地元をお散歩

ご近所のコトを載せるのもどうかなぁと思っていたんですが、あんまり素敵なお店なので隠しておくのも勿体ない、と思いご紹介。まぁ、ご近所とは言っても、歩いては行かれない距離なんですけどね。
それは、住宅地にある小さなカフェなんです。
実はあまり期待しないで入ったんですが（ごめんなさい、ごめんなさい。）、とにかくコーヒーが美味しい！
コーヒー好きの友人を連れていったところ、手放しに褒めていたので間違いないはず。

若いご夫婦（たぶん）が営む住宅をリフォームした雰囲気のカフェですが、以前はリビングだったのかな？と推察するお部屋にテーブルやソファがちょうどいい按配に置かれています。
特に、窓際に並んだテーブルはハンドメイドなのかしら？とても素敵で手作り魂がムクムクと呼び起こされました。
小さく掛かったボサノバ、ビー玉がきらきらと光るガラスの照明、のんびりとお部屋に馴染んでいる植物たち。
とても普通でまったく気取りがないのに、ひそやかな緊張感が漂う心地よい空間がまたとても素敵です。

でも、先に書いたとおり、こちらのカフェの主役はやっぱりコーヒー。
自家焙煎しているというたくさんの種類のコーヒーの中から、先ずは「月の珈琲」をいただきました。
深入りだけど苦すぎず、口の中でじっくりとコクが広がってまろやかで深い味わい。ゆっくりと時間を掛けてコーヒーを飲むひととき、まだ歩いたことのない深い森を旅できるとても素敵なコーヒーでした。
先日いただいたのは、「太陽の珈琲」。
こちらは朝の光のようにさわやかですっきりと輝くコーヒーです。個人的な好みは「月の珈琲」ですが、朝いちばんにいただくんだったら「太陽の珈琲」かしらね。きらきらとおひさまの匂いのするコーヒー。
どちらもその名前のとおりの素敵に美味しいコーヒーでしたよ。
今度は、「ショーシャンク」という名前のついたコーヒーをいただいてみましょう。きれいな青い空が見えるかな。

美味しいコーヒーのお供は、やっぱり美味しいスイーツ。
シュワシュワと音の鳴るふかふかのシフォンケーキとクリームチーズケーキをいただきましたが、どちらも幸せな匂いのじわじわと美味しいケーキでした。
ゴハンメニューは少ないけど、甘みのあるチキンカレーが美味しかった。

お店の名前は、太陽と月の珈琲　カミノカフェ。HPはコチラ。

ついでに、やっぱり地元で開催されている美術展のご紹介。こちらも歩いて行かれる距離ではないんですけどね。
ジャポニズムへの旅　平松礼二展が、しもだて美術館で開催されています。
『文藝春秋』の表紙を描かれていることで有名な方のようですがごめんなさい、知りませんでしたよ。
睡蓮や菊の花のモチーフがグラフィックアートのような構成で描かれているのに、まったくもって日本画であり続けているのが面白かったです。まるで着物や帯のように美しい色彩の日本がはため息をついてしまうほど素敵でした。
展覧会は、今月25日まで。

最後にもう一つ。
こちらはあんまり地元じゃありませんが、18日（日）に水戸市の常陽藝文ホールで小曽根真さんのソロライブがありますよ。
小曽根さんの新譜『FALLIN’ IN LOVE, AGAIN』が最近のおやすみアルバムになっているワタクシ。ジャズはよく分かりませんが、彼のピアノはうっとりと優しくて大好きです。
茨城県民のみなさん、水戸でレッツ・ジャズ！！
そうそう、小曽根さんのサイトデザインがまた洒落てるんですよ♪こちらもぜひ～★←click！