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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

消えていくもの 吉田拓郎

2022-06-26 08:13:00 | 僕の音楽日記
スポーツ紙に
吉田拓郎リタイアの文字

一時代を築いた
日本の音楽シーンに
大きな影響を残したアーティスト
吉田拓郎以前と以後
という言い方もされ
それほど
吉田拓郎さんの出現において
音楽シーンが
変わった。


コンサートツアー
レコード会社
オールナイトコンサート
島でのコンサート
TVの歌番組に出ない姿勢


やることなすことが
最先端をいってたし
大きく価値観と 
自分のやり方を
通そうと突き進んだ
アーティストだった。

同じ時期に活躍したアーティストたちが
1人2人といなくなっていく昨今
引き際を
ちゃんとしているうちに
自らが
プロデュースして行なう。

それも
やはり吉田拓郎流
最後まで現役感を持つ
素晴らしいアーティスト
限りなく「今」を見つめ続けた。

生き方を示す
終わり方を示す
アーティストは終わり方が決まってない。
色々なアーティストが
手探りで駆け抜けてきた
それぞれの人生があり、やってきた土俵も違う。

それぞれのアーティストがいる中
吉田拓郎というアーティストは
こういう形で
終わっていく
消えていく
去っていく
リタイアしてく


僕たちに示している

最後のアルバムがもうすぐ発売になる。

多分、涙なくして聴けないと思う

当たり前だったものが
無くなっていく
消えていく

「消えていくもの」
この歌詞にもあるように
角のたばこ屋さん
仁丹を頬張ってた先生
優しい歳上の人

たしかにあったものが
消えていく…

なんだかせつなくて

なんだか虚しくて

なんだかやりきれなくて

どうしようもない
手持ち無沙汰の感情が
行き場をなくして
立ち尽くす。

消えていくんだね
消えてしまったね

それでいいんだよ…

って拓郎さんは
言ってるんだろうか?…