昨日の東京は真冬並みの気温でした。
冷たい雨にも降られ、
でも、月に一度の街歩きは、私の楽しみの一つです。
今回は目白から池袋までを歩きました。
集合は「目白駅」
目白駅を出て、右に曲がり、歩いてすぐの所にあるのが、
「学習院大学 西門」です。
直進してしばらくすると、「正門」です。
明治41年以来、正門として使用されています。
右側の門標は孝明天皇から下賜されたもので、
左側の門標は
初代学長の安部能成(よししげ)が揮毫されたものだそうです。
今回は当時から残されている貴重な建造物を
建築家の方が説明、案内をしてくださいました。
「旧別館 (旧図書館)」
現在は資料館として使われている。
中心の画像は、
玄関先に作られた車寄せは、
馬車で登校された皇族に配慮してのもの。
庇(ひさし)が高く、桜模様の飾りが付いています。
ガラス窓は当時のままだそうです。
「南1号館」(旧理科特別教場」
これがネオ・ゴシック様式の建物なのだそうです。
「乃木館」
第10代院長だった、「乃木希典」は、
ここで、一般の学生と同じように寝食をともにしたのだそうです。
現在は、茶道部、書道部などが利用されているそうです。
「血洗いの池」
なんとも、恐そうな名前の池ですが、
いつのころからか、先輩から後輩へと伝えられているだけのことで、
元々は、湧水でできていた池だった。ということでした。
やれやれ。。。
約一時間の散策でした。
冷たい雨と風の中、
はらはらと舞い落ちる枯れ葉の中を
登校して来る学生さんもいました。
ランチは中華でした。
画像に撮る余裕もなく。。。
美味しかったけど、
全てのお料理が冷めていて、あったかいものが食べたかったなぁ~
最後のコーヒーのぬるさには、
tokiさんと顔を見合わせ、笑いだしちゃった。。。
その後に向かったのが、
尾張徳永家伝来の美術品などを管理する団体なのだそうです。
なんと、敷地が6000坪!
ここを、別名、「徳川ビレッジ」とも呼ばれているのです。
この敷地には数軒のお家が建てられていて、
外国人などがお住まいになられていたり、
女子寮もあるのです。
まさに、ビレッジ!!
最後は
「自由学園 明日館」
自由学園は、
羽仁吉一、もと子夫妻により、1921年に女学校として、
創立されました。
この校舎は、
アメリカの建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトによるもの。
彼の代表作は、「帝国ホテル」
お部屋の中は、
当時のままの給食を食べたテーブルとイス。
おしゃれで、可愛い椅子が並んでいます。
暖炉も。
周りの石は栃木県のものだそうです。
現在はこちらで、結婚式もあげられるようになっているそうです。
ちょっと、前後しますが、
「真ん中の建物の中から外を見た景色は、
また違った感じですよ。」
と、言われ、興味がありました。
ホント!
ステキでしたぁ~
かわいらしいクッキーとコーヒーで、
街歩きは終わりました。
長い記事になってしまいました。。。
道路に落ちた桜の葉
既に初冬を感じる季節になりました。