またしても車ネタで申し訳ないんだけど、今日は車を売る話。
インテグラを買ったので、以前の車(Holden Barina)を売却することになった。
その関係で、車に関する手続きについて勉強(?)することになったので、今日はそのネタを。
まぁ誰の役にも立たないだろうな・・・(笑)。
まず、オーストラリアは州によって道路交通法とか車のライセンシングが異なる。
メルボルンのあるビクトリア州では、
VicRoads という政府団体が(なんつー分かりやすい名前だ)道路交通法の制定や、道路標識の設置、免許の交付などを受け持ってる。
道路交通法が州によって異なるだけでなく、車の社外部品についても「
この部品はシドニーでは使っていいけどメルボルンでは使っちゃだめ」みたいな話にもなったり。
で、日本では車検があるけど、ビクトリアでは車検はない。あくまで車を長持ちさせるためにやりたい人は近所の車工場で検査してもらってちょ、というスタンス。
ただし、
車を他人に売るときには日本の車検にあたる「
Road Worthiness Test」というのを受けなくちゃいけない。この検査をパスしないと、次の人に売ることが出来ない。
具体的には近所の車工場に一日車を預けて、検査にパスすると「Road Worthy Certificate」略してRWCがもらえる。問題があると、部品を交換しなきゃいけなくなり、日本の車検と同じように結構な金額が掛かったりする。
車を他人に売ると、買った人が購入から2週間以内にVicRoadsのオフィスに出向いて名義変更の手続きをしなきゃいけないんだけど、そのときにRWCの添付が必要なわけ。
あと名義変更には購入価格の4%の税金がかかる。インテの場合は結構な額取られましたよ、はい。
上記のように、普通は売る人があらかじめRWCを取得しておくんだけど、ネットとかで怪しい人から車を買うと、RWCが付いていないことがある。その場合は、買った人が車検代を持つことになるので、安いからといって飛びつくと予想外の出費を迫られることになるらしい。
俺の場合は幸い前の車を買う前に、「RWC付きかどうかを必ず確認してから買うこと」と周りの人に教えてもらっていたので、陥らずに済んだ。
検査項目はまぁ日本の車検とほぼ
同様。
俺の車には会社の知り合い経由で一応買い手が付いたので(仮)、今週の土曜日に工場にもって行く予定。
問題はタイヤの溝の深さと、ブレーキパッドの厚みと、フロントの窓に小さ~な傷があることかな。工場側も商売なので、ちょっとでも問題があると部品を交換したがるらしい。
特にフロントガラスを交換させられて$500払った、とかいう話はよく聞くのでまぁ覚悟してます。
あと、RWCは取得してから30日間しか有効じゃないので、RWCを取った後に買い手が「やっぱやーめた」となると、次の買い手をすぐ見つけなきゃいけなくなる。
なので、タイミングが重要なんですな。
そんなわけで、若干ばたばたした週末になりそう。
でも、駐車場が1つしかないので、前の車は家の前の交通量の多い道に止まってるんだが、また車上荒らしにあったり盗まれる心配をするのも疲れたので、早く売っ払いたいな~。