5/10に佐賀県小城市に行きました。「九州の小京都・小城」は古い歴史を誇る佐賀県の小さな城下町です。小城市の見どころは小城公園で小京都・小城を代表する名所で、城下町小城のシンボルとも言える美しい庭園です。
小城公園の歴史は古く、初代小城藩主・鍋島元茂が当時、鯖岡と呼ばれた小丘に桜を植え、茶屋を設けたのが始まりとされています。1656年、二代藩主直能がこの地を桜岡と改称し、更に多くの桜を植樹しました。西南部には池水庭園を造園して、自楽園と名付けました。また西北部には屋敷が設けられ、三代藩主・元武の時代から、小城藩邸として使用されるようになりました。
現在、小城公園の桜の数は約3,000本で毎年、春には見事な花を咲かせ、地元の人々や遠方から訪れる行楽客の目を楽しませています。また桜の季節以外にも梅や、ツツジ、藤などの花々が園内各所で咲き誇り、見どころはたっぷりあります。平成18年には「日本の歴史公園100選」にも選定されました。
※小城市の名物「小城羊羹」は百年以上の伝統を誇る全国に知られた銘菓です。そして小城は、
市内に20軒以上の製造元が軒を連ねる〝日本一の羊羹の町”です。