私が初めて「パッチワークキルト」を知ったのは、
学生時代でした。
寮生活をしていた時で、
学校から寮に帰る途中にあった本屋さんで手に取った本からです。
その本は、
田舎者の私にはとても夢のような本でした。
それから、ずっと買い続け、
田舎に戻った時も、
お嫁に来るときもずっと持っていた本でした。
でも、
今のこの家を建て替える時、ほとんどを処分してしまったのです。
家事と育児で眺めてる時間もなかったのかなぁ?
先日、
いつも読み逃げしていた「はりねずみさんのブログ」を拝見してて、
同じ本を持っていらして驚きました。
改めて見直してみると、
あの頃のことが蘇ってきて、
忘れかけていた思いとともに、
「捨てなきゃよかった!」という後悔でした。
今、私の手元にあるのは、
この2冊だけです。
ボケ画像ですが、
奥にあるベッドカバー。
こういうのなら作れるかな?などと思い、
息子の机の下の敷物を作りました。
あの時、
息子は、
「もったいなくて敷けないよ。」と言ったのです。
息子は絶対覚えてないでしょうけど、
私はとっても嬉しかったので忘れられません。
ちょっと違うけど、
これは、娘が大学時代に一人暮らしをするので玄関マットやお台所のマットなどに使うようにって作ったものです。
娘が18歳の時だから。。。今から20年前???
何故か、いまだに大切に使っています。
久し振りに本を開いたら、
作りかけが挟んでありました。
ステキなページばかりで、
今見ても古さを感じません。
これもボケ画像ですが、
二階への踊り場に作りたいなぁって思ったことも
思い出しました。
「はりねずみさん」がお好きだった言う、
「内藤三重子さん」のページ。
今読んでも感動します。
そこで、
この夏休みに、図書館で
「内藤三重子さんのこと」を読んでみました。
内藤三重子さんの息子さんのお嫁さんが書かれた本です。
一気に読みました。
今更ながらにファンになりました。
この「ポプリ」という言葉にもあの頃の私はときめいていました。
「ローズマリー」とか「ラベンダー」とか「カモミール」などなど。。。
初めて知る植物にあこがれていました。
本の中の、
このページの小さなキルトを真似して、作った物があります。
それが、こちら!
違いすぎますけどね!(笑)
昭和63年の頃です。
これもいまだに捨てられなくて大事な思い出のキルトです。
色合わせなんてわからないし(今でもわからないけどね。笑)
もうボロボロです。
そして、
先日、「針仕事展」でご一緒してくださったkyoukoさんにいただいたクッキーで、
ブログ用に遊んでみました。(笑)
縁取りは紺色ですが全く見えませんね。(笑)
kyoukoさん、おいしいクッキーありがとうございました。
この本と出合ったのが1972年。
まだ学生だった私は自分の将来を夢に描く乙女でした。(笑)
夢の実現は難しいけど(笑)
こんな年寄りになっても本を開いたらあの頃の思いに戻れて、
まだまだ元気でいたいなぁ~って思いました。
それにしても、
処分してしまったことが悔やまれてならない。。。
あの頃を思い出させてくださった「はりねずみさん」
ありがとうございました。