マイ・スイート・ホーム

部屋に入ったとたんに目に入る、美しい新緑。


久しぶりにお邪魔した
東村山のM様邸の子供部屋からの景色です。

「本当に上手に景色を取り入れて（設計して）下さって」
どうぞ２階の眺めを見て下さいね、と案内してくださりながら
奥様が微笑まれました。
「去年の暮れには紅葉に雪が積もって、
あまりに美しくて、写真を撮ってしまうくらいでしたよ」
言葉の端々に
日々の暮らしを楽しみ、
この家を愛おしむお気持ちがうかがえます。


　お引渡しから６年、
　チークの床がますます美しくなってきました。

「この家が大好きなんですよ。自慢の家です」
いつもお会いするたび、
良い家を建ててくれたとおっしゃって下さるM様ですが、
この家を訪れるたび、こちらこそお礼申し上げたい思いでいっぱいになります。

私見ですけれども
街並みのなかで、あ、いい家だなと思う家は
古い新しいに関係なく「手を掛けられている家」。
住む人に大切に手入れされ、
その家での暮らしを楽しんでいるのだろうな、と思わせる家。
M邸はまさしくその雰囲気を持った家で、
それはお施主様がいかにこの家を大事にしていらっしゃるか、という証です。

いかに心を込めて造ったとしても
お引渡しのあとは工務店の手を離れ、〇〇さんの「家」。
どう住んでいくかで家も変わって行くように思います。
新築の頃より一層美しく、
しっとりと街並みに映えるM邸を眺めるたび、
よき施主に恵まれた事に感謝の思いが湧くのです。


　東村山市・M邸　☆
　施主ということ　☆

入間市・O様邸、上棟

「相変わらず、技拓さんの現場は木材の石数（体積）が多いなあ」

棟上げの現場を見にいらした、他社の設計士さんが呟きます。



　出し桁が美しいです。


この日は入間市・O様邸棟上げの日。
青空に白い雲、時折流れる風が心地よい、
願った通りの上棟日和になりました！

お施主様のO様ご夫妻とは
土地探しから始まって、もう2年越しのお付合い。
ついにここまで来たなあと感慨もひとしおです。

実はO家の奥様は某有名ハウスメーカーの現場監督をしていらした方。
ご契約の際、
本当にウチ（技拓工房）でいいんですか、との問いかけに、
「建てるときは地元のしっかりした工務店で、と思ってましたから」
とニッコリされたのが印象的でした。
選んでいただいた事は本当に光栄な半面、
常に同業のスルドイ視線を感じるわけでもあり、
今回もなかなか気の抜けない現場になりそうです。
（まあ、楽な現場などありませんけれども。笑）


今回のO様邸は
静かな住宅地の中の工事ということもあり、
当社としては初めて「TB上棟システム21」を採用しました。
従来の棟上げ作業と大きく違う点は、
大型クレーンを使わず、電動のクレーンによる作業で
騒音が少なく排気ガスが出ないことでしょうか。
近隣の方へのご迷惑が少しでも減ること、
住宅地の中でも無理なく作業できること等、
以前から注目していた工法でもありましたので
その意味でも待ち遠しく興味深い上棟になりました。





周囲の電線をうまくかわしながらの作業。
この電動クレーンは
伸び縮みだけでなく折りたためるのです。
手元のリモコンで操作していましたが、
小学生男子ならずとも、作業にくぎ付けになりそう。






　ナイスキャッチ！
　これは前日の足場組立作業での様子です。
　　（単管をこんな風には中々扱えません）
　「ＴＢ多能工フレーマー」さんたちの身軽なこと！

さあ無事のお引渡しまで、新たに気を引き締めてまいります。
O様、奥様、よろしくお願い致します。

準備、OK!

先行配管を行い、


墨出し、


土台敷き。



床下断熱材を嵌め込み、構造合板を張り、養生シートを被せて
さあ、準備は完了です。


あとはお天気次第。
晴れてくれ～！
　（・・・あんまり暑いのはちょっと）
　（わがまま）
　（しかしこの間は暑かった）
何よりも、無事故で！

日本住宅新聞に掲載されました。

先日チラリとお伝えした「日本住宅新聞」の取材、
最新4月15日号に
技拓工房への取材記事が掲載されました。



　スタッフ一同も載せて頂きました


業界紙ですので一般の方のお目にはなかなか触れないとは思いますが、
とても良い記事を書いていただきました。
（編集のAさん、ありがとうございました！）
　すこし恥ずかしい気もいたします。笑

えーと、もしじっくりご覧になりたいということであれば
お届けさせていただきます。
ご連絡ください。



***追記***

　上記の記事を当社ホームページ「新着記事」からご覧いただけます。
　よろしければこちらもどうぞ！　

狭山市S様邸、地鎮祭

明け染める東の空のもと、現場へ。


素晴らしい日の出！
早起きのご褒美を貰ったようです。



見事な晴天の下、
狭山市のS様邸地鎮祭が粛々と行われました。




　地元の神社さんによるご祈祷。
　諸般の事情で、早朝からありがとうございました。


既存の家の解体を経て、
お母様と息子さんご一家の2世帯住宅の建築が始まります。

実は施主のS様とは、仕事を通じての前からのお付き合い。
「技拓工房で家を建てたい」と伺ったときは
本当にびっくりしました。
（普段から仕事のグチなど聞いていただいたりして、
　けっこうダーク（笑）なことも喋っていたので）
わが社の内実を知りながらのご依頼に、
信頼していただいたのだなあと、本当に嬉しかったです。



今日の青空のような
晴れ晴れした笑顔で暮らしていただけるような家を
無事、お渡しできますように。
ご祈念しながらのお式でした。




　帰りの空には、有明の月。