川べのお茶

旧ブログから引っ越ししました。
仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

断熱工事が終わりました。

2021-06-24 | 現場のこと
ただいま木工事真っ最中の、所沢市T邸


ぴしっと揃った柱間。「整然」という言葉が浮かびます。


第三者機関の検査を受け、お墨付きを頂き、





吹込み断熱の完了です。
壁の断熱は厚さ77㎜の設定なのですが、毎回105角の柱面までほぼみっちり吹込みされています。
(断熱業者さん、ありがとうございます!)
 

基礎内断熱も配管の処理もバッチリ!

これで快適にお住まい頂く為の下準備が整いました。
ここからいよいよ壁や床など、目に見える部分を決めていくことになります。
お施主様には楽しく(悩ましく?)選んでいただく作業が始まります。

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階段工事

2021-06-14 | 現場のこと
工事中の現場に階段がつくと、一気に「家」感が高まります。
(何といってもハシゴを使わず2階に上がれます・笑)


床と同じ無垢フローリングでステージを作り、


この恐竜の歯のようなギザギザに


刻みを入れた段板を載せ、


完成!

おそらく世界?に一つだけ、川越市・H邸の階段です。
(因みにウチの現場の階段はほぼ棟梁の手刻みです。
 プレカット工場からは拒否られます・笑)

階段下は床下エアコンとルーター類の置場になりますが、
後ろに壁を作って、それらが目立たないようにまだひと工夫する予定です。

その、階段裏側。



段板と蹴込板をビス留めしているのですが、
その全てのビス穴を同じ材でダボ埋めしています。
(ダボももちろん棟梁の手刻み)
いや、前日までの施工途中の様子を見て、
ダボ穴がいっぱいあるけど(1段につき20カ所位)、
隠れてしまう部分だしこのままかな、とは思っていたのですが。
・・・埋めましたねえ。



ご覧になったお施主さまには、
「きれい!でも見えなくなる場所ですよねえ?」
いっそ壁を無くして見せたい位だ、とおっしゃっていただきました。
でものぞき込まない限り見えない箇所なのに、ここまでするの?というお声に、
「・・・いや、やるんです。イヤなんです、そうゆうの(中途半端)は。
 自分も、職人も。」
気持ち悪いじゃないですか、と因業一徹な社長。
お施主様は(たぶん)感心して下さった、のだと思いますが、
もしかすると呆れてらしたかもしれません。笑

気密の施工と同じく、この辺りも技拓工房の「品質」というところでしょうか。


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新着情報のお知らせ

2021-06-09 | お知らせ
先ごろ完成現場見学会でお披露目し、
高い評価をいただいた「入間市・U邸」のビデオ映像を
技拓工房ホームページで公開いたします。




当社HPでは初の試みとなるビデオ映像ですが、
建物の空間をより立体的に感じていただけるのでは、と思っております。
ぜひご覧くださいませ。

技拓工房新着情報 → 
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気密測定

2021-06-04 | 現場のこと
木工事真っ最中の川越市・H邸ですが、
少し前に気密測定を行っております。

玄関の通り土間、リビング上の広い吹抜(開口部も大きいです)と、
伸びやかな空間が特徴のH邸なのですが、
この大きな空間が気密測定ではどんな結果がでるのか。
ドキドキものの測定だったのですが・・・。



結果は、C値0.20㎠/㎡
 (再再度、ココは赤で太文字でいかせていただきます。笑)

 ※C値とは「建物の延床面積に対する隙間面積の割合」で、
 この数字が少ないほど気密性が高いことを意味します。
 ちなみに国の定めた次世代省エネルギー基準は 5.0㎠/㎡(ひとケタ違う)。
 高気密がうたい文句の某ハウスメーカーの平均実測値が 0.59㎠/㎡。

実はこの0.20という数値、四捨五入の丸めがあり本来は0.195?との事。
「惜しかったですね、あと0.001下がればC値0.1台でしたね」と
担当した第三者機関の測定士さんにお褒め頂きました。

この結果には現場担当でもある社長も「・・・おお~」、
検査に立ち会った棟梁や職人さん達に、
「ありがとうございました!」と頭を下げておりました。
何度も書きますが、気密性能はひたすら現場での根気良い丁寧な施工をすることに尽きます。
ここまで関わった全ての職方が、
設計の意図を理解し作業した結果といえるでしょう。
技拓工房のクオリティはこうした職人さん達の努力の賜物でもあると、
改めて確認する思いです。

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