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DAZN観戦 2019年J1参入プレーオフ1回戦 徳島ヴォルティスvsヴァンフォーレ甲府

2019-12-06 19:20:46 | サッカー視聴記(2020年以前)

<徳島スタメン> フォーメーション 3-4-2-1
GK 梶川
DF 石井 ヨルディ・バイス 内田裕
MF 田向 岩尾 鈴木徳 島屋
   渡井 野村
FW 河田篤

<甲府スタメン> フォーメーション 3-4-2-1
GK 河田晃
DF 小出 新井 エデル・リマ
MF 湯澤 小椋 佐藤和 内田健
   曽根田 アラーノ
FW ピーター・ウタカ

徳島は杉本がベンチ外となり、島屋を彼のポジションである左ウイングバックに転用。
故障者の影響で最終盤でスタメンとなった田向・鈴木徳真も、継続して起用。
サブには小西が復帰したが、一方で狩野・内田航平が外れ。
その他は清武・藤田・押谷と順当なメンバーが並ぶ。

甲府は最終節出場停止だった小椋が復帰しボランチ、彼の代役だった横谷はサブに。
後は終盤と同じメンバー、残り4試合というタイミングでセンターバックに抜擢された新井も継続起用。
サブには故障復帰して間もないドゥドゥと、ジョーカーの金園。
この2人に加えて佐藤洸一も入り、終盤の攻撃要員には事欠かないメンバー。

試合開始
ボール支配からの攻撃が信条の徳島と、堅守速攻が第一の甲府の戦い。
前半5分 徳島・野村がシュート
渡井の中央でのドリブルからチャンス、左に展開した後島屋が早速カットインを仕掛け、彼のパスからシュートするもGK河田晃平がキャッチ。
前半6分 甲府・内田健太がシュート
湯澤の右からのクロスが流れ、中央やや左で走り込んでのシュート、徳島・田向がブロックで防ぐ。
前半9分 甲府・内田健がFKを直接シュート
佐藤和弘が徳島・鈴木徳に倒され反則、左ハーフレーンでエリアからやや手前という位置。
グラウンダーで直接狙うも壁に当たってこぼれ、また蹴る前に小椋がオフサイドポジションに出たため、壁に当たった時点でオフサイドを取られた。
その後は徳島がペースを握り、いつものようにポゼッション重視で攻める。
最終ラインは、いつもよりも右の石井が前に出る場面が多く内田裕斗は自重気味。(後半は数的優位もあり内田裕が上がる場面が目立った)
17分頃から甲府の反則祭り、1分おきに立て続けに3度反則を犯してしまい、結局この姿勢が後の命取りになった感あり。
20分に甲府が攻勢、クロスは跳ね返されるもセカンドボールを握り続け、徳島を押し込む。
しかし直後の21分、アラーノがくだらない抗議の姿勢(ボールを叩きつける)で警告を貰う。
この後は甲府もボールを握って攻撃、ポジションチェンジも頻繁に行い、ポゼッションスタイルかと錯覚する場面も。
具体的には右サイドは右CB・小出が張り出し、WB・湯澤が前に出る。
そして左サイドは、アラーノが度々張り出して前進を助ける。
そしてウタカとアラーノが再三ポジションチェンジを敢行、ウタカが左に流れた時はアラーノが中で張っていた。
前半32分 甲府・ウタカがシュート
そんな姿勢が実ってのシュート。(GK梶川がキャッチ)
リマのドリブルでの持ち上がりから、ウタカがアラーノとワンツーでエリア内に進入し、角度の無い所から撃った。
前半33分 徳島・河田篤秀がシュート
対する徳島、左サイドでパスを繋いで前進、中央で野村のスルーパスに抜け出した河田篤。
GK河田晃と一対一になるも、エリア内で放ったシュートは弾かれ、「河田対決」は甲府の河田が勝った。
両チームのFWが一本ずつシュートを放ち、まずまず互角の展開である事を証明。
直後の34分は徳島のコーナーキックのチャンスだったが、キッカー野村はトリックプレーを選択するも、グラウンダーでエリアやや手前に入れたボールが直接甲府・リマに渡ってしまいカウンターという可笑しな場面を作ってしまう。
この後、35分に甲府・新井が河田篤に対するラフなタックルで警告。
このフリーキックからのクロスの応酬は防いだ甲府だが、ついに耐え切れず。
前半37分 徳島先制 バイスがシュート 1-0
再び野村のスルーパスが契機、今度は左サイドの島屋へ。
島屋はグラウンダーで甲府・新井の裏のスペースに入れると、後方から走り込んだバイスがシュートを放ちネットを揺らす。
前半39分 甲府同点 ウタカがシュート 1-1
実質2点ビハインド(正確には1.5点ぐらいか)となった甲府だが、その直後、長いボール支配の末のチャンスをモノにする。
最初は右サイドからの攻めだったが一旦新井まで戻し、アラーノのドリブルを交え、左に展開した後リマがクロス。
グラウンダーのボールをウタカがトラップし、ループ気味の技ありシュートを放つと、GK梶川の手を弾いてゴールに。
その後も互角の展開ながら、甲府・アラーノが徳島・野村に反則を犯す等、後半の伏線となる場面がチラホラと。
前半AT 徳島・野村がシュート
島屋のロングパスの跳ね返りを拾った岩尾からパスが繋がり、エリア内で野村が撃つも甲府・リマが防ぐ。
この後甲府のターンになるもシュートまでは行けず。
前半終了

後半開始
後半1分 徳島・河田篤がシュート
早速キックオフからのロングボールでの攻撃をシュートに繋げた河田篤。(田向の落としを拾いエリア内で撃つ・枠外)
そしてその後甲府の攻撃に移り、後半も互角かと思われた所に事件発生。
後半2分 甲府 アラーノ退場 10人に
再び野村に対してチャージしてしまったアラーノ、後ろからという言い訳の利かない形に本人もまずいと思い、すぐに倒れた野村を起こそうとするも突き出される黄色のカードは止まらず。
この時に徳島・バイスが、腕に巻いたテーピングの色を白→青に変えるのに試合が止まるという場面が生まれ、いささか落ち着きを取り戻して再開。
甲府は4-4-1のフォーメーションにシフトし、DFは右から小出・新井・リマ・内田健、MFは右から湯澤・小椋・佐藤和・曽根田となる。
後半6分 徳島・渡井がシュート
この前の5分に甲府が攻撃、曽根田がエリア内へスルーパス、湯澤が走り込むも収まらず。
すると徳島のターンが開始、ポゼッション重視の相手に1人少なくなる事の意味を、この後嫌と言う程甲府は味わってしまう。
後半7分 徳島・島屋がシュート
上記の渡井のシュートが防がれてのコーナーキックからのシュート。
これも防いだ甲府、リマのドリブルで一気にカウンターを仕掛けるが、モノに出来ず。
この後徳島にボールを動かされ続け、反撃もままならず。
後半11分 徳島・バイスがミドルシュート
バイス得意の攻撃参加(それにしても両チームとも助っ人DFは攻撃大好きなタイプだ)、ドリブルで持ち込んで撃つ。
これはブロックされ、その後もボールを繋ぐが、最後は島屋のクロスがカットされ終了。
後半13分 徳島・野村がシュート
後半13分 甲府 曽根田→金園 湯澤→ドゥドゥに交代
一向に攻撃機会が巡って来ない甲府、野村のシュートが枠外に終わったこのタイミングで2枚替えで勝負を賭ける。
2人ともサイドハーフに入り、ドゥドゥが右・金園が左。
しかし直後に金園が徳島・田向に対してバックチャージで警告、これで甲府はこの日4枚目。
その直後(15分)、バイスと小出が交錯し、バイスが足を痛める場面が。
ヒヤリとしたが続行可能となり、バイスは一旦ピッチ外へ出た後復帰。
後半21分 甲府・ウタカがシュート
その後も徳島がボールを握る時間帯が続いたが、ようやく甲府が反撃。
佐藤和の縦パスから、金園の1タッチパスを受けてエリア内左から撃つも、直前に徳島・鈴木徳のタッチでジャストミートせず。
直後の22分、ドゥドゥがドリブル→小出とのワンツーで奥に進入しクロスを上げる(クリアされる)が、再び攻撃はこの後打ち止め状態に。
23分岩尾とドゥドゥがボールを拾いに行き、ドゥドゥがバックチャージの格好になってしまい倒れる。
この時は流されたがプレーが止まった後ドゥドゥに警告、これで5枚目である。
後半27分 徳島・島屋がミドルシュート
ここもコーナーキック、野村がショートコーナーを選択してのシュートシーン。(GK河田晃がキャッチ)
直後の徳島の攻撃、渡井がドリブルで持ち上がっている最中突然腰を抑え、倒れ込んでしまう。
後半30分 徳島 渡井→小西に交代
バイスと違いマストの選手では無いためか、徳島ベンチはすぐに交代を選択。
鈴木徳がシャドーに上がって小西が本来のボランチに。
直後に田向のドリブルに対し足を掛けて倒した甲府・佐藤和、チーム6枚目の警告を受けたうえ直接フリーキックに。
後半32分 徳島・バイスがFKを直接シュート 直後再度バイスがシュート 直後島屋がシュート
右ハーフレーン・エリアからはやや手前という位置でバイスが直接狙う。
しかし壁に当たり、跳ね返りを再度バイスが撃つも再び壁に当たり、後方にこぼれたボールを島屋が撃つという三連撃だったが島屋のシュートは宇宙開発に。
後半35分 甲府 内田健→佐藤洸に交代
後半35分 徳島 島屋→清武に交代
甲府は勝負を賭けるカードを切り、再び3バックに戻したうえ、最前線を佐藤洸・金園の2枚にしてドゥドゥが左SHへシフト。
ウタカは2列目だがポジションは一定せずという役回りに。
後半38分 甲府・ウタカがシュート
後半39分 甲府・金園がシュート
その効果が表れ、甲府はようやく反撃体制に。
佐藤洸に当てるロングボールを軸に、裏の選択肢でドゥドゥへパスを出して突破させる攻撃。
この場面は後者が功を奏し、反撃の狼煙のシュートが生まれた。
後半40分 徳島 河田→押谷に交代
定型となっている徳島の交代。
リーグ戦での押谷はサブとなってもモチベーションを切らさず、良く試合終了間際に追加点となるゴールを決めていたりと活躍していた模様。
後半42分 徳島・清武がFKをクロス気味にシュート
後半44分 徳島・バイスがFKを直接シュート
甲府攻勢の流れを切りかねなかったのが、再びの甲府の反則ラッシュによるフリーキック攻勢。(後者は小椋に警告・これで7枚目)
清武のは距離があり、一瞬ライナーでのクロスと思ったものの直接GK河田晃の腕に収まる。
バイスのは逆に距離が近すぎ、再び壁に直撃で終わる。
後半AT 甲府・佐藤洸がシュート
これは惜しいボレーシュートだったが、無情にもゴール右に外れた。
後半AT 徳島・清武がシュート 直後岩尾がシュート
押谷が左サイドで時計を進めるべくキープ、倒れたもののすかさず清武が拾ってドリブルで突き進む。
そして奥でカットインしてGK河田晃の目の前まで来て、シュートも抜けず弾かれる。
そして甲府・新井がクリアも小さく、岩尾がシュートしたが甲府・リマのブロックで際どく防ぎ、止めは刺せず仕舞いとなった。
後半AT 甲府・金園がシュート その後ウタカがシュート
ポイントゲッター2人のシュートも、徳島のブロックに阻まれ得点できず。
色々あったおかげで8分もあったアディショナルタイム、その後ドゥドゥが怒涛の中央突破を魅せたりと、最後まで甲府は攻めたもののゴールを奪う事は無く。
試合終了 1-1 引き分け(徳島の勝利)

1-1で終わり、レギュレーションに従ってリーグ戦上位であった徳島が勝ち上がり。
徳島は数的有利が色濃く表れた時間帯(甲府・佐藤洸投入まで)に一度でも決めておけば、もっと楽に勝ち上がれたと思います。
渡井の故障は気掛かりでありますが、2回戦も引き分けOKとなったのはプラス要因。
甲府の警告が膨れ上がったのは、数的不利をカバーしようという気迫の表れだったと推測しておきますが、それにしても多すぎという感想が先に立ってしまいます。


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