11月21日(火)、アピカ西脇(北棟・南棟)で本年度の総合防火防災訓練を実施しました。
「直下型地震が発生し、西脇市内で震度6弱の揺れが観測され、西脇ロイヤルホテル4階客室から出火、負傷者が出た。」との想定で、被災状況から一消防署での対応が困難なため北はりま消防組合各消防署(加東・加西・多可)、及び西脇・加東・加西の各警察署、並びに兵庫県警察本部機動隊の派遣を要請するという状況想定で、避難、消火、救急、救助の訓練を実施されました。
翌々日、神戸新聞北播版で写真入りで掲載されたので、読まれた方もあると思いますが、午後3時30分、地震が発生したとの館内緊急放送のあと、パトカーのサイレン音が鳴りはじめ、それぞれが消防、機動隊、警察が動き出しました。
到着した機動隊がホテル玄関前の瓦礫をエンジンカッターで撤去、避難路が確保されると、従業員に誘導され宿泊客、レストラン内の客がそれぞれ避難する。消防署のはしご車が配置され屋上に避難した客の救助はじまり、3階の窓からは救助袋での避難がはじまる。その間、館内に突入した消防署、警察の隊員から本部に状況が続々と無線で報告されてきます。
以上のような流れで、訓練が進み、無事訓練を終えました。今回は、北はりま4消防署、3警察署と兵庫県警合同の大規模な訓練となったので、前回を上回る緊迫感の中で進んで行きました。訓練の概要は、写真でご覧ください。