しがない焙煎師のクソ日記

コーヒー豆焙煎の記録をうだうだ書きます

デットストック豆とかも実はあったりします

2018-01-06 22:11:12 | ご注文とか
いつのまにか面白いコーヒーを溜め込むクセがついちゃってます。
そもそも、何カ国で豆を栽培しているかご存知ですか?

ウチにある豆でレア度が高い、というか周知されてない豆が幾つか有ります。

ブルンジ
ミャンマー
ウガンダ
タイ
マラウィ
インド
東ティモール
など。

仕入れからお願いされる豆もありました。

今回は、
ミャンマー星山
マラウィミスクチノンゴ
の二種のオーダーローストをしました。

ミャンマー星山

ミャンマーほしやま
と読みます。

日本人が協力したらしく、星の見える山で採れるのでそんな名前になったそうな。

生豆はとても綺麗な表面で、水々しくプリプリ感があります。
クズ豆も少なくスクリーンも揃い「良い豆」ですね。
ただ、最近の豆よろしく薄皮の残っていて、焙煎時に何度かのチャフ取りが必要でした。
やや硬めなので、終盤の均し時を慎重に焙煎しましたよ。


見てくださいこの香り!(爆)
シェリー樽のような香りとバニラの様な香りが混じり、甘いウッティな印象です。
東ティモールなどの比較的新しい産地に近い風味。
淹れれば若干香ばしく甘いアロマが広がります。


マラウィミスクチノンゴ
マラウイ北部州ミスク地区チノンゴ村で生産されてるそうな。
マラウィの詳しい情報はググってもらう事にして…とりあえず湖が有名な国らしいです。


いくつかの品種が混ざってる情報がありましたが、スクリーンは揃っていてクズ豆も少なくかなり綺麗な生豆です。

綺麗な生豆だとハンドピックも楽しくて捗ります。
ただやはり薄皮が残ってるので、チャフの出方に注意しなきゃです。
途中取り出してチャフ取りを2回ほどさせたらイガイガ感がなくなり綺麗に均せましたぜ

こんな感じ。

どうしてもセンターカットのチャフは残ってしまうけども、ウチらしいほんの若干浅めでそれぞれの酸味を楽しめる仕上がりにできました。

柑橘系の酸。コク少なめで、良質な渋さを楽しめる。軽やかな甘味を感じられる風味!

レア豆ハンターになろうかね。
次回はカメルーンとか西アフリカ系を探して見たい。
目指せ50カ国。