無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

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住宅の電源事情

2011-01-24 13:54:22 | 換気、住宅
ここで室内温度差3度以内であれば、室内の相対湿度を当てられる人はいないと書いた。

考えてみれば、日本全国で室内上下温度差が3度以内の住宅に住んでいる人は、全国民の1%にも満たないから、ここの読者には誰も想像できない。

我々の顧客は第3種換気システムを使っても、その温度差以内で収めた住宅を造っている人が多数いることは、大変誇れる話だ。

最近寒いので、自宅もオール電化になってしまったので大変な思いをしてる。

特に朝方、夕方の食事の支度と、暖房、風呂上りのドライアーが、一度に重なった時は、ブレーカーから電気の使いすぎ注意報が出っぱなし。

特に三つ口IHは、一度に使うと50Aに限りなく近ずく。

それで床暖某、暖房を電気で各部屋でやれば、最低90A位から100Aの契約が必要。

となると一般家庭では50A以下で契約してるから、IHにドライヤーでブレーカーが落ちる。

暖房を電気でやっているとIHを使う場合は、何処かの部屋は暖房を切らなくてはブレーカーが落ちる。

オール電化を薦めている割には、住宅での契約アンペア量が少なくしてるのは電力会社の策略?

最初は足りない容量で契約させておいて、施主の足元を見て高いアンペアに契約変更させる?なんて?

食事の支度中は、全ての電気器具の配分を考えて使わないと大変である。

電子レンジ、電気湯沸しポットは要注意だ、予想外に電気を食う。

いやーオール電化はいいけれどブレーカー頻繁に落ちて安心していられない。

自宅はマンションでもこのレベルだから、もし木造住宅で、高気密、高断熱でない住宅でオール電化だったら大変な騒ぎだ。

頻繁にブレーカーが落ちたら、おちおちドライヤーなんか使っている場合で無いと喧嘩になるな。

もし大雪や雷が原因で停電にでもなったらどうするの?

それでなくても、冬、夏は雷の季節で、落雷が多いのに。

オール電化は、確かに便利だし安全ですが、住宅の性能レベルがマッチしてないと効率的なオール電化住宅にはならないし、契約アンペア量の基本料金も30A時代と思っていたら大違い。

便利で良いが料金も高い、そのうち太陽光発電の買取負担も増大する。

近いうちに全量買取がはじまったら、いくらくらい負担が増えるか?

太陽光発電で儲かるのは、パネルメーカーと設置業者だけ。

電力会社は太陽光発電を買い取るための逆潮流に備えて、送電線網の整備、途中の蓄電設備の設備投資も必要。

それは、電気代が上がるということ。

皆さん、太陽光発電、オール電化は、知らずに電気料金が上がるしくみで、業者が儲かる仕組みで、消費者は損する仕組みだ。

自然エネルギーを使って、CO2削減は素晴らしいが、皆さんが生きてるうちにそのリターンは期待できません。

それでも、省エネ、エコに協力して、電気代をケチりながら、1枚で多く着て寒さを防ぐのは、なにか滑稽と思いませんか?

太陽光発電の売電で儲かった思うのは最初の数年、実はそれも損してるが(先行投資で)。

10年後、20年後のメンテナンス費などを考えると、屋根の上の厄介な荷物をどうするの?

そこまで考えない、ここにも幸せな日本人だ。