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Ramble On...

豪州日記&よしなしごと Since 2005/6/16

チーム・エフォートとは・・・

2007-03-25 21:06:48 | よしなし日記
以前書いたように、大学の授業でCase Studyというクラスを取っている。

この内容は、チームを組んで架空のお客様(ホテルのチェーン)に対してシステムを提案するというシナリオを、14週間かけてやるというもの。
実際には、提案書や、システム設計書、プロトタイプ作成そしてそのプレゼン、という流れになる。

で、3週間たって今の現状はというと・・・。
なかなかすごいことになってます(笑)

まず、以前のエントリに書いたように、木曜日に授業と演習があるはずだったのが、演習だけ強引に火曜日に変更になったんだけど、チームメートの一人(仮にJ君としよう)は火曜日の夜に仕事があるため、演習にほとんど来れない

じゃあしょうがない、木曜日の授業の後に4人で集まって、火曜日にJ君がこれない分は、そのときに情報交換しよう、という話になってた(と少なくとも俺は思ってた)のに、J君、すっかり忘れて木曜日にも授業直後にアルバイトを入れてしまったとのこと。

つまり、4人が集まる機会は皆無になったというわけ。

しかも、このグループ、経験の差が結構ある上、皆好き勝手な事を言うので(俺含む(笑))、なかなか意見がまとまらない。
で、俺なんかは上記のような事情と、話がまとまらないイライラが重なって、強引に話を自分の方に持っていこうとして(要は強引に仕切っちゃう)後から反省したり・・・。

職場でも意見が異なることはあることだし、自分が正しいと確信してる案が採用されないことだって死ぬほどある。
そして、そういう人たちが集まってる場所で、うまく周りの人の意見を吸収しつつも、なるべく自分の意見も取り入れてもらいつつ全員が合意するように持っていくような事を英語でやるのって、これから重要だよなーと思う。ってか日本語でもうまくできないのに(爆)。

チームの一人(オージー)のI君は、他のチームメイトのぶっとんだ意見やアイデアも鼻から否定しないで、やわらかく、うまいこと自分の意見に持ってくんだよなー。

自分の努力が必ずしもチームに反映されるわけじゃないのに、成績や成果はチームとして下されるからなぁ、と同僚のスティーブに愚痴ったら、「そこがそのコースの存在意義で、そこが頑張りどころなんじゃない?」とたしなめられた。

というわけで、そういうのを学ぶつもりで、このチームでどこまで行けるか頑張ってみます(笑)。まぁいい成績は期待できなそう。

メルボルン出身の有名人

2007-03-18 21:44:01 | よしなし日記
先日「Notes On A Scandal」という映画を見に行って、なかなか面白かったんだけど、助演のケイト・ブランシェットってメルボルン出身だよなぁ、と思ってメルボルン出身の有名人を早速検索・・・。

すると、あまりいない・・・。ってか世界レベルで皆が知ってるといえば、ケイト・ブランシェットくらいだった。


画像:Wikipedia

で、せっかくだから調べてみると、ケイトブランシェットはメルボルンの中でもIvanhoe(あいばんほー)というリッチな部類に属する郊外に住んでいて、Methodist Ladies' Collegeという、これまたお嬢様高校を経て、メルボルン大学でFine Artsをやったんだそうだ。
そう言えば2歳の子供がいる会社の知り合いが、俺の娘は将来女優にするから、Methodist Ladies's Collegeにまずは絶対行かせる!って言ってたなぁ。でも2年以上前から入学を予約しとかなきゃ入れないとか何とか。どこの国も一緒だなぁ。

Ivanhoeといえば、会社の知り合いが1人住んでて、さらによく車の部品を買いに行くオートバックス相当の店が密集してる地域の近くでよく素通りするので、ちょっと親近感が沸いたり(笑)。

知り合いが遊びに来てくれるときに連れて行く観光地のネタも尽きてきたので、今度はケイトブランシェットの生い立ちめぐりでもするか。ってか誰も興味ないか(笑)。

燃費など

2007-03-16 14:20:06 | よしなし日記
燃費についての独りごと。

というのも、先日ちょっと遠出をしたら、DC2インテグラにしては記録的な、15km/Lを達成したから(笑)。

それもそのはず、ちょっと田舎に行くと、高速道路じゃないのに普通に制限速度は100キロだし(片道1車線の対面交通の田舎道。怖えぇ・・・)。
つまり、満タンにしてから、600キロばかし殆ど加減速無しで時速100キロで走り続けると、ハイブリッドもまっつあおなこの燃費がひねり出されるというわけ。

ちなみにオーストラリアでは、燃費をキロ/リッターで表すのじゃなくて、100Km走るのに必用なガソリンのリッター(リッター/100Km)で表すので微妙にややこしい。
だから、15Km/Lは6.6L/100Kmとなる。うーむ。


日本では10万キロで買い換えるパターンが多いけど海外では20万キロとか長持ちするよね、というのはよく言われる話だけど、本当だなぁと実感しちゃうね。

今の車は車体は20万キロいってるけど、状態としては日本で乗ってたインテグラよりも良い位だし、周りを見ても20万キロ30万キロは普通。
東京で10万キロ走る間にエンジンが回転する回数、ハンドル切る回数、加減速する回数と、オーストラリアでの回数を比べると相当な違いがある気がする。

といっても、まぁ、同じ用を足すのに走らなきゃいけない距離はオーストラリアの方が圧倒的に長いから、果たす役割としては一緒か(笑)。

授業開始。

2007-03-13 19:38:39 | よしなし日記
さて、オーストラリアでは仕事しつつも、夜間を利用して細々と大学院に通ってるわけですが、こっちの超長期夏休み(11月~2月!)がついに終わり、また新しい学期が始まった。

で、例によって普通のフルタイムの学生なら4教科とるところを今回も1教科取るわけなんだけど、今学期は「Case Study」という科目を取ることに。

これは、いわゆる「チームを作ってみんなで頭をつき合わせて提案したり、お客様に説明してみよう」系の科目。
昼間は仕事しているので、他のフルタイムの学生と都合をあわせてミーティングしたりするのが難しいので、なるべくこういうチーム系の科目は最近は避けてたんだけど、自分が取ろうしている修士の必須科目。
で、とっととこの科目を終わらせてしまおう、ということで取ることに。

シラバスを見ると、木曜の6~7PMが授業、7~10PMがチームミーティングというスケジュールなので、まぁ木曜だけ仕事をちょっと早めに上がればいいかと。


すると。


チームミーティングを監督する助教授みたいな人が、いきなり
「えーと、木曜日は俺個人的に無理だから、ミーティングは別の日にします」
と。つまり、授業は木曜6~7PM、ミーティングは別の日に、ってことね。

で、満場一致でミーティングが水曜日に決まりそうな勢い。
キャンパスの近くに住んでる人たちはいいかもしれんけど、俺は仕事上がって電車に揺られて30分来なきゃいけない上に、水曜はサッカーがあるので(笑)、

「えーと、水曜は個人的に無理です」

といったら、この助教授、「他の皆が水曜OKって言ってるのに、君だけ無理なのは困るなぁ」と。自分の都合で変更しといて・・・。

負けじと「シラバスに木曜に授業とチームミーティング両方やるっていうからこの授業とったのに、別の日に変えられると困る」
と言ったら、切れる切れる。
チームメイトの1人で、仕事しながら7年間学生やっている似た境遇の人が、機転を利かせて「大学ってのは仕事しながら通ってる人に厳しいよねぇ」と面白半分で言ってくれて、まぁその場は収まり。

結局水曜と火曜日を交互させたり、ネットでミーティングしたり、ってな感じで適宜やりましょう、という結論に。

無論、その直後は大学の友達と飲み屋でぶーたれる(笑)。
「シラバスを勝手に変更しといて、その扱いはひどいから、大学に苦情を申し立てた方がいいんじゃねーの?」とメキシコ人のオスカー。
「俺がグラサンかけて助教授のところに話つけに行こうか?」
と黒人でドレッドのジョセフ。マジ怖い。

でもなぁ、どっちも面倒だし(笑)。

やっぱ、道理の通じない人っているよなぁ。
まぁ、こういうちょっとは不利というか面倒な状況で1学期頑張ってみるのも悪くないかと。

まだ無理・・・

2007-03-10 09:43:41 | よしなし日記
また車ネタだけど。

以前話した、日本のDC2用のサスペンションはまだ取り付けできてません(涙)。

リアのロアアームは色々あった末、何とか地元で調達することが出来たんだけど、今度はこのロアアームとサスペンションを固定するネジの長さが違うときたもんだ。
アーム自体は100%互換性があることは実車で確認。

んでもってこのネジ、こっちの解体屋では見つからなくて(アームは見つかったのに、ナゼ・・・)、ディーラーに聞いたら1本20ドル(=2000円)な上に、日本から取り寄せるので納期が結構かかるとのこと。

もうこれは、サス交換するなってお告げかなぁ。
でも前のオーナー仕様の純正ショック+ダウンスプリングは、低すぎてこっちではつらいんだよなぁ。自分の駐車場から出るときに必ずフロントバンパー擦るし。

うーむ。日本のヤフオクで誰かにネジだけ譲ってもらうか!?

硫黄島からの手紙

2007-03-07 22:47:13 | よしなし日記
先日、Letters From Iwo Jimaという映画を見てきた。邦題はそのまんま『硫黄島からの手紙』かな?
実は恥ずかしながら見にいく直前まで知らなかったのだけど、この映画は『Flags of Our Fathers』との2部作で、クリントイーストウッド監督の作品。

もう1つの『Flags of Our Fathers』は凄い宣伝されていて、見にいこうと思っていたんだけど見に行けないまま劇場公開が終わってしまった。
硫黄島の方は全然宣伝もされず、公開されている劇場もすごい限られているため、オーストラリアでは2部作ということを知らない人が多いっぽい。というか俺もその一人だったし。

といいつつも、行ってみると金曜の夜だというのにこのヘビーな映画を見に来ている人で映画館は一杯。

栗原中将や西竹一中佐の話は全然知らなかったので、次の日に早速Wikipediaをはじめ、日・米両方の資料や文書をネットであさってみた。

その中で面白かったのが、実際に硫黄島に従軍した日本兵が記した手記を、孫の方がネットで公開しているというサイト(リンク)。
これを見ると、本当に壮絶な戦いだったんだというのが分かるんだけど、それ以上に死を覚悟したゆえの淡々とした文章が怖い。

怖いといえばとにかく自決シーンは怖かったね。本当に戦時中の日本兵は、こんなありえない行為にいたるようなマインドセットだったんだなと。

映画見終わってトイレいったら、誰かが「Flags~よりも今日の奴の方が良かったな~」とコメントしているのが聞こえたと思ったら、先日のOscarでも硫黄島の方が評価高かったようで。

ちなみに今日はテレビで普通に「たそがれ清兵衛」をやってたので見ちまった・・・。