~」なのかなぁ。
まぁ概してITとかテクノロジーでは日本人から見るとちょっと遅れてる感じがすることがよくあるオーストラリアだけど、この点は逆かな。

続きはまた今度。

名前について

2006-09-06 22:07:54 | 豪州関係
こっちの文化では一度誰かと会うと、少なくともファーストネームくらいは一発で記憶するのがマナーらしい。
1度会ったきりの人に1ヶ月ぶりにあったりしても、「Hi, Shin」って具合で必ずといっていいほど名前を覚えてくれてる。

で、俺は元々名前を覚えるのが得意じゃないので、こちらが覚えていなくてバツの悪い思いをしたりするのはよくある事。
言い訳すると、理由のひとつとして、とにかくオージーの名前にはバラエティーが少ないのだ。
ほとんどが聖書を由来とした名前だからだと思うのだが、Chris, John, Steve とか、身の回りに3人ずつ以上いるよ。スティーブ1がスティーブ2に「ハーイ、スティーブ!」とか言ってるのは日常茶飯事で、うっかりしてるとたまに朝一の挨拶でChris と John を間違えて相当ばつの悪い思いをしたりするのだ。
あと、インド系やアラブ系の同僚の名前とかも覚えるのに苦労する。だってたまにすげー長いし、発音不可能な時とかあるし…。最近は、メールを読み返したりしてミーティングとかの前には名前を必ず覚えるように努力してる。

ところで、英語圏では日本語の名前って相当覚えにくいらしく、何度も聞きなおされるのは以前書いたとおり。
ただ、幸いShinというのは英語で「むこうずね」という単語なので、電話で名乗ると割と一発か二発で認識されるし、結構の割合いで覚えてもらえる(一人だけ未だに俺の事を Sin って呼ぶ人がいるけど)。
苗字については、超一部の車好きで"頭文字D"を知ってるマニアを除いては(劇中に○○兄弟というキャラクターがいる)、なかなか覚えてもらえない。

香港人の友達とかは、中国語名のほかに英語名を持ってる人が多い。その内の一人でどう見てもEricに見えないのにEricっていう名前の人がいて、「どうやって、いつその名前に決めたの?」って聞いたら、「オーストラリアに出発する1週間前。好きな映画から取ったんだ。」と。
俺もそうしようかなーと友達と冗談半分で話してて、Willがいいんじゃない?ってことになったんだが、次の日から「Hi, I'm Will」って言う自信が無くてやめました(笑)。
やっぱずっとむこうずねで行くわ。丸目インテと一緒で、珍しいのがいいし。



CityLink

2006-09-04 22:12:39 | 豪州関係
今日、ミーティングが別のオフィスであったので、初めて有料高速道路を使ってみた。

メルボルン近郊の高速道路はほとんど無料なのだが、一部の高速道路は「Citylink」といって有料になっている。主に空港近辺⇔メルボルン市内を結ぶ路線や中心部あたりの路線が有料。

で、このCitylink、日本のETCにあたるeTAGという装置(受信機)を事前購入し、車につけて通るんだが、日本と違って料金所が無い。所々に装置があって、減速することなく通り過ぎるだけで課金される。
eTAGには事前にクレジットカードを関連付けておくというのはETCと同じ。

装置を付けていないと、ところどころにあるカメラがナンバープレートの写真を撮影→画像解析→ナンバープレートから車のオーナーを検索する→あとからお役所から電話が掛かってくる、という仕組み。

減速せずに時速120キロくらいで走りながら処理するんだからすごいだろ、と地元のITの知り合いは自慢してた。
まぁ日本の高速と違って、渋滞がほとんどなくて車間距離がたっぷりあるオーストラリアだからできんじゃないかなぁ、と反論してみたけど。

で、上述のように発信機を搭載していないのに高速道路にうっかり載ってしまうと、後から追徴される。
「あれ、高速に今日載っちゃったぽい、と思ったらここに電話しましょう」という電話番号まであって、自己申告して後払いしても良いらしい(笑)。
この話を昔聞いたので、注意して高速道路は避けるようにしていた。日本だと青い看板が一般道路で、緑色の看板が有料の高速道路だけど、こっちでは色が逆(高速が青)というのもあり。

そして最近、発信機を持っていないけど高速を1日だけ使いたい、という人たちのために、Webで出発前にナンバープレートを登録しておいてクレジットカードで前払いできるシステムができたため、間口が一気に広がった模様。

今日はミーティングで急いでいたのと、会社持ちでいいよ、と言われたのでWebで早速登録して高速に載ってみた。1日乗り放題で10ドル65セント(850円くらいか?)。最低の単位が1日なので、結構いい値段。

感想は…無料の路線と全く変わらん。まぁでも、仕事での移動や通勤で使いたくなるような路線は見事に有料になってるのが何とも…。

で、ミーティングの後に、こちらのI○Mの人と知り合いになってお茶をする。
ねーねー、やっぱ w3 とか AvantailとかNotes とか使ってるわけー?とかアホな質問をしてみる。
使ってるよー(そりゃそーか)。うぉ懐かしいー、と一人喜んでた。

明日はミーティングずくし&大学…。

Sudoku

2006-08-27 22:43:25 | 豪州関係
一度机の前に座って更新し出すと止まらないね、ブログ(笑)。

Sudokuというパズルゲームがこちらで流行ってるのを知って、どんなものかと見てみたら、要は以下の2つのルールに従ってマス目を埋めていく、数字遊びのゲーム。

・各3X3のマス目に1~9までの数字を1回ずつ使う。
・たてと横の各列に1~9までの数字を1回ずつ使う。

例えばこんな感じ。


http://www.websudoku.com/ より抜粋

で、もっと調べるとルーツは日本で、Sudokuは「数独」の英語読みらしいことが発覚。

Sudoku puzzles first appeared in Japan, about 20 years ago, in magazines and books published by Nikoli(the creators of Sudoku).

こっちでは新聞に必ずSudokuが載ってて、週末に喫茶店に行くとコーヒー片手にSudokuをやってる夫婦を見かけたりするぐらい流行してる。

で、「やっぱ日本ではSudoku大流行なわけ?」って聞かれるんだが、うーむ…知らんなぁ、となる。
ってかNikoli って誰なんだろう。

でもやってみると結構はまります、これ(笑)。

いけてないところ

2006-08-09 01:12:14 | 豪州関係

一番メジャーなスポーツがフットボール。ただしオーストラリア限定のルールで争われて、サッカーやその他のフットボールと区別するため、「Aussie/Australian Rules Football」または単に「Aussie Rules」と呼ばれる。
細かい説明は省くけど、アメリカン・フットボールとサッカーを足して2で割って、ヘルメットとプロテクションを引いた感じ(笑)?
週末のゴールデンタイムは必ず試合をTVでやってて、職場の人とかも、好きな人はちょくちょく見にいってるみたい。

次にメジャーなのがクリケット。これは俺とかメキシコ人の友達に言わせるとしょーもない部類に入る(というかルール知らない&やったことないと言う理由だけなんだけど)。インド人とかがいる前ではあまり言えないんだけどね、中央アジアではメジャーなスポーツなので。

あと、ネットボール。バスケにそっくりなんだけど、ドリブルできない(笑)。味方にパスもらったら、軸足を動かさずに他の味方にパスするかシュートするしかない。なんだかな~。

極め付けが、ローン(芝生)・ボーリング。ソフトボールくらいの大きさの玉を、狙った円の中で止まるように力を調節して芝生の上で転がす。カーリングというスポーツがあるけど、それに似てる。ただしカーリングでは投げた後にほうきで玉のスピードを調節できるけど、ローン・ボーリングでは一度投げたらもう何もできない。

2.しょーもないテレビ番組だらけ

チャンネルがまず4つ(+ローカルな奴とか2つくらい)しかない上に、アメリカのドラマばっかやっててあまり充実してない。
ま、俺はあまりテレビ見ないから全然文句ないけどね。
一応、日本のNHKにあたるようなドキュメンタリーとかニュースを多く放映するチャンネルがあるので、それ見てる。

3.ネットワーク事情

これは俺が特に文句たれるネタなんだけど、ADSLが未だに高いし、帯域も日本でADSLが出始めたころ並の低さ。
一般人はいまだにダイヤルアップだし、テレビでもダイアルアップ・プランの宣伝とかやってる(笑)。5年遅れてますな。
ADSLには「ダウンロードは月1GBまで。超過すると1Mにつき…ドル」みたいな転送量制限が必ずあって、それもいけてない。

4.店が閉まるの早すぎ

これは日本人だけが言うグチかと思ったけど、どこの国と比べても早いみたい。
夜5時過ぎたらもうスーパー以外はほとんど開いてない。レストランも7時すぎると怪しい(バーとかパブはやってるけど)。
仕事が終わったら家族や恋人の元に直行して、夕ご飯を作ってテレビみて寝る、もしくは友達と飲みに行くってのが美徳?なオーストラリアではまぁ当然といえば当然だけど。

番外編:
意見が分かれる部類としては、交通事情があるね。
日本人は「電車が10分遅延するのがざらなんてありえん!」と思うけど、国によっては「え、10分でしょ?1時間じゃないだけ全然いいじゃん」という話に。


うぅ、最近ブログの更新も怠けてるし、メールの返答もしてない…。

メルボルン市長の英語

2006-03-23 12:58:13 | 豪州関係
今日はちょっと真面目な話をば。

メルボルンの人口の40%が外国生まれの移民。皆同じ苦労をしてこの土地で生活してきたわけだし、現地生まれの白人だってそのことを知っている。なので、少なくともメルボルンではなまりのような「間接的な人種差別」も、”タブー”というより、感覚として誰も口にしないし気にしない。
なので、俺らのようなまぁ移民?でも全然臆することなく生活してる。
Multi-Cultural Cityを自称してるだけある。

ただ、何かのはずみで一部の人が抱いている感情が表面化することが稀にある。

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メルボルンの市長であるJohn Soは、香港出身。40数年前に17歳のときに渡豪して、メルボルン大学で学位を取った。

メルボルンの市長が香港人と聞いたときは、他民族Cityであることをアピールする州の政策の一環なのかな、とか勝手に勘ぐっていたんだけど、間違ってた。
実は、市長の選出が、市議会による指名制から市民による直接投票に代わってから、最初に選出されたのが彼なのだ。

2001年の市長選で、オーストラリア生まれのライバル数名を抑えて市長に選出されてから、現職で活躍している。
「ほー、白豪政策の国が、こうも変わったもんだなぁ(少なくとも市民レベルでは)。」と思ってしまった(ただ、個人の意見としては、メルボルンという市だからであって、これがちょっと田舎の街だったり、国レベルの首相とかだったりすると、また話が変わってくるだろうと思うけど)。

2001年に当選後は、アジア各国とメルボルンとの交流に努め、何よりも「メルボルンが人一倍好きだ」という彼の情熱が伝わってくる活動に、市民からの評価は結構高い。

で、本題。

彼の英語はなまりが非常に強く、一般的には理解しずらいとされてる。
よく冗談で「市長が何言ってるか分からない市ってどうなのよ」みたいな話を聞く。
といっても、テレビで話してるのを見たことあるけど、実際には十分理解できる範囲だし、皆冗談半分で言ってる程度のよう。

ところが、John Soの再選をかけた2004年の市長選で、ライバルの一人Peter Sheppardが、

「現市長の英語は市の恥である」
「私の考える市長に必要な資質のリストがあって、その中のひとつに”コミュニケーション”がある。John Soをそのリストに照らし合わせたとき”コミュニケーション”の欄にチェックをつけるかバツをつけるか?私ならバツをつけるね。彼が何を言ってるか全く分からない。子音が20個ばかり足りてないんだ、彼の発音には。」

という発言をした(人種差別がタブーとなってるこの時代に、しかもメルボルンで、しかもしらふでこれを言うんだからすごい)。
これに便乗して、テレビのニュースで「John Soのなまりは、メルボルンにとって恥か」という投票を番組内でしたり、ニュースキャスターも彼のなまりについてジョークを言ったりした。

John Soを擁護する市議会員は、

「なまりがJohn Soの唯一の問題なんだったら、それは彼が優れた市長というしるしではないか」
「2001年から今まで、アジア人の市長を迎えて、メルボルンにとって良いことのほうがはるかに多かった」
「彼はメルボルンが他民族Cityであることのシンボルである」

と発言した(誰もSoになまりがあることは否定してないところが何とも・・・)。

結局、Peter Sheppard は事前調査などでJohn Soに全く勝ち目が無かったために、これらの発言は”市長選を英語の話題に置き換えようとした”ものと見られた。
また、世間からもバッシングを受けた。結果、John Soが再選を果たし、2006年3月現在、現職市長として活躍している。

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俺は去年の7月に来たばかりなのでJohn Soの活動を直接には知らないけど、MultiCulturalの象徴のようなこの市長の活躍ぶりを見ていこうと思う。

あと、なまりを非難されても堂々と市長として仕事をしてるSoの態度を見習わなきゃ、とも思う。


で、何でこんな真面目な話書いてるかというと、まだ仕事が無くて暇!
来週から忙しくなる予定なんだけどね、ほらITプロジェクトって予定は未定だから・・・。

交通事情(信号機編)

2005-09-23 10:46:22 | 豪州関係
最近しょーもない話ばっかりしてる気もしますが、気にしない…(汗)。

くどいようですが、こっちの自動車運転事情について。
最近車を運転したんだけど、その時にあぶねぇ~と思ったのが信号機の違い。
日本の信号機って、青・黄色・赤の他に、矢印があるよねぇ?で

"信号が赤でも、右矢印が出てれば右折してよい"

よね?なので俺の頭の中で「信号 < 矢印」という優先付けが出来上がってた。
こちらの信号機にも青・黄色・赤の他に、矢印があるんだけど、その意味合いが若干違う。
例えば右図の信号。赤+左矢印。これは日本と同じで、左折してよし。
ところが、その逆のパターン(緑+赤矢印) があるんだな。この場合は、直進は良いけど、右折禁止。
3つ目は直進も右折もよし。

矢印にも赤矢印・緑矢印の2通りがある上に、右折/左折してよいかどうかは、信号と矢印の組み合わせで決まるので、一瞬での判断が難しい!
慣れが必要ですな。


おまけ。これはもうなんとも・・・。



公共交通事情(トラム編)

2005-08-31 23:07:20 | 豪州関係
メルボルンの公共交通手段で欠かせないのがトラム。いわゆる路面電車ですな。

街のいたるところに路線が敷設されてて、札幌の路面電車と一緒でパワーは線路の上に張り巡らされた電線から取る。
ものすごい頻度で来るので、結構便利。愛用してます。

(左:最新型のトラム、右:古いトラム。これらが混在して走ってます)


これ以外にも、電車とバスがあって、すべて同じ会社(MetLinkという会社。JRみたいなもん?)が経営してる。
運賃は都心部は一律で、電車・バス・トラムすべて共通の2時間券、1日券、そして定期券がある。
バスだけ、トラムだけ、みたいな券は無い。

僕は定期券を買っていて、1ヶ月で95.60ドル(約8000円)位と、結構容赦ない

電車もトラムも(一番マイナーは"バス"は乗ったこと無い)、乗り降りするときにはチケットを見せる必要は無い。
その代わり、たまーにお客のふりした職員が、いきなりジャケットを脱いでMetLinkバッヂを取り出したと思うと「チケット拝見しまーす」とチェックを入れる。持ってないと150ドルの罰金。
こっちに来てから4,5回チェックにあったかなぁ。違反はしてないよ。

日本みたいに最初から機械的にチケットをチェックする仕組み作れよ!と思うのだが、まぁこれが文化の違いってやつか。

日本のSuicaのような仕組みはまだ程遠いかな。。。

トラムの地図を添付します。
馬鹿でかいので恐縮なんですが、左上の「New Market」が僕の家の最寄駅、右下の「Caulfield」が大学です。
ただ最近は電車の方が早いと分かったので電車使ってますが。

留学生の多くは、大学の南の「Carnegie(67番)」などに住んでるんだけど、僕は知り合い経由で家を紹介してもらった関係で、結構遠くに住んでます。
ただ、ど真ん中の「City Centre」(中心街)を毎日通れるのでOK。その内バイトも見つけたいしね。
また、前述のようにこの地図上なら料金一律、定期券の料金も一緒なため、問題なし。






申請事情。

2005-08-17 20:31:03 | 豪州関係
宿題にかまけて最近あまりRambleしてない気がしたので今日こそはUpdate。

今日は大学の授業はさておいて、生活の話を。
留学生として、基本的な人権を維持するためにゲットしたいものをリストアップしてみます。備忘録がてら。


1.銀行口座(ゲット済み)

これはゲット簡単っすよ。何せパスポート見せるだけ。
しかもVISAが無くても、観光で行ってても取れます。
オージーの場合は、過去の与信限度チェックとかされて結構面倒らしいのだけど、なぜか海外の人はノーチェックで取れます
(というか海外の人は与信限度の履歴が無いから、っていうだけじゃぁ!?)。
しかもこちらは当然ハンコじゃなくサインなので、本当にパスポートだけという感じです。

2.Tax File Number(ゲット済み)

個々人に与えられる、9桁のユニークな番号。
オーストラリアでは、アルバイトした賃金の半分というべらぼうな収入税が取られるだけでなく、銀行預金の利子も半分も取られます。
TaxFile番号という番号を申請して、雇用主や銀行に申請すると、一定の収入まではこの税金が免除されます。
留学生のアルバイト程度の金額なら、この番号を申請しておくと収入税はまったく掛からないみたい。
金融詳しくないので仕組みは分からんのだけど、とりあえず申請はタダなのでTaxFile番号をオンラインでゲット。

3.携帯電話(ゲット済み)

これも簡単…。こんなにチェック甘くていいのか、この国!?
プリペイドなら無条件でゲット。ただしちょっと割高。
日本と同様に1年とか2年の契約する場合には、やはり与信限度チェック…。

だからこの国でまだ履歴無いって^^;。
と言うわけで、銀行のカードとパスポート、学生証(ナゼ?)があれば無事携帯電話を契約できちゃいます。
ちなみに僕は最初はプリペイド使ってたんですが、あまりに割高なため、計算した結果契約に乗り換えました。


4.運転免許証(ただいま申請中)

こちらで運転することはしばらく無いんだけど、なにせパスポート以外に年齢を証明するIDが無いので、申請することに。
オーストラリアは日本と同じ左側通行だから(なのか?)、日本の免許証を持参するだけで、ビクトリア州の本物の免許を交付してくれる(40ドル也)。
でもアポが必要と言われたので、とりあえず来週の金曜日に免許センターに行くことになりやした。
友達の話だと、即日発行らしい!

5.労働許可証(ゲット済み)

学生VISAのほかに、労働許可証を申請して交付されるとやっとバイトができる。
院生は学期中は20時間、夏休み・冬休み中は無制限に仕事できる。
というわけで、これもオンラインで取得~。5000円也~。
でも、最初に学生ビザを申請するときに「労働する」オプションをつけさせてくれりゃいいのに、わざわざ2段階に申請させて、しかもさらに金取るあたりががめついですな。



これだけそろえれば、オーストラリア人と80%同じ条件で日常生活ができるはず!?