○ 名 称: 大臼山道場院 善光寺
○ 宗 派:浄土宗
○ 霊場(ではないが):全国善光寺会会員
○ 場 所:北海道伊達市有珠町124番地
○ 拝観日:平成22年12月30日
う~ん、ここについて書き出したらきりがない。
というのも俺が生まれ育った所って、ここから車で1時間かからないところだったモノで
ということで簡単に書きますと、道内では非常に古刹・名所として知られています。実際に1804年に徳川家斉が設置したとされる「蝦夷三官寺」の一つですから。
※ほかの二寺は(様似の等澍院・厚岸の国泰寺)。詳しい寺歴は上にリンクした公式サイトを見てみてください。
で、お参りしたのは平成22年の12月30日。そう、年末も押し迫ってあわただしい様子。そんな中でも快く御朱印を書いて頂きました。
本堂には実際に「一光三尊」の阿弥陀さんがおられるのかどうかはよくわからず。だって・・・、真っ暗だったんですモノ
それよりも今回、一番驚いたこと。
それは「有珠」が「臼」と書かれていること。
「有珠」って、近所に有珠山があるとおりこの辺一体の地名なんですよ。それが「臼」って・・・。
うろ覚えの知識で恐縮ですけど、
善光寺さんの名前の由来となった「ナントカ善光」さん。この方、難波かどこかで投げ捨てられた一光三尊の現在秘仏である阿弥陀さんを拾って(長野へ)持ち帰ったかと。
それで最初、家の臼の上にその仏さんを乗っけておいて、その後お堂を建てて仏さんを移したと。
それが翌日になったら仏さんがまた臼の上に戻っていて
信仰のない場所には1日たりともいることはできない
っていわれたんじゃなかったでしたっけ?
その「臼」じゃないですかねぇ?
あぁ~、やっぱちゃんと調べるなりして拝ませてもらえばよかったなぁ
なにはともあれ道内では珍しい「藁葺き」の本堂でした。本当に年末のお忙しい時期にありがとうございました。