川べのお茶

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怖い、@(アットマーク)

2019-02-12 | 現場のこと
まずはこの写真をご覧ください。



何を写したかと申しますと、
リフォーム現場で解体時に出たユニットバスの壁パネルの裏側です。


数字の後に@の印字。
アルファベット小文字aを〇で囲っています。

もちろんどこかのメールアドレスというわけではなくて、
建築材料にこの印があると有る物が含まれていることを示します。

有る物とは・・・・


・・・アスベスト
(もったいぶってすみません!)
(でも大文字にしたい位、大変なんです!)

ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、
いわゆる石綿のこと、天然の鉱石です。
その繊維が体内に入ると悪性中皮腫等の原因になる、と言われて
現在国内では使用が禁止され、
過去に(建築材料等で)使用されたものは
法令により厳密な処分を行うことが義務付けられています。
  
一般住宅の建材として
メジャーなところでは屋根材・下地壁材などがありますが、
一部のユニットバスの壁パネルにも使われていたんですね。
(年代やメーカーにも拠るようですが)

アスベストが含まれるとなると、
処分方法そして処分費用がまったく違ってきてしまいます。
何しろ通常の産廃業者さんでは受け付けてくれないシロモノですので・・・。

というわけで
現場でこのマークを見たら !!! となってしまうのです。


 え?うちのお風呂はどうなの、という場合、
 メーカーと型式が判ればメーカーHP等で判るようです。 
 ただ「アスベスト」は飛散した時が問題なので
 通常浴室として使われている分には差し支えありません。
 あくまで解体・処分時に問題となる訳です。


 アスベストに関する厚生労働省のHP → 
コメント
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