
(写真は工務店の監督さん撮影)
今週月曜日に着工した終の棲家の平屋、5日目の今日は基礎断熱の断熱材を設置しています。
基礎外側に断熱材を設置すると基礎の熱容量を活用でき、熱橋も減らすことができる等メリットは大きいのですが、白蟻対策には注意が必要です。基礎断熱に使用する発泡プラスチック系の断熱材は、白蟻にとって外敵から身を隠しながら移動できる絶好の場所だからです。白蟻が基礎断熱材を通って土台、柱等の木部に到達しないための対策が必要です。、
そこで今回は3つの対策をとっています。
(1)外周部に使用する断熱材を防蟻剤の含まれているものにする
これだけでは不十分と考え
(2)断熱材の上部に白蟻が直接土台等の木部に上がってこれないように金属製の蟻返しを設ける
蟻返しを設けることで、白蟻が木部に到達するためには一度外部の目に見える部分に現れないといけないようになっています。
(3)アリダンテープというテープ状の蟻返しを設ける
上記の3つの対策をとることで、基礎の外側で断熱するメリットを享受しながら白蟻に対するリスクを最小限に抑えています。