さて、オーストラリアでは仕事しつつも、夜間を利用して細々と大学院に通ってるわけですが、こっちの超長期夏休み(11月~2月!)がついに終わり、また新しい学期が始まった。
で、例によって普通のフルタイムの学生なら4教科とるところを今回も1教科取るわけなんだけど、今学期は「
Case Study」という科目を取ることに。
これは、いわゆる「チームを作ってみんなで頭をつき合わせて提案したり、お客様に説明してみよう」系の科目。
昼間は仕事しているので、他のフルタイムの学生と都合をあわせてミーティングしたりするのが難しいので、なるべくこういうチーム系の科目は最近は避けてたんだけど、自分が取ろうしている修士の必須科目。
で、とっととこの科目を終わらせてしまおう、ということで取ることに。
シラバスを見ると、木曜の6~7PMが授業、7~10PMがチームミーティングというスケジュールなので、まぁ木曜だけ仕事をちょっと早めに上がればいいかと。
すると。
チームミーティングを監督する助教授みたいな人が、いきなり
「えーと、木曜日は俺
個人的に無理だから、ミーティングは別の日にします」
と。つまり、授業は木曜6~7PM、ミーティングは別の日に、ってことね。
で、満場一致でミーティングが水曜日に決まりそうな勢い。
キャンパスの近くに住んでる人たちはいいかもしれんけど、俺は仕事上がって電車に揺られて30分来なきゃいけない上に、水曜はサッカーがあるので(笑)、
「えーと、水曜は
個人的に無理です」
といったら、この助教授、「他の皆が水曜OKって言ってるのに、君だけ無理なのは困るなぁ」と。自分の都合で変更しといて・・・。
負けじと「シラバスに木曜に授業とチームミーティング両方やるっていうからこの授業とったのに、別の日に変えられると困る」
と言ったら、切れる切れる。
チームメイトの1人で、仕事しながら7年間学生やっている似た境遇の人が、機転を利かせて「大学ってのは仕事しながら通ってる人に厳しいよねぇ」と面白半分で言ってくれて、まぁその場は収まり。
結局水曜と火曜日を交互させたり、ネットでミーティングしたり、ってな感じで適宜やりましょう、という結論に。
無論、その直後は大学の友達と飲み屋でぶーたれる(笑)。
「シラバスを勝手に変更しといて、その扱いはひどいから、大学に苦情を申し立てた方がいいんじゃねーの?」とメキシコ人のオスカー。
「俺がグラサンかけて助教授のところに話つけに行こうか?」
と黒人でドレッドのジョセフ。マジ怖い。
でもなぁ、どっちも面倒だし(笑)。
やっぱ、道理の通じない人っているよなぁ。
まぁ、こういうちょっとは不利というか面倒な状況で1学期頑張ってみるのも悪くないかと。