ポピュラーなのに、どういう訳かなかなか見ることができない映画。たまに、そういう映画ってありませんか?ビデオに録画したのに間違って重ね撮りしてしまったり、何度もツタヤで借りながらも見られずに返してしまったり…。
縁が無いのかなぁと思いながら借りた『ショコラ』をやっと見ることができました。
ジョニー・デップ見たさに見た『スウィーニー・トッド』があんまり怖くて、彼を楽しむことができないストレスもあり、借りてすぐに見ましたよ。
ところが、ジョニーはなかなか登場しないんですね。あれあれ、と思いながらもフランスの小さな村に起こるあたたかなストーリーが心地よくて、どんどん引き込まれていきました。
ご存知かもしれませんが、ストーリーはこんな。
フランスの小さな町にやってきた母娘が開店したチョコレートショップは、人々を虜にし閉ざされた心を開いていった。だが、伝統を守ろうとする町の指導者の反感を買うことに…。
チョコレートショップのオーナーで未婚の母ヴィアンヌにジュリエット・ビノシュ。娘アヌークとともに村から村へチョコレートを作って渡り歩いているんですね。
その彼女の作るチョコレートがとても魅力的でね、つやつやとなめらかに光るチョコレートにうっとりさせられてしまいます。チョコレートの魅力に取り付かれるのは、私だけじゃなくて村の人たちもまたそう。
チョコレートによって作られる小さな物語のひとつひとつが、とても愛おしくって優しい気持ちが湧いてきます。
好みのチョコレートを占う板(?)とか、娘アヌークの飼うカンガルーとか、ショップの大家で気難しがり屋の老女と孫のゴスいテイスト(これ、最高に可愛い!)とか。ヴィアンヌが娘に語る「おじいちゃんのお話」もとてもロマンティック。
大好きな映画『フライド・グリーン・トマト』のように、小さな魔法がたくさん詰まった大人のための童話のような映画です。
お話は可愛いだけじゃなくって、船で流れ着いたジプシー(ジョニー・デップ)の登場によって村の人たちとヴィアンヌとの溝が深くなり、彼女の苦しめていきます。
誰だって、きれいで明るい魔法だけで出来ているんじゃない。
よい母であり、よい女であり、よい隣人であることはタフじゃなくちゃいけなくて、どんなに逞しく見えても、やっぱり挫けてしまうことだってあるんです。
すこし不思議で逞しいヴィアンヌにジュリエット・ビノシュ。
気難しがり屋の大家さんにジョディ・デンチ。
若いジプシーの長にジョニー・デップ。
誰も彼も役にぴったりはまってますが、ギターを爪弾くジョニー・デップは必見!ミミズのお話も可愛かった。
規律を守る村長さん、ロックを愛する若い神父さん、ずっとずっと未亡人を愛したおじいさん。みんな愛すべき隣人なんです。
ヴィアンヌと対立する村長さんだって、根っからの悪人じゃなくってただただ頑なに自己のスタイルを貫き通そうとしているだけで。悪いと思ってない分、たちが悪かったりするんですけどね。
私たちが誰も抱えている小さな不安や、胸の奥につかえている固いカタマリをふわりと溶かしてくれるような、甘くてコクのある映画でした。
監督はラッセ・ハルストレム。
『ギルバート・グレイプ』の監督なんですね!ジョニー・デップのレオナルド・ディカプリオもきらきらと美しくてゆるやかに流れる青春がとても素敵な映画でした。ジョニデのヘアスタイルはあまり似合ってない気がしますが…。
そうそう、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』もハルストレム監督だったんでした。実は、この映画もちょっと縁が薄いんですよね。きちんと見られていない。今度こそちゃんと見てみよう。
縁が無いのかなぁと思いながら借りた『ショコラ』をやっと見ることができました。
ジョニー・デップ見たさに見た『スウィーニー・トッド』があんまり怖くて、彼を楽しむことができないストレスもあり、借りてすぐに見ましたよ。
ところが、ジョニーはなかなか登場しないんですね。あれあれ、と思いながらもフランスの小さな村に起こるあたたかなストーリーが心地よくて、どんどん引き込まれていきました。
ご存知かもしれませんが、ストーリーはこんな。
フランスの小さな町にやってきた母娘が開店したチョコレートショップは、人々を虜にし閉ざされた心を開いていった。だが、伝統を守ろうとする町の指導者の反感を買うことに…。
チョコレートショップのオーナーで未婚の母ヴィアンヌにジュリエット・ビノシュ。娘アヌークとともに村から村へチョコレートを作って渡り歩いているんですね。
その彼女の作るチョコレートがとても魅力的でね、つやつやとなめらかに光るチョコレートにうっとりさせられてしまいます。チョコレートの魅力に取り付かれるのは、私だけじゃなくて村の人たちもまたそう。
チョコレートによって作られる小さな物語のひとつひとつが、とても愛おしくって優しい気持ちが湧いてきます。
好みのチョコレートを占う板(?)とか、娘アヌークの飼うカンガルーとか、ショップの大家で気難しがり屋の老女と孫のゴスいテイスト(これ、最高に可愛い!)とか。ヴィアンヌが娘に語る「おじいちゃんのお話」もとてもロマンティック。
大好きな映画『フライド・グリーン・トマト』のように、小さな魔法がたくさん詰まった大人のための童話のような映画です。
お話は可愛いだけじゃなくって、船で流れ着いたジプシー(ジョニー・デップ)の登場によって村の人たちとヴィアンヌとの溝が深くなり、彼女の苦しめていきます。
誰だって、きれいで明るい魔法だけで出来ているんじゃない。
よい母であり、よい女であり、よい隣人であることはタフじゃなくちゃいけなくて、どんなに逞しく見えても、やっぱり挫けてしまうことだってあるんです。
すこし不思議で逞しいヴィアンヌにジュリエット・ビノシュ。
気難しがり屋の大家さんにジョディ・デンチ。
若いジプシーの長にジョニー・デップ。
誰も彼も役にぴったりはまってますが、ギターを爪弾くジョニー・デップは必見!ミミズのお話も可愛かった。
規律を守る村長さん、ロックを愛する若い神父さん、ずっとずっと未亡人を愛したおじいさん。みんな愛すべき隣人なんです。
ヴィアンヌと対立する村長さんだって、根っからの悪人じゃなくってただただ頑なに自己のスタイルを貫き通そうとしているだけで。悪いと思ってない分、たちが悪かったりするんですけどね。
私たちが誰も抱えている小さな不安や、胸の奥につかえている固いカタマリをふわりと溶かしてくれるような、甘くてコクのある映画でした。
監督はラッセ・ハルストレム。
『ギルバート・グレイプ』の監督なんですね!ジョニー・デップのレオナルド・ディカプリオもきらきらと美しくてゆるやかに流れる青春がとても素敵な映画でした。ジョニデのヘアスタイルはあまり似合ってない気がしますが…。
そうそう、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』もハルストレム監督だったんでした。実は、この映画もちょっと縁が薄いんですよね。きちんと見られていない。今度こそちゃんと見てみよう。
私も「スイーニー・トッド」観ましたよ。
あれが実話を基にしたストーリーとはビックリ。
刺激的な内容でありましたよね。
私…ジョニー・ディップの映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズと「チャーリーとチョコレート工場」しか観てないな。
「スイーニー・トッド」には実話があったんですか!ひゃー
ホラーが苦手な私には、ダメでした。
最近のジョニー・デップはコメディのイメージが強いけど、アル・パチーノと共演した「フェイク」はハードボイルドで男性向けなんじゃないかな。
泣きますよ
「理」がまだ頭に残ってて・・・
「ショコラ」安心して見られる映画でしたね。
フライド・・・・も同様。
フライド・・・の主人公・・・
え~と・・
シャルロット・ゲンズブール・・じゃなく
メリル・ストリープ!
なかなかお転婆で、親切で
最後に年取ってから行ったお店のところで
涙が出てきてしまいました。
男泣きでしたね。
あ~「ショコラ」
あんな親子みたいなのが理想ですね。
閉鎖的な村にのほほんとお店かまえて
みんなを少しずつ幸せにしていくって・・・いい!
ジョニーの川流れでの一夜もなかなかロマンス感じましたね。
最後は「あーよかった。」で終る映画は、午後のひと時一人で観るに限ります。
最近はあまり見かけませんが、どうしているでしょう。
「フライド…」では、明るくて強くて素敵な女性でしたね!
「ショコラ」はまったく期待しないで観たので、感動も大きかったです。
ビノシュ親子のような生活は無理としても、まわりの人に小さな幸せを振りかけられるような存在になりたいなぁ、と思います。
「フライド・グリーン・トマト」また見たくなりました。