入間市・M邸現場、
木工事が完了し、いよいよ仕上げ工事に掛かっています。
M邸はいわゆる「建て替え」工事、
もともとこの敷地には築数十年という重厚な母屋がありました。
中にはただ処分してしまうには惜しい材もあり、
ご家族の歴史として何か生かせないかという思いが
最初に現地を見せていただいた段階からありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/eb/08319f583e093e617d80c72dfbce89b1.jpg)
これは旧M邸の屋根瓦の一部を、洗って乾かしておいたもの。
解体の際に屋根瓦を少し取り除けておいたのです。
さあ、これをどうするのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/50/0fd1ad7bcfa38f872814c8dbe2a39bfb.jpg)
まずはノミで大きく砕き、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/83/f20be5e387e9af8e2d9301c0c74a84bd.jpg)
叩いて更に砕き、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/10/7989ffdebb6e35d935113da9d3ed5601.jpg)
何とか、この大きさまで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0a/aa0c16d838edd9a02109cd52016bd105.jpg)
さあ「マシン」登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/cb/766330385f1e121f4f009dc19eb060e0.jpg)
先ほどの砕いた瓦を少しづつ投入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1d/2fc37ff864c220bf8860a9fb4a5ea8f5.jpg)
粉状に粉砕します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/bd/ddc6cb2c1989c95cfd1891b9353db5a7.jpg)
今どきの新材料の混じらない「本瓦」、分厚いです。
半分手作業で、これを粉になるまでにするのですから結構な手間仕事、
記事を書くだけでもゼイゼイしそうです。笑
で、この瓦の「粉」で何をするかというと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/26/9a3df2cc6ac698377b483f20b3c7fb4a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d9/e55950c02ba19e8deb64a83625c6ba01.jpg)
M邸の玄関土間をこちらで仕上げていきます。
まだ作業段階なので濡れた色ですが、
やはりどこか元の本瓦を思い起こさせるような、深い色です。
乾きあがったらどんな風情になるでしょうか。
瓦に限らず、
およそ粉状にできるものなら左官材料として何でも「塗ってしまう」という、特殊塗装。
国内でも数少ないその技術者であるNさんと弊社のスタッフが旧知の間柄で、
かねてより「こんな技術を持った人がいる」と注目していました。
技拓工房としては初の取り組みとなりますが、
今回のM邸にふさわしい仕上げになるのではと思います。
木工事が完了し、いよいよ仕上げ工事に掛かっています。
M邸はいわゆる「建て替え」工事、
もともとこの敷地には築数十年という重厚な母屋がありました。
中にはただ処分してしまうには惜しい材もあり、
ご家族の歴史として何か生かせないかという思いが
最初に現地を見せていただいた段階からありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/eb/08319f583e093e617d80c72dfbce89b1.jpg)
これは旧M邸の屋根瓦の一部を、洗って乾かしておいたもの。
解体の際に屋根瓦を少し取り除けておいたのです。
さあ、これをどうするのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/50/0fd1ad7bcfa38f872814c8dbe2a39bfb.jpg)
まずはノミで大きく砕き、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/83/f20be5e387e9af8e2d9301c0c74a84bd.jpg)
叩いて更に砕き、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/10/7989ffdebb6e35d935113da9d3ed5601.jpg)
何とか、この大きさまで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0a/aa0c16d838edd9a02109cd52016bd105.jpg)
さあ「マシン」登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/cb/766330385f1e121f4f009dc19eb060e0.jpg)
先ほどの砕いた瓦を少しづつ投入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1d/2fc37ff864c220bf8860a9fb4a5ea8f5.jpg)
粉状に粉砕します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/bd/ddc6cb2c1989c95cfd1891b9353db5a7.jpg)
今どきの新材料の混じらない「本瓦」、分厚いです。
半分手作業で、これを粉になるまでにするのですから結構な手間仕事、
記事を書くだけでもゼイゼイしそうです。笑
で、この瓦の「粉」で何をするかというと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/26/9a3df2cc6ac698377b483f20b3c7fb4a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d9/e55950c02ba19e8deb64a83625c6ba01.jpg)
M邸の玄関土間をこちらで仕上げていきます。
まだ作業段階なので濡れた色ですが、
やはりどこか元の本瓦を思い起こさせるような、深い色です。
乾きあがったらどんな風情になるでしょうか。
瓦に限らず、
およそ粉状にできるものなら左官材料として何でも「塗ってしまう」という、特殊塗装。
国内でも数少ないその技術者であるNさんと弊社のスタッフが旧知の間柄で、
かねてより「こんな技術を持った人がいる」と注目していました。
技拓工房としては初の取り組みとなりますが、
今回のM邸にふさわしい仕上げになるのではと思います。