めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

ご近所の底力

2014-11-14 16:41:37 | 日記
  
昨日、今日と日中は穏やかで暖かです。
  時々、風が吹いて木の葉をハラハラと散らします
  箒で落ち葉と戯れていましたが、切りがないので止めました。

  このような暖かい日は庭仕事がはかどります。
  塀の外のプランターにチューリップの球根を植え付けていますと、 
  軽トラが止まり、若い作業着姿の若者が降りてきました。
  近づいてくる彼を見て、一瞬、お出でなすったと思いましたね
 「近くで仕事をしているんですが、今、通りかかったらお宅の庇の下がめくれて・・・」
  私、皆まで言わせませんよ。
 「ええ、分かっていますよ。ぼろ家ですからね。色々な業者さんが見えますよ。
  今更、手を入れても切りがないのでお断りしています。後は子供たちに任せていますよ」
  若者、苦笑いしながら、食い下がります。
 「今、庇の下だけでも、打ち付けましょうか」
 「結構ですよ。1カ所ではすまなくなりますから。それに知り合いの大工さんがいますし」
 「そうですか」
 「悪いわね。ごめんなさいね」
  この婆さん、手強いと思ったのか、若者引き下がって軽トラで去って行きました

  だが、しかし 
  ご近所のお宅の屋根に先程の若者が登っているではありませんか
  下にはその家のご高齢の奥さんともう一人の作業員らしい男性。
  一瞬、これはまずい、行ってあげなければと思ったら、ご近所のしっかり者の奥様の
  姿がありました。それに、前のお宅のご主人さまも出ていらっしゃいました。
  遠目で屋根の上の若者の姿を追っていますと、ただ、2階の屋根の雨樋を見ているだけ。
  めくれているとか言って登ったのでしょう。
  やがて、屋根から下りてきました。
  遠くから見守っていると、しっかり者の奥様と業者がなにやら話しています。
  後でしっかり者の奥様からお話しを伺ったら、
  サービスで点検すると言いながら、料金を請求したらしいのです。
  しっかり者の奥様のお陰で料金を払わないで済んだようです。

  私共の地域はご近所さんの結束力が強いのです。
  ご高齢のお宅の雨戸が開かないとご近所さんが見に行きます。
  しっかりと見守っています。
  お年寄りのお話相手をなさっている方もいます。

  今回もご近所さんの底力で詐欺紛いを予防できたのではと、ほっとしました。

午後から、親方は何とか委員会の会合へ
  何とか委員会のお邪魔虫ではないかと案じています。
  ソロソロ引退して欲しいのですが

  私は庭の冬支度に精を出しました。
  午前中は親方に手伝って貰って、孔雀サボテンを5鉢、2階に運んだので、
  これで、冬支度は大体終わりました
 
          
     プランターの野菜類を引き抜きましたら、大きなシシトウが2本隠れていました
  
コメント (12)
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