無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

乾燥とウイルス

2011-01-05 10:43:32 | 換気、住宅
新年明けましておめでとうございます。

今年も住宅に関する話を書いていきます。

換気の第3種、自然給気の機械排気のシステムでは冬場の過乾燥が厭だという話がある。

その場合、ほとんどが室内上下温度差が5度以上あり、気流感が促進されるため余計に乾燥感が増す。

それを換気の責任にしている工務店がいる。勉強不足だ。

私の経験では、旭川で室内の相対湿度12%を40%くらいと言ってしまった。

人間は空気が動かない状態では、湿度を的確に当てることができない。

それは前に、NHKのためしてガッテンでの実験でも証明されてる。

3種換気を批判する工務店は、造った住宅の上下温度差が5度以上である。

また、乾燥してると風邪を引きやすい?北海道の人は?どうする?

ウイルスは乾燥した空気に強い?どの位強いの?だれもはっきりと分からない?

ほとんどのウイルスは、どんな乾燥状態でも15分以上は生存できない。

逆に、相対湿度が60%近くにしている病院では、ウイルス菌を相対湿度を高くした中に閉じ込めて?床に落とすらしい。

室内の相対湿度を上げて、ウイルスを床に落として清掃する。

フロアをしっかりと清掃しないとウイルス菌のたまり場?になる。

普通の家で乾燥するからと言って、加湿器を使うと、断熱、気密が不完全な家が多いため、家の見えないところで内部結露を促進させ、住宅を結露だらけにする役目を果たす。

加湿器に石油ファンヒーターを使えば、ダブルで室内結露増殖状態を作るので、安い建売、分譲住宅はひとたまりも無く劣化する。

そんなことも知らずに、毎日毎日加湿器と石油ファンヒーターを使っている家庭は、床下、壁内部、押入れの結露で10年後はカビだらけ、ダニだらけで、最悪構造体が腐っているかも。

そのような家の中で誰かがウイルスに感染してたら、湿度に閉じ込められたウイルス菌が床に沢山落ちるから、乳幼児、子供が余計に感染しやすい状況を作っていることを知るべき。

毎日、毎晩床を除菌するために清掃が必要。

マスクをしても防げません。

手洗いを励行しても防げません。

全熱交換のフィルターに目詰まりしたウイルスは、心地よく増殖を繰り返し、全ての部屋にばら撒かれて行き、戻ってきたウイルスはフィルターで住み付く。

ウイルス菌除去フィルターを毎日変えても防げない。

室内空気を熱回収のみの媒体としか考えない全熱交換は、ウイルス対策なんて考えてもいない。

人間の健康より、熱の回収が優先され、室内のウイルスを止めるのでは無く、結露と同じに増殖させる機械を、何で皆さんは好き好んで使っているのか、分かりません。

機械換気は同じだけれど、汚くなった空気は直ぐに捨てるのが第3種。

空気を使い回して熱回収して省エネになったと喜んで、家族全員がウイルスに汚染されて良いシステムが第1種の全熱交換だよ!

賢い皆様はどちらを選ぶ?健康それとも省エネ?

病気しても良いから、住宅は絶対省エネ、人生太く短くですか?

真剣に省エネに貢献したい貴方、貴方は偉い!!!!

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