川べのお茶

旧ブログから引っ越ししました。
仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

快晴。

2022-10-29 | 現場のこと
快晴 を実写したらこうでしょ!と言わんばかりの、
清々しい秋の日です。


見渡す限り、雲一つありません。


地元の神社の宮司さんに寿いでいただき、

さわやかな風がそよぎ、背中に温かな日差しを浴びながら、
晴れやかに地鎮祭が執り行われました。

築〇十年の家を解体し、
ご両親と息子さんご夫婦が住まう2世帯住宅工事を
新たにこの地に建てる工事がいよいよ始まります。

施主のT様ご家族には、
最初にご相談いただいてから随分とお待たせしてしまいました。
設計・見積がもろにコロナ禍そして戦争の影響を受けた期間に当たってしまい、
(今お見積り中の方は皆様該当してしまうのですが)
初めてお会いしてから、何と3年目に突入しての着手となりました。
そのあいだ皆さま常に快くお打合せ頂き、
またこちらの状況を汲んでお待ち下さったことに、ただ感謝しかありません。
本当に「いよいよ」の着工となりますが、
無事のお引渡しまでしっかり努めてまいります。
T様、どうぞよろしくお願い致します!


「御鎮物」は基礎工事の際に土地に納めます。
 それまでは工務店でお預かりします。


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荒野地 三度(みたび)

2022-10-08 | 現場のこと
からりと晴れ渡ったある日、
ここは入間市・H邸現場。

木工事の真っ最中で、連日棟梁が腕を振るっています。

が、この日は・・・。


次々と運び込まれ、


片端から現場中に


文字通り、「林立」状態の板材

この板材は「荒野地」と言われるもの。
木を引いてそのまま出荷されたいわゆる「グリーン材」。
まだまだ水分を多く含んでいるため、
現場で陰干ししているのです。
直射日光に晒しなどしたらたちまち反ってしまう為、
こうして風通しの良いところで乾かしているのです。

こうして乾燥させてもやはり「グリーン(生)」、
しばらくは反ったり透いたりは当然しますが、
幅広の無垢材ですので、湿気はよく吸ってくれると思います。
(昔は和室の畳下地に使ったものです)

この少々ワイルドな表情を持つ材は、
H邸の天井の仕上材。
この家は「暮らしながら仕上げていきたい」意向の設計ですので、
その個性を引き立てる仕上りになるでしょう。

この「荒野地」、
以前も同じ入間市のK邸の天井、またU邸のリビング一部にもっています。
どちらも経年で良い表情になってきましたが、
偶然にも3邸共同じ入間市に建つ家、
この地と相性の良い材なのでしょうか。笑
H邸の仕上りが楽しみです!

・・・もちろんこんなに広げたい放題広げたら、
中で作業なんかできません。
板もすぐには使えませんし、第一、棟梁に大目玉くらいます・・・。
実はこの日、棟梁は健康診断の日、
〇〇のいぬ間に(失礼)、という訳で、
カントク以下皆で、わあっと運び広げた次第です。
只今は作業していない2階の一角に、何事もなく納まってます。笑




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