再び「良い雛人形の選び方」ですが、
どのお店で買うか、どこで買うか、は置いておいて、
雛人形の値段の違いは何なのか?について触れます。
ズバリ、「材料と手間」につきます。
先ず、もともと高価な材料を使用すれば、製品単価は当然上がります。
材質の差は、着物や和装についての知識がある方ならご理解いただけるのですが、やはり、正絹で織られた金襴は深みのある、絹ならではの落ち着いた色です。
また、正絹は色落ちもしにくく、かた崩れもしません。
素材は、頭にも当てはまります。
頭については、後日触れます。
次に、手間です。
どれだけ職人が時間をかけて作ったか、です。
私が作っている木目込人形ですが、細かく、襟と袖の重ねを合わせているのがお解りいただけますでしょうか?
この重ねの技法は、技量にもよるのですが、細かく、数が多いほど手間がかかり、金額の差になるのです。
今日は、素材と手間についてのお話でした。
伝統工芸士 新井久夫のホームページ
伝統工芸士 新井久夫作の作品
どのお店で買うか、どこで買うか、は置いておいて、
雛人形の値段の違いは何なのか?について触れます。
ズバリ、「材料と手間」につきます。
先ず、もともと高価な材料を使用すれば、製品単価は当然上がります。
材質の差は、着物や和装についての知識がある方ならご理解いただけるのですが、やはり、正絹で織られた金襴は深みのある、絹ならではの落ち着いた色です。
また、正絹は色落ちもしにくく、かた崩れもしません。
素材は、頭にも当てはまります。
頭については、後日触れます。
次に、手間です。
どれだけ職人が時間をかけて作ったか、です。
私が作っている木目込人形ですが、細かく、襟と袖の重ねを合わせているのがお解りいただけますでしょうか?
この重ねの技法は、技量にもよるのですが、細かく、数が多いほど手間がかかり、金額の差になるのです。
今日は、素材と手間についてのお話でした。
伝統工芸士 新井久夫のホームページ
伝統工芸士 新井久夫作の作品