○ 名 称: 誓 願 寺
○ 宗 派: 浄 土 宗 西山深草派(総本山)
○ 霊 場: 法然上人二十五霊場第20番
○ 場 所: 京都市中京区新京極通三条下る桜之町453
○ 拝観日: 平成30年11月
新京極の誓願寺さんです。
こちら個人的には非常に気になるお寺さんでして、御朱印以外にも書きたいことがありますが、きりがないんで御朱印以外のことは一つだけに。
ということでまずは御朱印関係から。
新京極のほぼ中心部にある、こちら誓願寺さん。
時代の波に乗ってかどうかはわかりませんが、「顔ハメ」もしっかりと。
境内自体はそれほど大きくはなく。
門前からでもこのようにご本尊が拝めます。
御朱印は本堂内左手にて。
そこで6種類の御朱印がいただける(←具体は公式サイト内に記載があります)ようですが、いただいたのはご本尊の
阿弥陀さんバージョン。
と、それはそれとして気になったのは御朱印帳。公式サイトからの通販で
こちらと
こちらが頒布されているのは知っていました。
が、どっかの情報では11×16の小さいヴァージョンだと。ところが実際は12×18の大判でした。
と、それとは別に
とのことで
こちらのヴァージョンが(これも12×18)。
これ、欲しかったんですけどもう持ち合わせが・・・
そしてもう一点。
実はこちらのご本尊、長年不思議だったんですよ。
まず、お姿としては
※公式サイトから
それでこれまた公式サイトから引用しますと、
〇 現在誓願寺本堂に御本尊として安置されています阿弥陀如来像は、もとは石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう:京都府八幡市)に八幡神の御本地仏として安置されていた阿弥陀如来座像で、神仏分離が行われていた明治2年、誓願寺に移安されてまいりました。
〇 現在のこの阿弥陀如来座像は木造、寄木造布貼の丈六の座像で平安時代後期の定朝様で鎌倉時代から南北朝時代の頃の作と見られています。
とあるんですね。
これらのことから
・ もともとは石清水八幡宮にあった。
・ (印相は見えないけれども)丈六の阿弥陀像
・ 寄木造で定朝様だが、制作年代は鎌倉のような室町(南北朝)のような・・・。
・ 阿弥陀三尊ではない
ようなんですよ。
で、ド素人のぱっと見の印象としてこの方、
薬 師 さ ん
に見えませんかね?
小浜辺りにおられる薬師如来っぽく見えるんですよねぇ。
こちらのご本尊を初めて見てから約30年。今回拝観させていただいてもやっぱりこの印象は変わらないんだよなぁ。
別に薬師さんであっても阿弥陀さんであってもいいんです。とにかく、この方の若々しい瞳って好きなんですよ。あぁ、やっぱり御朱印帳買っておけばよかった