無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

換気とは?

2011-01-20 10:33:33 | 換気、住宅
今年に入ってから、ブログの閲覧数が伸びてきた。

誰が見てるか知らないけど。

関心を持ってもらうことは大いに歓迎。

最近寒いので暖房をつける頻度が多いと、部屋の中でホコリ溜まりが多くなる。

全熱交換の換気を付けてると、どうも3種の換気よりホコリ溜まりが出来やすいように感じる。

全熱交換換気システムは空気を熱媒体としてしか考えてない、室内で循環されてゆく空気の質はどう考えているのか?

それもフィルターだけが防波堤で空気を循環させているのに?

フィルターはピンきりだから、その防波堤が崩れた時はどうするの?

台風とか大雨と同じで、それは想定外でしたなんて答えがあるのか?

その時は、家族が全員がウイルス汚染か感染症に掛かってしまったときは?

その時気が付いたと言っても、後の祭り。

換気システムは、住宅と一生付き合って行かなければならない運命共同体。

黄砂が最近ひどくなったから外からの空気を入れたくない。花粉症が酷いから外からの空気を入れたくない。環境が悪いから外からの空気を入れたくない。

なんて話で、3種換気に文句を付ける工務店がいる。

なんか間違っていませんか?

木造住宅で全熱交換をした場合、限りなく潜水艦並みに隙間を防がないと、外からの風圧、温度差による自然換気による影響が避けられない。

外の影響を受けたくないため全熱交換をつけても、潜水艦並みの気密性能を出さないと、受けたくなくても受けざるを得ないことを知っている工務店はいない。

室内に入った黄砂、花粉は室内を循環し続ける運命な訳で、いつ室外に排出されるの?

いや!それはフィルターが全て除去してくれるから安心!!

では、フィルターが除去した、黄砂、花粉はどうやって室外に持ち出されるの?

それは、フィルターを交換することで解決?

フィルターを交換する時に、付着した黄砂、花粉が室内に飛散しない交換方法ってあるの?

素人がフィルター交換するような手軽さで、目に見えない花粉、ウイルス菌が付着したフィルターを手袋、マスク、防御服も着ないで交換しても良いの?

換気の商売20年近くやっている私が全熱交換をやりたくない理由は、完全に除去できないリスクを解決できないから。

巷の人は、そこまで知らないから全熱交換換気システムが省エネに優れた換気システムだと勝手に思っている。

空気が柔らかだ、外の音が静かだ、花粉が入らない、黄砂が止められると一方的に思い込んでいる。

そこを、口の上手い工務店は、良さだけを強調する事で、高い換気システムを付けさせる事が出来る。

あえて反論しないことで(知らないから当然反論すらできないのだが)消費者は自説が正しいと誤解する。

木造住宅はスペースシャトルではない、経年変化で隙間は広がるのに、住宅寿命は50年もあるのに?

全熱交換の本体は何度変えるの?それまでフィルターは売ってるの?給気ダクト内部にホコリ、花粉、黄砂、ウイルス菌、カビが繁殖してない保証は誰がしてくれるの、誰が清掃、メンテナンスを50年先までしてくれるの?

よく分からない事を、分かった振りをして、消費者に売る危険性を考えた事がありますか?

消費者も、深く考えた末に全熱交換を選んだんですか?

全て自己責任に帰結します。

家族の健康の全てが集約されています。

換気システムは3種が良いと私は思います。

汚い空気は外に直ぐ捨てる。単純で空気の流れがシンプル。入ってきたら外に出す!
どんなことしても、入るのは止められないのに。

部屋の中をグルグル廻った空気より、新鮮な空気を吸いたい、私は!

家族の健康を犠牲にしたくないから、省エネなんか関係ない。

皆さんは何処まで考えて換気を選びますか?

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