明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

愛の絆を 吉田拓郎

2020-02-08 23:27:00 | 僕の音楽日記
また、後日
80年代に入ってからの
最初のオリジナル
アルバム
「シャングリラ」について書こうと
思うが…

1980年代に入った
吉田拓郎
彼の目指す次の頂きは?
歌う形は?
バンドスタイルで
自らのルーツR&Bを聴かせる
そんな音作りと歌作りへと
流れていった。

篠島でのイベントで
オールナイトコンサート
75つま恋を超えることを課題としながら
その手応えは…

次に待ち受けた
大きな海原のような
80年代の音楽シーンは
吉田拓郎にとって過酷な船出と
なったはず。

70年代のような訳と違う
その潮目の変わった80年代

75年のつま恋をピークに
一旦そのピークを過ぎた
アーティストの次を標榜すべく
新アルバム
「シャングリラ」のプロデューサー
ブッカー T ジョーンズ
を迎え
本腰を入れて変わろうとする
拓郎のブレーンの熱意を感じた。
新しい吉田拓郎を
コンサート80 と銘打った
ツアーで感じた。


FMでの特別番組が放送された。

FM東京開局10周年記念
吉田拓郎 コンサートツアー'80
日本武道館

1980年 7月17日
春のツアーが6月11日で終わり
その一ヶ月後の特別なステージ。

プロデューサーであり、プレイヤーでもある
ブッカーTもピアノで参加したこのステージ。

篠島からのエンジンのかかった
吉田拓郎
80年代のスタートダッシュよろしく

とてもエネルギッシュでセクシーでパワフルなステージだった。
当時のセットリストが…




  1. ファミリー
  2. 春だったね
  3. おきざりにした悲しみは
  4. ハネムーンへ
  5. どうしてこんなに悲しいんだろう
  6. 狼のブルース
  7. 街へ
  8. 落陽
アコースティックステージ
  1. 言葉
  2. 証明
  3. ワルツ(二十才のワルツ)
  4. リンゴ

バンドとの再ステージ


  1. 愛の絆を
  2. マークⅡ
  3. 悲しいのは
  4. いつか夜の雨が
  5. 外は白い雪の夜
  6. あの娘といい気分
  7. アジアの片隅で

アンコール

  1. いつか夜の雨が


と言った具合だった。

拓郎のステージ 
はバンドスタイルから始まって
途中
アコースティックのステージをこなして
また、バンドスタイルで
終演までやる
そんなパターンは変わらず。
エンターテナー的な所は持ち合わせでいる。

「シャングリラ」に収めてある
ラブバラード
は岡本おさみ作詞の
少しストレートな歌詞が照れ臭い。

しかし

照れ臭い歌詞も正面きって熱唱する
吉田拓郎。

圧巻のステージ
武道館であっても
音的にも
アーティストの力量的にも
バックバンドの演奏の成熟度的にも
三拍子揃った
素晴らしいベストテイクだと思われる
武道館での演奏。

後にも先にも
この時の演奏とシャウトし、熱唱する
バラードの
「愛の絆を」は
イチオシの吉田拓郎の歌だと
今でも思う。
これはなかなか超えられないだろうと…

何度となく聞き返してしまう。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。