三菱航空機の江川豪雄社長は3日、毎日新聞のインタビューに応じ、初の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット」(MRJ)の生産を9月にも始めることを明らかにした。国産旅客機の生産はプロペラ機「YS11」の製造が73年に打ち切られて以来37年ぶり。江川社長は「技術力向上を通じて国内産業の発展に貢献したい」と語った。
【写真特集】航空宇宙展:MRJの客室模型を国内初展示 三菱重工大江工場(名古屋市港区)などで部品生産に入る。最終組み立ては愛知県営名古屋空港隣接の小牧南工場(愛知県豊山町)で11年にスタートさせる予定だ。
MRJは全日本空輸が25機、米トランス・ステーツ・ホールディングスが100機を発注。欧米など複数の航空会社とも商談中という。12年4~6月に初飛行する予定で、14年1~3月の初号機納入を目指している。【宮島寛、工藤昭久】
引用元:yahoo ニュース