※追記:「概念と存在」の関係について
[道徳の主体としての心情]について論じた、ヘーゲル『哲学入門』第二章 義務と道徳 第三十四節 の最後のパラグラフの中でヘーゲルは「概念と存在の関係」について触れています。
前のパラグラフからのその展開に論理的必然性はないと思いますが、それはとにかく、ここでもあらためて「概念と存在の関係」についてヘーゲルがこれまで論じている個所を参考までに追記しておきたいと思います。
とくに「概念と存在」を「分断して」認識することしかできない悟性的思考の欠陥について指摘することは大切で、唯物論者にして経験主義者のマルクスなどは、このヘーゲルの概念観を正しく理解できず誤解して「神秘化している」とか「形而上学的な公理に歪曲している」などと批判して国家理念を破壊しています。
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