民主党が参院選マニフェスト(政権公約)に掲げている高速道路無料化の11年度概算要求について、前原誠司国土交通相は22日の閣議後会見で、1000億円だった今年度を超える予算額を求めていく意向を明らかにした。
来年度以降の無料化区間については、今月28日から来年3月まで実施する無料化の社会実験の結果を踏まえて判断する方針。だが、概算要求が8月に提出されるため、実験データを来年度予算に全面的に反映することは難しい。前原国交相は会見で「再任時に菅直人首相から、段階的に原則無料化をすすめるよう指示が出ている以上、概算要求を増やしていくのは当然」と話し、今年度は全路線の2割にとどまる無料化区間の拡大に意欲を見せた。
無料化について国交省は今年度予算で6000億円の概算要求をしたが、1000億円しか認められなかった。民主党は昨夏の衆院選マニフェストで、「11年までに段階的に実施し、12年度までに年1.3兆円規模で完全実施」と明記したが、参院選マニフェストには数値目標を盛り込んでおらず、実施時期や規模が大幅に修正される可能性もでている。【寺田剛】
引用元:yahoo ニュース
来年度以降の無料化区間については、今月28日から来年3月まで実施する無料化の社会実験の結果を踏まえて判断する方針。だが、概算要求が8月に提出されるため、実験データを来年度予算に全面的に反映することは難しい。前原国交相は会見で「再任時に菅直人首相から、段階的に原則無料化をすすめるよう指示が出ている以上、概算要求を増やしていくのは当然」と話し、今年度は全路線の2割にとどまる無料化区間の拡大に意欲を見せた。
無料化について国交省は今年度予算で6000億円の概算要求をしたが、1000億円しか認められなかった。民主党は昨夏の衆院選マニフェストで、「11年までに段階的に実施し、12年度までに年1.3兆円規模で完全実施」と明記したが、参院選マニフェストには数値目標を盛り込んでおらず、実施時期や規模が大幅に修正される可能性もでている。【寺田剛】
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