○ 名 称: 真 性 寺
○ 宗 派: 真 言 宗 豊 山 派
○ 霊 場: 江 戸 六 地 蔵 ほか
○ 場 所: 東京都豊島区巣鴨3-21-21
○ 拝観日: 令和元年12月
巣鴨にある真性寺さんをお参りしてきました。
巣鴨といいますと条件反射的に とげぬき地蔵さん? と思っちゃうかもしれませんが、そちらではございません。とげぬき地蔵さんは巣鴨地蔵商店街の中央?くらいのところにあるのに対して、こちらはほぼ入口辺り。
よく巣鴨のことを「おばあちゃんの原宿」といった言い方で聞きますが、実際に行ってみると地元の人たちと観光客が多く、特に高齢者の方々が多い印象はありませんでした。
が・・・、ちょっと調子こいてタピオカミルクティなんちゅうものを買っちまったんです。そう、今流行(←もう遅い?)の。そうしますとミルクティがなんか「ほうじ茶」っぽい。そしてタピオカも黒蜜というかなんというか。要はすっごく和風に感じられたんですよ。気のせいかなぁ?
さて本題へ。
本堂前です。本堂の前におられる大きなお地蔵さんが印象的。
ご本尊は秘仏のお地蔵さんらしいんですが、外からはよく見えず。それで御朱印は向かって右の寺務所にて。
(寺務所です)
いただいた御朱印は、
ここでビックリの薬師さん。
江戸六地蔵ということからも、また本堂内の秘仏本尊もお地蔵さんだと思っていましたから・・・。このご本尊が薬師さんなのか地蔵さんなのかはっきりとはわからないんですが、こちらの正式名称を確認して妙に納得。
こちら、「醫王山東光院眞性寺」っていわれるんですね。「醫王山」って今の字体で言えば「医王山」、ってことで薬師さんかと。
無事に御朱印をいただいて外に出てみると・・・、あ、
[ご注意:こっから先は機嫌が悪い人は読まないでください]
(上記画像にある)本堂前の大きなお地蔵さんに中年のご婦人が登って写真撮っているんですよ。立派な一眼レフで。お寺の掃除をしていた方々が注意しても・・・、ってもちろん外国人の方じゃないです。
宗教施設だからどうのという前に、例えば美術館の庭に置かれたブロンズ像に登って写真撮ったりしますかねぇ?この感覚ってわからんなぁ。
なんだかなぁという気分で御朱印を見直そうとしますと一片の紙が。
お経も書写せず、ただ朱印だけを集めて歩くということでは、本来の尊い意義を無視してしまうということになるのであり、全く残念なことであります。ですから少なくとも「般若心経」一巻ぐらいは書写なさるかご仏前で読経なさるかした後、それから「納経印」をお受けになる様に願う次第であります。
との言葉が(一部、難しい漢字については正確ではありません)。
この文章が書かれた背景、いろいろと想像するに難くありませんが、現状はもっと大変なような気がします。
なにはともあれありがとうございました。