Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

アユタヤ散歩 その2

2007-09-25 22:53:59 | trip
すこし、ご無沙汰しました。お元気ですか?
さてさてこの三連休、歌舞伎にナイター、読書やお菓子、お買物と書きたいこともたんまりあるんですが、今度こそアユタヤ旅行記を書きますよ。




ワット・プラ・マハタートを後にして向かったのは、ワット・プラ・シー・サンペット。スリランカ様式のこの3つの塔は、アユタヤ王朝の3人の王様の遺骨を納めるために建てられたそうです。
スリランカ様式というのはこんなふうなとんがり帽子で、カンボジア様式というのはトウモロコシのような楕円形を言うようです。



プラ・シー・サンペットで迎えてくれたのは、白い大きなワンコでした。
タイの犬たちは、あんまりやる気がありません。暑さ負けしてるのかな?



塔は、それぞれ登ることができます。
てっぺんで待ち受けていたのは、白い靴下をはいたクロネコちゃん。猫たちは、犬に比べてサービス満点。じゃらじゃらと足に絡まってきましたよ。



塔の上は、こんなでした。
なんとなくメキシコっぽいなぁと思いましたが、ここはアユタヤ。



塔の裏手には王宮があったそうですが、やっぱり破壊されていました。
でも、足だけになった仏像さまにもお供え物。なんだか、ほっこりします。
↑画像をクリック!



ワット・プラ・シー・サンペットを後にして、すこし歩きました。
次に連れて行ってもらったのは、モングコンボピット仏。
金箔でおめかししたぴかぴかの仏像さまです。



以前は右腕が取れぼろぼろの状態だったそうですが、修復を重ね1992年に漆を塗り金箔を貼ったそうです。
タイの人たちはとても信仰心が篤く、建物の中にはお寺に寄付したたくさんのお供え物がありました。もちろん、地元の人たちもたくさんお祈りしています。
私たちもガイドさんにお祈りの仕方を教わり、金色に輝く仏像さまの前に座り額を床につけてお祈りしました。
こちらの仏像さまはアユタヤでも有名な(格の高い?)仏像さまらしく、建物の内側にはタイ中のお坊さんが集まった写真がたくさん紹介されていました。タイの人たちはお坊さんのこともとても尊敬していて、お坊さんの写真がブロマイドみたいになってるんですよ。次に行く象乗り場でも売られていました。



モングコンボピット仏を見てバスに戻る道すがら、象乗りしている人たちに会いました。
バスに戻るとガイドさんがすかさず「象に乗りたいですか~?」と。「乗りた~い!」の声に、象乗り場へ向かいました。やりますね、ガイドさん。



ところが、近くで見ると象はとても大きい!しかも、日差しは最高に強く絶好の日焼け日和。
かなりビビリな私たち、象乗りは止めて写真だけ撮らせてもらいました。
1ショット40バーツくらいかな?象にお金を渡すと「ぱおーん!」とありがとうを言ってくれました。

さて、象さんたちにお別れして向かったのは、ワット・ロカヤ・スタ。
小さな通りをバスで抜けて、すこーんと何も無い草原に突然現れた寝釈迦さま。



↑クリック!
比較対象がないので分かりにくいのですが、とにかく大きい!
いつ誰が作ったのかわからないそうですが、アユタヤ時代末期ころ建てられたと伝えられているそうです。
寝釈迦さまはのんびりとおおらかに、とても幸せそうなお顔で横たわっていました。個人的に、このアユタヤの寝釈迦さまがタイの仏像さまの中では印象深かったです。



せっかくだからお供えしましょう、とお供えセットを購入。
お線香、ローソク、蓮の花、金箔(白い紙)。金箔は寝釈迦さまに貼ります。
そうそう、黄色い布は願いが叶った人からのお返しだそうですよ。

アユタヤはまだまだたくさんの遺跡や見どころがありそうですが、パッケージツアーでは限界がありますね。次回は個人でゆっくりと回ってみたいものです。
アユタヤについては、コチラで詳しく案内されているので、ご覧下さい。

さてさて。アユタヤ市街で昼食を取り、そろそろアユタヤとはサヨナラです。
バスは、アユタヤの外れにある日本人村に立ち寄りました。

アユタヤはかつて交易が盛んだった、というのは前回書きましたね。
で、日本人も朱印船に乗ってはるばるアユタヤの地へやって来たんですね。詳しくはコチラ
現在は、当時の様子を残すものはほとんどありませんが、記念館(?)みたいな建物があり、山田長政の像や当時の模型が展示され、日本人のスタッフの方(泰日協会の人?)が日本人村について説明してくれました。で、その後は館内のお土産物売り場へ…。



日本人村の対岸には、ポルトガル人村があったそうです。
以前は、この川を多くの船が行き来したんでしょうね。

次は、アユタヤツアーの最終地・バーン・パイン離宮。こちらは、宮殿ですからノースリーブや半ズボンでは入れませんので注意。



もともとはアユタヤ王朝の王様の避暑地だったそうですが、アユタヤ王朝の衰退とともに荒れ果て、ラーマ4世や5世によって宮殿を建造したそうです。
離宮内は広く美しく、どこまでも平和です。水が流れ、鳥が鳴き、あちこちにつけられたスピーカーからはロイヤルな音楽が聴こえます。



離宮内には5つの大切な宮殿があるそうですが、いちばんの見どころは中国式宮殿でしょう。
タイは中国との交流も盛んだったそうで、中国の職人による細かな彫刻や螺鈿、タイルなどで埋め尽くされていました。
室内は写真禁止なので、ぜひ直接確かめてみてくださいね!




アユタヤ・ツアーもひとまず終了。
バンコク・レポートを書ける日が来るかどうか不明ですが、期待しないでお待ちください。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
満喫? (sei)
2007-09-28 00:25:15
タイを満喫しましたか?
寝釈迦さまのお顔を拭いてあげたくなるのは、私だけかな・・・
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満喫!! (アクア)
2007-09-29 23:48:36
大満喫ですよ
そうですね、寝釈迦さまのお顔に金箔貼ってあげればよかったかもしれません(^0^)/
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