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<役員報酬>1億円超は280人 有報の提出期限

2010年06月30日 | 日記
 10年3月期に1億円以上の報酬を受け取った役員が約280人に及ぶことが30日、分かった。役員の氏名などを有価証券報告書(有報)に記載することが今年から義務付けられ、有報の提出期限である同日夕までに共同通信が集計した。

 報酬額が最も多かったカルロス・ゴーン日産自動車社長の場合、日産が開示に先立ち株主総会で公表した報酬額は8億9000万円だったが、同日提出した有報では8億9100万円だった。

 任天堂も有報で1億円以上だった6人の報酬を正式に開示し、岩田聡社長が1億8700万円、「マリオシリーズ」の生みの親とされる宮本茂専務が1億2600万円など。信越化学工業は、20年間社長を務め、29日に会長となった金川千尋氏がストックオプション(自社株購入権)を含め、5億3500万円となるなど、5人が1億円を超えた。

 富士フイルムホールディングス(HD)も古森重隆社長が3億6100万円。映画製作などを手掛ける東北新社は創業者の植村伴次郎最高顧問が退職慰労金を含めて6億7500万円だったと明らかにした。【宮崎泰宏、浜中慎哉】

    ◆30日開示された主な役員報酬◆

<日産自動車>

カルロス・ゴーン社長      8億9100万円

志賀俊之最高執行責任者     1億3400万円

コリン・ドッジ副社長      1億7600万円

西川広人副社長         1億 500万円

山下光彦副社長         1億 200万円

カルロス・タバレス副社長    1億9800万円

<任天堂>

岩田聡社長           1億8700万円

森仁洋専務           1億1000万円

波多野信治専務         1億1400万円

竹田玄洋専務          1億1000万円

宮本茂専務           1億2600万円

永井信夫専務          1億1000万円

<日本板硝子>

マイク・パウエル最高財務責任者 1億5800万円

スチュアート・チェンバース元社長1億4100万円

マーク・ライオンズ執行役    1億2500万円

出原洋三相談役         1億 400万円

藤本勝司会長          1億 400万円

<信越化学工業>

金川千尋会長          5億3500万円

森俊三社長           1億9700万円

秋谷文男副社長         1億9700万円

斉藤恭彦副社長         1億4300万円

小野義昭専務          1億2400万円

<富士フイルムホールディングス>

古森重隆社長          3億6100万円

高橋俊雄専務執行役員      1億3800万円

山本忠人取締役         1億2600万円

<東北新社>

植村伴次郎最高顧問       6億7500万円

※ストックオプション(自社株購入権)、退職慰労金含む

引用元:yahoo ニュース



<任天堂>「マリオ」生みの親1億2600万円 報酬を開示

2010年06月30日 | 日記
 任天堂は30日提出した有価証券報告書で、1億円を超えた専務5人の役員報酬額を明らかにした。「マリオ」シリーズなどを生み出した情報開発本部長の宮本茂専務が1億2600万円。他は森仁洋専務1億1000万円▽波多野信治専務1億1400万円▽竹田玄洋専務1億1000万円▽永井信夫専務1億1000万円だった。【青木勝彦】

引用元:yahoo ニュース



三井住友銀、インド銀に出資 邦銀初

2010年06月30日 | 日記
 三井住友銀行が、インド民間銀行4位のコタック・マヒンドラ銀行に250~300億円を出資し、資本・業務提携することが30日、分かった。出資比率はインドの外資規制の上限に近い4・5%に達する見込み。邦銀がインドの銀行に出資するのは初めて。

 今秋にもコタック銀の第三者割当増資を引き受け、創業家と米投資会社に次ぐ3位の大株主となる。インドは外資による国内銀行への出資は原則5%までしか認めていない。今後の規制緩和で出資比率の引き上げも検討する。

 コタック銀は傘下に銀行のほか証券、保険部門をもつ複合金融グループ。三井住友は、インドで英スタンダードチャータード銀行と商業銀行業務で提携している。コタック銀との提携で投資銀行業務を拡充する。三井住友は、日系企業がインドで資金調達するときの株式や社債の引き受けを強化するとみられる。

 国内市場が少子高齢化で縮小する中、邦銀は経済成長の続くアジア市場での事業拡大を目指している。三井住友フィナンシャルグループは昨年度、二度の大型増資に踏み切っており、調達した資金を成長市場に投入することで、海外部門の収益向上にはずみをつけたい考えだ。

引用元:yahoo ニュース



<大同特殊鋼>鉄スクラップ海外調達比率「5年で5倍に」

2010年06月30日 | 日記
 特殊鋼大手、大同特殊鋼の社長に29日就任した嶋尾正氏(60)が毎日新聞のインタビューに応じ、主原料の鉄スクラップの海外調達比率を、今後5年で5倍に増やす意向を明らかにした。人口減などで鉄スクラップの国内供給量が先細ることを見据えた措置で、調達ルートを多様化して安定成長を目指す。

 原料の9割を占める鉄スクラップのうち、輸入割合は1%弱。これを5年で5%に引き上げる。主な調達先は北米を想定している。

 自動車メーカーなどは、日本の人口減や新興国メーカーとの競争激化を背景に、生産拠点を海外に移しつつある。しかし、嶋尾社長は品質重視の観点から、今後も国内で特殊鋼を生産するとしたうえで、「良質なスクラップがいつまでも豊富に手に入るとは限らない。先々のため早めに手を打つ」と、原料の海外調達を重視する考えを示した。現状水準の円高が続けば、輸入に伴う輸送コストを加味しても採算がとれるとしている。

 また、同社が開発を進めている集光レンズと組み合わせた特殊な太陽光発電システムについて「製造コストを大幅に下げるめどがついてきた」とし、今後2年で事業化に向けた最終判断を下すとした。【宮島寛】

引用元:yahoo ニュース