御朱印ヴァンディッツ

(現在、制作中です。)
主に北海道の寺・神社をお参りしています。

[時宗のお寺④] 光 触 寺   ~ 違うなぁ、北海道と。 ~

2012-02-19 22:49:04 | 時宗のお寺
○ 名 称: 光 触 寺 
 
○ 宗 派: 時 宗

○ 霊 場:  鎌倉三十三観音霊場第7番

       鎌倉24地蔵(?)第5番 

       鎌倉六阿弥陀仏(?)第6番                       

○ 場 所: 神奈川県鎌倉市十二所793

 拝観日:平成24年1月22日

 

 鎌倉市のぼぼ左端に位置する「十二所(地名)。そこにこの光触寺さんがありました。

 

 

 

 

 この画像でわかりますかね?門からは一遍さんの銅像が見えます。

 で、こちらの本堂に呼び鈴がありまして「御朱印を希望の方は呼び鈴を」と。そうしてお願いしまして書いて頂いたのがこちら。

 

 

 「頬焼阿弥陀如来」とお書き頂いています。

 

 で・・・、こちらでは色々とお坊さんとお離しさせて頂きました。

 鎌倉という土地柄もあってか、お寺さんならではのご苦労も多いそうです。が、その話をベタベタと書くわけにもいきませんので、まるっきし別の視点から。

 

 今回訪れた鎌倉のお寺9か寺、本山のような有名なお寺さんもあれば、檀家寺・祈祷寺のようにしか見えない(実際にそういうところもあったが)お寺もありました。

 ですがそういったお寺さんのどこを伺っても、少なくとも「イヤな顔」はされなかったんですよね。もちろん拝観料を取るとかとらないとかとは全然別な次元として。ですから今回御朱印をいただけなかったお寺さんでも「あぁ~、よくお参り頂きました」っていうお言葉&雰囲気は感じたんですよね。

 

 これ・・・、当たり前でしょうか?

 別に自分の地元を悪く書く気はありませんし、すべてのお寺を「地域」だけでひとくくりにするのも乱暴な話だとは思うんですが、北海道内で訪れたお寺の中には

 御朱印をいただこうとする人 = 不審者?

 っていうところ、多いような気がするんですよねぇ。この鎌倉との違いはなんなんだ?

 それで、あくまでも仮説でしか無いんですけど、北海道のお寺って「(布教活動をする)お寺」じゃなくって「(檀家さんのための)納骨堂」なんですかねぇ?そう考えると北海道の冷たさも理解出来るんですが。

 ・・・う~ん、違うか?

 鎌倉の中にも檀家寺ありましたもんねぇ。

 

 それにしても今回は鎌倉のお寺さんに癒された旅でした。

 

 


[時宗のお寺③] 来 迎 寺   ~ なめていた鎌倉 ~

2012-02-15 22:49:07 | 時宗のお寺
○ 名 称: 来 迎 寺 
 
○ 宗 派: 時 宗

○ 霊 場:  鎌倉三十三観音霊場第5番

       鎌倉十三仏第10番                        

○ 場 所: 神奈川県鎌倉市西御門1-11-1

 拝観日:平成24年1月22日

 

 遊行寺さん、光照寺さんとお参りして次に向かおうとしたのは、

 

☆ いろんなお寺をお参りしながら鎌倉駅まで歩く

 ↓

☆ バスにて逗子市にある海前寺さんへ

 ↓

☆ 歩いて(材木座にあるほうの)来迎寺・向福寺・別願寺・教恩寺さんと回って鎌倉駅へ戻る

 

 っていうコースだったんです。

 ところが・・・

 光照寺さんから建長寺さんに行き着くまでの間、5寺くらい寄り道しちゃったモノでもう足腰ボロボロ

 そんなわけで鶴岡八幡宮辺りについたときには「これでもう帰ろうか?」なんて思っちゃってました。

 そんな時、ふっとガイドブックに目を通すと流石鎌倉。ほかにも、しかもすぐ近くに時宗のお寺さんあるじゃないですか。それがこの来迎寺さん。

 えっと(上にも書きましたが)鎌倉に来迎寺さんって2か寺あるようで。

 材木座にある方は鎌倉33観音14番。これに対してオレが向かったのは鎌倉33観音5番の方です。どちらも時宗ですが。

 

 地図で見る限りでは八幡宮のすぐ裏手にあるんだと思ってましたが、いざ歩いてみると遠い遠い。

 いやぁ~、鎌倉ってすっごい小さな街だと思ってたんですよ。端から端まで歩いても30分もかからないだろうと。ところが結構だだっ広い街なんですねぇ。

 それでようやくたどり着いてみると、

 

 ちょっと高台に、このような感じでありました。

 が、本堂内には入れずお参りだけ。

 

 で、寺務所にてお寺の方に御朱印をお願いしました。

 当然、33観音さんの御朱印があるのはわかっていましたが「ご本尊のをいただきたいのですが」とお願いすると・・・

 

 

 ごくなんていうことなくお書き頂きました。

 どうやら33観音さんだけでなく、鎌倉13仏の霊場ともなっておられるようです(第10番・阿弥陀如来)。


[時宗のお寺②] 光 照 寺   ~ 鎌倉のオアシス ~

2012-02-10 22:49:13 | 時宗のお寺
○ 名 称: 光 照 寺 
 
○ 宗 派: 時 宗

○ 霊 場:  33観音さんとかはなし。別次元で「一遍上人霊場」                        

○ 場 所: 神奈川県鎌倉市山ノ内827

○ 拝観日:平成24年1月22日

 

 JR北鎌倉駅。

 円覚寺へ向かう人の群れに背を向けて、光照寺へ向かう。

 

 ・・・って、何を書こうとしているんだか

 時宗の総本山である遊行寺さんをあとにして向かったのがこちら、光照寺さん。

 ここは「一遍上人霊場」、要は一遍さんが鎌倉へ入ろうとしたら当時の役人に止められたっていう場所らしいです。

  ※詳しくは こちら を見てください。現代でいえば「アメリカへ行こうとしてニューヨークの空港までついたが、そこの入管にイチャモンつけられて入国出来ず、泣く泣く日本へ戻ってきた」といった話のようです。

 

 数多くある鎌倉の時宗のお寺の中で、まずはこちらに行ってみたかったんです。

 その理由は、(上に書いた)いわくの場所だからっていうことではなく、単純にサイトがわかりやすかったんですよね。まぁ一遍(←別にシャレを言っている訳ではない)こちらを見てみてください。

 

  光  照  寺

 

 それで外観。

 

 

 素朴なお寺です。

 全体的に「庭園」のような空気が流れていました。

 

 それで御朱印をいただこうと寺務所の玄関をあけると、そこはいま正に法事が始まる瞬間

 あまりのタイミングの悪さに「ヤベッ」と思っていると、お坊さんが「あぁ御朱印かい?今、ウチの(奥さん)に書かせるから」と。いやぁ~アリガタイやら気まずいやら

 そういった中、いただいた御朱印。

 

 

 「一遍上人霊場」とお書き頂きました。ありがとうございました。

 

 ・・・あとは余談ですが、妙にこちらのお寺さんって落ち着いたんですよ。「なんでかな?」と思っていたんですけど、他のお寺さんでは「33観音さん」やら「24地蔵さん」関係での人たちが多かったんですよね。こちらはそういった霊場ではないため静かだったのかなぁ?


[時宗のお寺①] 遊 行 寺   ~ やっと、出会えたんだね(テヘッ) ~

2012-02-08 21:49:36 | 時宗のお寺
 突然ではございますが、私(わたくし)ガキの頃から憧れている歴史上の人物がおります。
 
 と書くと普通は 
 
 ノブナガ・ヒデヨシ・イエヤスの誰か
 
 とか、
 
 坂本リョウマさんだったり高杉シンサクさん
 
 だったりするかと思うんです。
 
 ところがこういった武人・政治家の類の方々ってあんまし興味がないんですね。少なくとも「一緒に酒を飲みたい」とは思えないんですよ。
 
 じゃぁ誰に憧れたかというと、
 
 一人は 西行さん
 
 そしてもう一人が 一遍さん なんですよねぇ。
 
 「なんで?」っていわれても困りますけど、まぁそういう状況な訳で。で、せっかく鎌倉を初めとする神奈川県のお寺を巡るチャンスが訪れたモノですから、これを契機に全国の時宗のお寺さんを見て歩きたいなぁと思っている次第です。実際にどれくらい回れるかはわかりませんけどね
 
 というところで1か寺目。
 
 
 
○ 名 称: 遊 行 寺 ( 清 浄 光 寺 )
 
○ 宗 派: 時宗総本山

○ 霊 場:  東国花の寺 神奈川15番                         

○ 場 所: 神奈川県藤沢市西富1‐8‐1

○ 拝観日:平成24年1月22日

 

 まず初めは総本山の遊行寺さんを訪れました。

 藤沢の駅から歩くこと15分(多分)、そんなに迷うこともなくたどり着くことが出来ました。

 それで時宗のお寺さん自体初めて訪れるモノですから、他のどこと比べていいかわからないのでざっとした感想を。

 本山としてはそう大きくないかな?といっても場所が街の中ですからねぇ。

 それでご本尊は(当然)阿弥陀さん。阿弥陀三尊(観音さん・勢至菩薩)ではなく、阿弥陀さんお一人でおられました。制作年代は・・・そんなに古くは見えなかったですが、よくわかりません。

 あとはなぜか本堂の入ったところの横に大きめのお地蔵さんが。一瞬「オビンズル」さんか?とも思ったんですが、やっぱあれはお地蔵さんでしょう。

 

 

 あっと忘れていた。この本堂の前には一遍さんの銅像が。

 で多分、この「一遍さん」って絵巻物の姿をモチーフに作られているんだと思いますけど、遠くから見たら空也さんのような姿に見えます。だから一瞬、なんで口から「南 無 阿 弥 陀 仏」と出てきていないんだろ?と・・・。

 ※ この辺、オレの全くの趣味嗜好で書いています。内容は気にしないでやってください。あと、「空也さん」の下りがわからない方は「六波羅蜜寺の空也像」について調べてみてください。

 

 う~ん、書いていけばキリがないのでやめておきますね。

 それで頂いた御朱印。

 

 寺務所に数名おられた若いお坊さんのお一人にお書き頂きました。ありがとうございました。


[閑話休題]お坊さんは携帯の着メロにどんな曲を使っているのか?

2012-02-06 00:00:04 | 御朱印雑感など

 えぇ~、ワタクシこの1年ちょっとお寺参りにはまっております

 それで根っからの「無駄話好き」が幸い?災い?して、初対面のお坊さんと庭先で話し込んじゃったりしています。

 で、そういったとき、結構多くの確率でお坊さんの携帯が鳴るんですよね。その着メロが何とも言えず意表をつくんですよねぇ

 

 それでまずは「一般的にはこういう曲じゃないか」と思いつくのを浮かべてみますと、

 

[予想1] お経・木魚の類

 実際に「現場」に行ってみますと ゼッタイアリエナイ ですね。だって紛らわしいデスモノ

 

[予想2] 千の風になって

 ワタシの~ オハカの前でぇ~ なかないでくださいぃ~

 っていうやつです。

 これは絶対いるだろ?と思うんですが、未だ出会ったことはありません。

 思うに、この曲って「オハカには亡くなった方はいないんだよ」って唄ってますでしょ?これは「墓地新規分譲中」とかされているお寺さんにとっては気まずい詩なんじゃないか?・・・ってよくわかりませんけれどもね

 

 じゃぁ実際にどんな曲が多かったかというと、あくまでもオレの「経験」・「感覚」でしかないですけど、

 

[第3位] バタフライ

 キムラカエラさんのこの曲知ってます?

 結婚式で唄われるような曲なんですけどねぇ。


 

[第2位] 着メロ設定なし

 元々携帯に入っている「プルプルプルプル」とかの音です。

 

 そして栄えある(?)

[第1位] ジュピタ~

 いやぁ~偶然でしょうか?ダントツでこれが多いんですよ。

 それでまた確かにお寺の雰囲気ともマッチしてるんですよねぇ。

 

 

 ・・・・と書いてきましたが、冷静に書けばお坊さんがどんな着メロを使おうと勝手であるわけで

 

 そうではあるんだけれども、この曲は流石にやめてもらいたいな