めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

教授の夢とお赤飯

2014-11-06 10:19:14 | 日記
                                
台風の影響でしょうか、はっきりしないお天気です。
  朝方、素敵な夢を見ていました。
  小高い丘の上でジャケット姿の坂本龍一さんが歌っています
  それを私が建物の窓から眺めてます。
  顔がはっきりと見えるくらいの近さです。
  丘の高さと窓の高さが同じという不思議な情景です。

  曲名は分かりませんが聞き覚えのあるメロディです。
 「ああ、坂本龍一は、娘が大好きだったなぁ」 と、思いながら聴いています。
  
  娘は坂本龍一氏を教授と呼んで大ファンでした
  ポスター、レコード、CD、著書などが娘の部屋にたくさん置いたままになっています
  
  うっとりと聴き入っていると、突然、チャイムの音。
  目が覚めました。
  時計を見ると8時半。
  昨夜、寝たのは2時過ぎ。また、寝坊してしまいました。
  チャイムは鳴り続けています。
  モニターを見るとあの、お上品な奥様です。
  急いでセーターを着て、洗面所に走り 顔をザブザブ
  髪を手で撫でつけながら、玄関のドアを開けました。

  あのお上品な奥様がにこやかな笑顔で立っておいででした。
 「すみません、お待たせして、手が離せませんでしたので・・・」 と、苦しい私 
 「早くから申し訳ございません。昨日はありがとうございました」
  昨日、柿もぎをして時、奥様が通りかかられたので、少し持って行って頂きました。

 「お赤飯を作りましたのでどうぞ、お召し上がってくださいませ」
 「とんでもございません。先だっても、たくさん頂いたばかりですのに」
 「今朝、六時起きでたくさん作りましたのよ。友だちにも届けようと思っていますの」
 「まあ、すみません。頂戴いたします。夫が好きで、よく、○○で買ってきますのよ」
 「ご主人がお好きなのですか。それはようございました」
  頂いたお赤飯は食べきれないほどたくさんありました。
  お返しに、又、柿を差し上げたのでした。




           
コメント (10)
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