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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

ヤスジのオラオラ節

2020-03-28 19:48:00 | 僕の音楽日記
昼に近い
アサ〜!

このイラスト、この漫画
一世を風靡した
谷岡ヤスジ先生の漫画
「アサー!!」

鼻血ブー




「オラ、オラ」
「オンドラー」
など
ギャグ言葉が大ヒットした
子供の頃

落書きで絵を一生懸命書いてたのが
確かこの
谷岡ヤスジさんの
「アサー!」と叫ぶ鳥のような変なキャラクター

鼻血ブーとなってる
キャラクター
ノートに描きまくっていたなぁ




鼻血ブー
高木ブー
おならがブー
なんて仲間とふざけて
言っては笑いあってた。
週刊少年マガジンに連載していた
「メッタメタガキ道講座」

ナンセンスな漫画
いわゆる
バカバカしい漫画

そういうバカバカしいものって
必要なんだよね…

そしてよく、鼻血も出してました。
男の子は鼻の粘膜が弱いらしく
しょっちゅう鼻血を出してた。
授業中に鼻をほじほじしてたら
タラーっと
鼻から血が…

「あ、鼻血…」
隣の席の子が先生にいうのさ…

「先生〜!!〇〇○くんが
鼻血ブーですっ!」

なぜ?ブーをつける?

流行り言葉は
子供に浸透するのが早い!








舟唄 八代亜紀

2020-03-28 10:42:00 | 僕の音楽日記




1979年 八代亜紀さんの代表歌となった
「舟唄」
僕はまだ若く、演歌の良さがわからない
中身の空っぽの若造ゆえ、
この時代の演歌歌手の底力、魅力が
理解できなかった。

多分、一番
演歌歌手の人たちも
粒揃い役者揃いで、また歌も
いい歌が多かったいい時代だった1979年80年代前半
ちょうどベストテン番組も全盛で
お茶の間に
色んな歌が広く流れていたあの時代。

歌が一番身近にあって、歌い手とファン
聞き手と送り手の距離が良い
位置関係だった。

お気に入りの歌を手にする方法は
レコード店でレコードを買うか、
ラジオ番組でエアチェックして
聞くか、
テレビの歌番組、USENなんかで聞くといったところ……

今時のダウンロード、配信サービスとかで
簡単に手に入る歌とは環境は違う。
聞きのがしがあったり、
番組を見忘れたり
アンコール放送とか気の利いたものも少なく
とにかくリアル感ライブ感
の貴重さ、ありがたさはあった。

「唄」が歌のもつ価値を
高めるのも下げてしまうのも
歌い手の価値
作品の質
時代性
だったりするもので…
あの時代
いい歌だけが生き残るそんな
ある意味本物の時代が到来しかかっていた1979年。

フォークもニューミュージックも
ロックも演歌も歌謡曲も
ジャズもクラッシックも
色んな音楽が
輝きだした時代。

ジャンルを超えて名曲になる予感
後世に歌い継がれる歌、曲に
は雰囲気がある。
「舟唄」
も万人受けする要素が
作詞家 阿久悠さんのテクニックが
モノをいわせた名曲。
女性目線で歌われた歌なのか
男性目線で歌われた歌なのか
どちらかわからないこの歌の歌詞

限定されない広い捉え方で
聞き手は自分の中で歌を消化する

自分好みの風景と解釈を重ね合わせ
その歌をより高みにあげる
♪お酒はぬるめの燗がいい
つまみは炙ったイカでいい
女は無口な人がいい
灯がぼんやり灯りゃいい
しみじみ飲めばしみじみと
思い出だけが行き過ぎる
涙がポロリとこぼれたら
歌い出すのさ  舟唄を

1行1行場面が移り変わり
そこに聞き手が映像を投影
できるようになって
歌われている。
必要以上な言葉もなく
足りない言葉もなく
完結に映像化に誘う歌詞は
演歌の歌というカテゴリーの概念を
越えていた。
だから…
他のジャンルの
アーティストはcoverしているし、
名曲たる所以
その雰囲気をもつ歌として
「舟唄」は存在する。

ぬるめの燗のお酒と炙ったイカ
最高の組み合わせ。
少し寂れた居酒屋、小料理屋の
カウンターの隅で
この歌のように
ちびりちびりやる
酒。
今でいうやってみた!
的な歌の歌詞に自分も入り込む憧れ
ミーハーな僕は
やってみたりした。
日本人だなぁと感じる一瞬だった。

お酒はぬるめの燗が良いというのもわかった気がする。
熱すぎると酒の匂いで酔いが進むし、冷やだと呑み過ぎて悪酔するし
日本酒の二日酔いは
キツイ。

ビール、日本酒のちゃんぽんで酔ってリバースした時のキツさといったら…
もう、あんなのゴリゴリ…
「舟唄」だけに
船酔いも
キツくてやだ。
八代亜紀さんの魅力に酔ってるくらいが
ぬるめの燗と一緒で
ちょうどいい。




思い出の染み

2020-03-28 08:59:00 | 散文 詩 

人と会うことが

少なくなって


人は

思い出にしがみ付いて

生きていく


嬉しかったこと

辛かったこと

笑ったこと

怒ったこと

せつなかったこと

悲しかったこと


どうでもいい事

ちっぽけな事


消えかけたものでも

忘れていたものでも


花の名前

鳥の歌

風の匂い

陽の柔らかさ

月の影

火の踊り

水の輝き

木の歌声

金色の夕焼け

土のまどろみ


春のきびしさ

夏のやさしさ

秋のせつなさ

冬のうれしさ


季節の歌は誰にでもある

思い出を身にまとい

見開きのページにしるしをつけて


紡いでいく続きを待って

思い出に染みがつかないように








淋しさウィルス

2020-03-28 07:44:00 | 散文 詩 

淋しさウィルスは伝染する

心の底の方に落ちた言葉が

引き金になって

爆発的感染力で


肺の機能を弱め

呼吸がしにくくなり、

息があらくなる

涙腺を刺激し、涙が自分の意思と

関係なく流れる

夕暮れ時になると

無性に悲しくなる。


淋しさは伝染する

どこから

誰からもらった、うつったものなのか

感染ルートはわからないけど







君は雨の日に 長渕剛

2020-03-27 19:17:00 | 僕の音楽日記
1979年発売の長渕剛さんの
ファーストアルバム 
「風は南から」に入ってる
名曲。
雨の日に聞きたい
フォーク調、やや演歌?
しんみり しっとりの
別れの歌。
「君は雨の日に」

付き合う事もしたことない僕なのに
別れの歌をオリジナルで作ったり、
別れの歌ばっかり聞いてたり、

経験もないのに
別れの歌にはすごい反応してました。
どうしたらこんな切ない悲しい
別れがあり、こんな歌ができるのか
と劇的な別れを歌った歌ならば
その歌の説得力ある内容に
その都度興味をしめし、
経験できるものなら
激しく、切ない、歌になるような
別れを体験したいと、
思ったりした高校生の時

人はなぜか、別れをほしがり
別れを通過することにより
また、新たな輝きを手に入れることを知っているかのようだ…

落ち込んで
ボロボロになりつつも
再生する心までの自分に酔いしれる
ように…

その後抜け殻のような
どん底の別れを経験することに
なろうとは
その時わからなかった僕だった。

「君は雨の日に」
まだ、長渕さんが綺麗なファルセットで歌う好青年の頃
ギター一本でラジオや、ステージで弾き語りを演奏、歌う姿にエアチェック、ライブに駆けつけたり
小さなホールでライブをしていた
長渕剛さんのあの気骨ある姿は
昔も今も変わらずにいる