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<中国>人民元切り上げへ 中銀、「弾力性高める」

2010年06月19日 | 日記
 【北京・浦松丈二】中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元の為替レートの弾力性を高めることを決定したと発表した。08年夏から事実上ドルに固定してきた人民元相場を週明けの21日以降、管理変動相場制に戻し、人民元切り上げを再開する方針とみられる。

 同行報道官は「世界経済が次第に回復してきたことを受け、わが国経済の反発の基礎はより強固になり、経済運営がより安定化してきた」と理由を説明した。

 人民元問題では、米議会などが貿易均衡化を理由に強硬に切り上げを求め、中国側は「外圧の下では人民元の為替制度改革を進めない」(胡錦濤国家主席)と強く反発してきた。しかし、今月26日からカナダ・トロントで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に胡主席が出席するのを前に「弾力性を高める」と切り上げ再開と受け取れる発表に踏み切った形だ。

 人民元相場は05年の制度改革で08年夏までに約20%上昇したが、08年の金融危機以降は1ドル=6.83元前後に事実上固定していた。

引用元:yahoo ニュース



ANAが格安航空会社を新設へ…国際線は半額

2010年06月19日 | 日記
 全日本空輸が、国内に低コストで運営する格安航空会社(LCC)を新設し、関西国際空港を拠点に国際線と国内線の運航に乗り出す方向で検討に入ったことが19日、明らかになった。

 国際線は大手航空会社の半額程度、国内線は高速バス料金並みの片道1万円以下の運賃を目指す。急速に台頭するアジアのLCCに対抗する狙いがあり、早ければ来年度中にも運航を始めたい考えだ。

 新設する子会社は、ANAとは別ブランドとする案が有力で、国際線は中国などアジアを結ぶ路線が中心になると見られる。

 200人前後の中小型機を利用して短距離を中心に運航頻度を増やし、航空機の回転率を上げる一方、機内サービスは簡素化し、パイロットには外国人を雇用するなどして人件費を抑え、コスト削減を図る。

 施設利用料が安い簡素なLCC専用の旅客ターミナルビルの建設を検討するなど、LCCを積極的に誘致している関空に拠点を置く方針。

 国土交通省は5月にまとめた成長戦略で、日本へのアジアの観光客誘致にはLCCの参入促進が不可欠として、空港の着陸料引き下げや規制緩和などを進める方針を打ち出した。さらに関空の抜本再建策を検討する考えを示しており、全日空はLCCの事業化に向けた条件が整いつつあると判断した。

 ◆LCC=Low Cost Carrier(ロー・コスト・キャリアー)の略。機内食を有料にするなど運航経費を削り、既存の航空会社に比べて運賃が大幅に安いのが特徴。国際航空運送協会によると、2009年の航空会社別旅客数では、首位のサウスウエスト航空(米国・1億133万人)、5位のライアンエアー(アイルランド・6528万人)などLCCが上位に入っており、世界の航空輸送市場シェア(提供座席数)の約2割を占めている。

引用元:yahoo ニュース



1件1000万円以上が条件=9月上旬に初の実施へ―日銀の新貸出制度

2010年06月19日 | 日記
 日銀は18日、成長分野に投資や融資を行う民間金融機関を支援する新たな貸出制度について、金融機関の投融資案件1件当たりの規模を1000万円以上とする条件を設けることを明らかにした。また、貸出額は1金融機関当たり1億円以上とする。同日開催された貸出制度に関する金融機関向け説明会で示した。9月上旬に初の貸し出しを行う。
 日銀は環境・エネルギーなど日本の経済成長力向上が期待できる分野に対し、四半期ごとの投融資の実績に応じて、政策金利と同じ年0.1%の低利資金を金融機関に貸し出す制度を創設した。詳細が示されたことにより、制度活用に向けた金融機関の準備が加速しそうだ。 

引用元:yahoo ニュース